女木島 鬼ヶ島大洞窟|謎多き、鬼が沢山いる洞窟を冒険!【香川県高松市】

女木島 鬼ヶ島大洞窟 島・無人島
女木島 鬼ヶ島大洞窟

香川県高松市の女木島(めぎじま)には桃太郎伝説で有名な「鬼ヶ島大洞窟(おにがしまだいどうくつ」という場所があります。

1914年(大正3年)、香川県鬼無町の郷土史家、橋本仙太郎氏が発見し、1931年(昭和6年)に鬼ヶ島として公開されました。洞窟が造られたのは、なんと紀元前100年頃と言われています。

この鬼ヶ島大洞窟は自然のものではなく、何者かが人工的に掘削した跡があり、謎が多いミステリースポットとして知られています。

女木島 鬼ヶ島大洞窟入口

まだ解明されていない謎の多い洞窟なのですが、現在は女木島=鬼ヶ島として観光化され、全長約400mの洞窟には鬼のオブジェが点在しています。
洞窟のそばにある土産物屋では、きびだんごが食べられます。

女木島は瀬戸内国際芸術祭の会場にもなっています。

女木島 鬼ヶ島大洞窟のおすすめポイント

  • 鬼ヶ島大洞窟の中と外など周辺に無数の鬼瓦があります。(2013年の瀬戸内国際芸術祭で香川県内の中学生約3000人が制作。)
  • 婦女子を閉じ込める監禁室があります。(発見当時は壊れた石の扉があったとか)
  • 洞窟内で祀られている鬼ヶ島天満宮。
女木島 鬼ヶ島大洞窟の無数の鬼瓦

無数の鬼瓦

鬼のオブジェは皆コミカルな顔をしている

鬼のオブジェは皆コミカル2

女木島 鬼ヶ島大洞窟には、観光地化された後から作られた鬼や桃太郎のオブジェが設置してありますが、どの鬼も憎めないコミカルな顔をしています。

おそらく、怖い顔の鬼だと怖すぎて誰も近寄れなくなるからじゃないかと思います。

鬼のオブジェは皆コミカル

桃太郎伝説の地、鬼ヶ島=女木島説

岡山県に桃太郎伝説の逸話が残る地はいくつもありますが、香川県にもあります。

桃太郎のモデルになった吉備の国の稚武彦命(ワカタケヒトノミコト)という古代日本の皇族の方がいらっしゃいます。(岡山では吉備津神社の吉備津彦命(キビツヒコノミコト)が有名です)

昔々、讃岐の国(現在の香川)に住んでいた人々が鬼(海賊)の度重なる襲撃に苦しんでいることを知った稚武彦命は、

  • 岡山県備前にある犬島、(イヌ)
  • 香川県綾南町にある陶の猿王、(サル)
  • 香川県鬼無町にある雉ヶ谷に住む勇士(キジ)

を仲間に引き入れ、鬼退治をしたという逸話が桃太郎伝説のはじまりと伝えられています。(※諸説あります)

女木島 鬼ヶ島大洞窟の様子・口コミ

フェリーに乗って約20分で目的地に到着しました。 フェリーを降りてからは、洞窟の入り口付近まで有料バスで登ることになります。おおよそ10分くらいでしょうか。 サイクリングでも登ることができるそうですが、あの坂道では足がつりそうなので、今思えばやめておいて正解でした(笑)。
洞窟の入場券は券売機で購入しました。大人2人でおよそ1200円ほどでした。 洞窟内はやはり少し寒かったです。 鬼ヶ島の世界観が広がるように至る所にたくさんの鬼が配置されています。洞窟手前からは海が一望でき、天気が良かったので景色も美しかったです。 また、手作りの鬼瓦もたくさんありました。

フェリーで女木島に到着し、洞窟までのバスに乗って約10分ほどかかりました。陽気の良い5月でしたが、洞窟内に入ると外の気温とは異なり、肌寒さを感じました。狭くて低い洞窟を進むと、鬼たちがあちこちに君臨していました。
ただし、どの鬼も威圧感はなく、どこか可愛らしい雰囲気で表現されているのは、お子さんへの配慮なのかもしれませんね(笑)。 洞窟を出ると、瀬戸内海を一望できる展望台までの道があります。展望台からの眺めは素晴らしく、最高でした。

本当に面白い場所です。大洞窟に行くには港からバスで行くのがおすすめです。徒歩だとかなりきついと思います。大洞窟もとても魅力的です。天井が低い部分もありますので、注意が必要です。ぜひおすすめしたい島です。
大洞窟からさらに上に登った展望デッキも素晴らしいです。女木島は本当に素晴らしい島です。

女木島に訪れた際には、ぜひ鬼の巣窟にも立ち寄ってみてください。この場所は、女木島内でも港から最も遠いスポットの一つですので、芸術祭などで忙しいスケジュールの方は省略することも考慮されると良いでしょう。
また、通路はしゃがみながら通る箇所も多いため、身長の高い方や脚腰の状態が悪い方などは注意が必要です。

島の地元のおじいちゃん達、頑張っている姿が感じられますね。島を観光地化しようとしているので、フェリーやバスの接続についてももう少し考えてほしいですね。(汗)
フェリーに合わせてマイクロバスを運転してくれるのはありがたいですが、着いたらすぐに乗らないと…。せっかく周辺にもちょっとした散策などができる場所を作っているのに。
歩いたり自転車で行く人には時間の制約がないので関係ないかもしれませんが、あの山坂道は急で山登りも歩きも自転車も私には無理です…。
自分の車をフェリーに乗せてくるとなると、かなり高額になってしまいますね。
洞窟の入り口のおじいちゃん達は無駄に親切ですね(笑)お土産の手作りな「鬼ピー」を買って帰りました。

女木島 鬼ヶ島大洞窟の詳細

施設詳細情報
施設名 女木島 鬼ヶ島大洞窟(読み方:めぎじま おにがしまだいどうくつ
所在地 〒760-0092 香川県高松市女木町235
交通アクセス JR高松駅より徒歩10分の高松港(時刻表)から雌雄島フェリーで20分、女木港下船。
鬼ヶ島観光自動車バス洞窟行きで10分、洞窟前下車すぐ。
※女木港から歩くこともできますが、坂道を上るので疲れます。
駐車場 高松港にあり
営業時間 8:30~17:00(入場は16:30まで)
休業日 無休
利用料金 大人(高校生以上)600円、小人(小・中学生)300円、65歳以上300円、障害者手帳をお持ちの方300円(引率者無料)
※団体割引(15人以上)1割引 大人500円、小人250円
※一般幼稚園児は無料 但し(団体15人以上)は150円/人
※当ページ記載の料金は、令和2年9月1日時点の料金です。
問合せ先 087-840-9055(鬼ケ島観光協会)
公式サイト 鬼ヶ島観光協会公式サイト
備考

周辺観光情報 ここもオススメ!

岡山にも桃太郎伝説の起源となっている名所がいくつもあります。
はたして正しいのはどちらか?それとも?ロマンがありますね。

岡山県総社市にある、鬼が住んでいたといわれる山城「鬼ノ城(きのじょう)

吉備津神社は温羅退治を行ったとされる吉備津彦命(キビツヒコノミコト)を加夜臣奈留美命(カヤオミナルミノミコト)が祀ったことで始まったと言われています。

白山神社の境内には退治された鬼のモデルとなっている「温羅(おんら)」の首が埋められているとされる首塚があります。ちょっと怖いですね。

 

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