岡山県津山市にある「安国寺(あんこくじ)」は、津山城跡のすぐ近くに存在する寺院で、津山市の重要文化財に指定されている元禄時代に造園された庭園「石林園」が有名です。
安国寺は江戸時代の初期までは「善福寺」という寺名だったそうで、宝暦年間(1751~1764)の間に作東町の善福寺を津山に移転し、現在の「安国寺」の名前を継いだといわれています。
元内閣総理大臣平沼騏一郎のお墓もあります。
安国寺のおすすめポイント
梵鐘
この梵鐘の竜頭は双竜式で彫りも深く相貌に迫力があります。
銘文によると、永和三年(1377)に久米南条郡長岡(現、津山市金屋)の鋳物師百済源次によって、「作州高倉県」(現、津山市下高倉付近)の寄松山多聞寺の梵鐘として製作されたものです。
梵鐘には永和3年(1377年)と刻銘されていることから美作地方では最古の物と言われています。
その後の経緯は不明ですが、延享二年(1746)に下高倉の畑の土中から発見され、小田中村の善福寺に寄進されたと記されています。
池泉回遊式庭園「石林園」
安国寺の庭園である「石林園」は津山市の重要文化財に指定されています。
この庭園は江戸時代初期に列堂和尚という方によって作庭されたといわれています。
古くから美作地域では「衆楽園」に次ぐ名園ともいわれていたようです。
安国寺の様子・口コミ
ナビに散々裏手の住宅街をぐるぐる迷わされた上でやっと辿り着きました。別方向からだととても目に付くはずだったのに….庭園を目当てに行きましたが案内板などが無く何処か分かりませんでした。
新日山安国寺不動院金堂。寺院を再興した安国寺恵瓊は、関ヶ原の後、
家康に斬首抹殺された。本能寺の変以降秀吉と共にあった怪僧に思いを馳せつつ、広島を後に八つ墓村冒頭の映像シーンにもなった神庭の滝へ。津山にてcarreraS。 pic.twitter.com/V4qJgTuRiR— surcarrera (@surcarrera) October 21, 2020
石林園という名前だそうです。
奥の方にキレイで風情ある庭園がありました。
⛳️安国寺庭園⑧。
また安国寺の梵鐘🔔は #岡山県指定重要文化財 。室町時代に「寄松山多聞寺」の梵鐘として制作されたもので、多聞寺が焼かれて廃寺となった後、江戸時代に畑の土中から発見され善福寺(安国寺)に寄進されたそう。本堂の屋根の卍型の飾りも気になる。#庭園 #日本庭園 #津山 #岡山 pic.twitter.com/TVdpMW9J7F— 日本庭園メディア『おにわさん』中の人 (@oniwastagram) November 27, 2019
現在 御朱印はされてないそうです
安国寺の詳細情報
施設名 | 臨済宗妙心寺派 万歳山 安国寺(読み方:あんこくじ) |
---|---|
所在地 | 〒708-0006 岡山県津山市小田中1203 |
交通アクセス | 中国自動車道院庄ICから約10分 JR津山駅からタクシー約15分 |
駐車場 | 普通車8台 |
営業時間 | 拝観自由 |
休業日 | なし |
利用料金 | 拝観無料 |
問合せ先 | 0868-22-5009(安国寺) |
公式サイト |
周辺観光情報 ここもオススメ!
津山市には「安国寺」のほかにも見どころが沢山あります、ぜひ訪れてみてくださいね。
コメント