湯原温泉郷(湯原温泉街)|西の横綱と称される岡山の名湯【真庭市】

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湯原温泉街
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岡山県真庭市にある「湯原温泉郷(湯原温泉街)」は、奥津温泉郷湯郷温泉郷とともに中国山地で”美作三湯”と称される温泉地で、昭和31年には国民保養温泉地に指定されました。

また、湯原温泉の象徴である砂湯は、昭和56年に温泉評論家の野口冬人がまとめた「露天風呂番付」で西の横綱に格付けされています。

湯原温泉街の街並み

湯原ダムの下流にある旭川沿いに広がる湯原温泉は、最初にたたら場の労働者の療養場として栄えました。

湯原温泉街の油屋

湯原温泉が全国的に有名になったのは、豊臣秀吉の側室「おふくの方」が湯原温泉で病を治したことがきっかけでした。

湯原温泉街のおすすめポイント

 

湯原温泉街の周辺施設紹介

露天風呂 砂湯(すなゆ)

湯原温泉 砂湯の全体

砂湯は、全国露天風呂番付の西の横綱として知られる、高さ約73mの湯原ダムの堤防に位置し、四季折々の自然美を楽しめる野趣あふれる露天風呂です。24時間、年中無料で利用でき、夏の夜には満天の星空とカジカの声を楽しむことができます。この露天風呂には「美人の湯」「子宝の湯」「長寿の湯」の3つの湯があり、男女混浴となっています。

砂湯の歴史は平安中期に遡り、僧侶によって開かれました。初代津山藩主・森忠政が川底から湧き出る泉源を石で囲い、湯船を造ったと伝えられています。この素晴らしい景色と歴史を感じることができる露天風呂で、リラックスしながら心身を癒してみてください。

施設詳細情報
施設名 湯原温泉 砂湯(読み方:すなゆ)
所在地 〒717-0402 岡山県真庭市湯原温泉
交通アクセス JR中国勝山駅から湯原温泉・蒜山高原行きバス約35分
「湯原温泉」下車、徒歩約15分
駐車場 普通車50台(市営駐車場を利用)
営業時間 24時間
定休日 清掃の為入浴できません
・毎週水曜日 午前
・毎月第1金曜日 10:00~14:00
利用料金 無料
問合せ先 0867-62-2526(湯原観光情報センター)

湯原温泉 手湯足湯

湯原温泉の手湯足湯(てゆあしゆ)の様子

手湯足湯(てゆあしゆ)」は、湯原温泉街のからんころん通りつづみ橋のたもと、与謝野鉄幹夫妻の歌碑の前にある足湯です。

珍しい、手を温めることができる”手湯”も併設されています。日中のみ利用可能です。

施設詳細情報
施設名 湯原温泉 手湯足湯(読み方:てゆあしゆ)
所在地 〒717-0402 岡山県真庭市湯原温泉
交通アクセス 米子自動車道湯原ICから約10分
駐車場 あり
利用時間 朝~21時頃まで。深夜から早朝は利用できません。 (時間不定)
利用料金 無料
問合せ先 0867-62-2526(湯原観光情報センター)

マスの自然釣場

マスの自然釣場

ダムのすぐ隣にある自然の川をせき止めた釣り場(釣り堀)では、ニジマスが放流されており、マス釣りが楽しめます。ビギナーでも比較的手軽に楽しめるため、釣りの快感を十分に味わうことができます。

この釣り場は若い女性にも人気が高く、友達や家族と一緒に楽しむことができる素晴らしいスポットです。釣った魚を持ち帰ることもできるので、自然を感じながら新鮮な魚を味わうこともできます。

所在地 岡山県真庭市湯原温泉8-2
問合せ 0867-62-2063(湯原漁業協同組合)
定休日 無休
アクセス ダムのすぐとなり

湯原ふれあい交流センター(元湯 湯本温泉館)

湯本温泉館

湯原ふれあい交流センター(元湯 湯本温泉館)は、湯原温泉街の中心に位置する町営の温泉館で、地域の人々や観光客に親しまれています。施設内には普通湯のほかにサウナ、ジャグジー、身障者や高齢者用の浴室も完備されており、幅広い年齢層の方が利用できるよう配慮されています。

また、湯原ふれあい交流センターでは、お風呂に関するグッズや地元の特産品が購入できるショップもあります。さらに、観光パンフレットも置いてあるので、湯原温泉周辺の観光情報を知ることができます。

温泉を楽しみながら地域の文化や特産品に触れることができる場所として、訪れた際にぜひ立ち寄ってみてください。

施設詳細情報
施設名 湯本温泉館(ゆもとおんせんかん)
所在地 〒717-0402 岡山県真庭市湯原温泉23-2
交通アクセス JR中国勝山駅から湯原温泉・蒜山高原行きバス約35分、「湯原温泉」下車、徒歩約10分
駐車場 普通車3台、近くに市営駐車場(50台)あり
営業時間 10:00~22:00(最終受付21:30)
定休日 なし
利用料金 大人600円、小人300円、家族風呂 3,000円
問合せ先 0867-62-2039(湯本温泉館)

ゆばら湯っ足り広場

ゆばら湯っ足り広場

ゆばら湯っ足り広場」は、湯原温泉街の玄関口にある源泉かけ流しの足湯広場です。
芝生・土広場などもあり、横にはRVパークも隣接、キャンピングカーでの宿泊が可能です!

周辺には、マスコットのはんざきさん(オオサンショウウオ)のオブジェにたくさん出会うことができます。

施設詳細情報
施設名 ゆばら湯っ足り広場(読み方:ゆばらゆったりひろば)
所在地 岡山県真庭市豊栄1525
交通アクセス 米子自動車道湯原ICから車で約7分
駐車場 普通車33台
営業時間 はんざき足湯
夏期(4~10月)7:00~21:00
冬期(11~3月)9:00~18:00
休業日 年中無休
利用料金 【RVパーク】1泊1,000円/1台1区画
問合せ先 0867-62-2011(真庭市湯原振興局窓口 9:00~17:00)

湯原温泉ミュージアム

湯原温泉ミュージアム

湯原温泉ミュージアムは、湯原温泉街にある文化施設で、一階には多目的ホールが設けられており、各種イベントや展示会などが開催されます。

また、温泉卓球やワニワニパニックならぬ「はんざきパニック」も楽しむことができる観光情報センターも併設されています。

二階には、湯原温泉地域とゆかりの深い詩人・野口冬人記念館があります。記念館では、彼の詩や書簡、写真、詩が刻まれた石碑があり、彼の作品に触れることができます。

施設詳細情報
施設名 湯原温泉ミュージアム
所在地 〒717-0402 岡山県真庭市湯原温泉124
交通アクセス 米子自動車道湯原ICから約10分
駐車場 あり(2台)
営業時間 9:00~18:00(季節により変更あり)
休業日 水曜日
利用料金 2階の資料館:中学生以上200円、小学生以下無料
温泉卓球:30分 500円
問合せ先 0867-62-3485(湯原温泉ミュージアム)

はんざきセンター(オオサンショウウオ保護センター)

オオサンショウウオ保護センター(はんざきセンター)の展示

岡山県では、国指定天然記念物であるオオサンショウウオが「半分に割いてもなかなか死なない」という生命力から、「ハンザキ」と呼ばれています。実際にはそんなことをしてはいけません。

オオサンショウウオ保護センター(はんざきセンター)では、オオサンショウウオの骨格標本や淡水魚が展示されています。湯原温泉で人気だった「マーちゃん」(推定年齢150歳)も標本としてここで展示されています。
はんざきセンターは、オオサンショウウオについて学びたい人におすすめの場所です。

施設詳細情報
施設名 オオサンショウウオ保護センター(はんざきセンター)
所在地 岡山県真庭市豊栄1515
交通アクセス 米子自動車道湯原ICから約10分
駐車場 普通車30台、バス10台
営業時間 9:00~17:00(6月1日~10月31日は19時まで)
休業日 年末年始
利用料金 無料
問合せ先 0867-62-2011(真庭市湯原振興局)

湯原温泉薬師堂

湯原温泉薬師堂

温泉街の中央にある温泉薬師堂は、失ったものが帰ってくるお薬師様として多くの信仰を集めています。あなたが失った物、お金、健康、恋人などが帰ってくるかも…?ぜひお参りしてみてください。

さらに詳しい説明が聞きたい方は、温泉薬師堂に向かって右の柱にあるスイッチを押すと、独楽を制作している「はんざきや」のご主人が情緒たっぷりに歴史を語るテープが流れます。聞きながら温泉薬師堂の歴史や背景を知ることができます。

また、温泉薬師堂に来た際には、薬湯もぜひ試してみてください。体に良い温泉を飲むことで、体の中から美しく健康になれます。このお湯でコーヒーを入れると、驚くほど美味しいコーヒーが楽しめるそうです。

所在地 温泉街の中央に位置
アクセス 湯原ふれあいセンターの向かい

ドラゴン遊技場

ドラゴン遊技場

湯原温泉街に懐かしい「射的店」が復活し、旅館組合が運営するという全国初の射的場としてオープンしました。
昔ながらの雰囲気を味わえる射的店は、湯原温泉街の観光スポットとして、多くの人々に楽しまれています。

所在地 岡山県真庭市湯原温泉36
問合せ先 0867-62-2695
営業時間 15時~22時
休日 平日(金、土、日、月曜日および連休などは営業する場合あり)

湯原温泉街の年間恒例イベント

6・26「露天風呂の日」

6・26「露天風呂の日」

湯原温泉が全国へ向けて情報発信する最大のイベントである大温泉感謝デーです。湯原温泉は、昭和62年から全国に先駆けて6月26日を「ろ(6)てん(・)ぶろ(26)」の語呂合わせから「露天風呂の日」として命名し、イベントが開催されています。

朝6時26分にお湯取りの儀式が行われ、地域振興イベントとして全国的に有名となりました。
当日は、旅館やホテルの内湯が無料開放され、宿泊料金も6,260円になるなど、飲食店や土産物店も参加する遊び心満載のユニークなイベントです。

開催時期 毎年6月26日
会場 露天風呂「砂湯」ほか
問い合わせ 0867-62-2526(湯原の里振興プロジェクト委員会)

はんざき祭り

湯原温泉はんざき祭り

湯原温泉の夏の風物詩として、「はんざき祭り」が開催されます。「はんざき」とは、オオサンショウウオのことを指します。8月7日の前夜祭では、お祭り広場を中心に主に子ども向けのイベントが行われ、商工会の青年部や女性部などのボランティアによる夜店が人気を集めます。

8月8日の本祭りでは、日暮れと共にお祭りが始まります。はんざきの大きな(10メートル)張り子を引き回し、約300人の道中囃子が温泉街を練り歩きます。また、夜には花火大会も開催され、多くの人々が楽しんでいます。

開催時期 毎年8月7、8日
会場 湯原温泉 おまつり広場
問い合わせ 0867-62-2526(湯原の里振興プロジェクト委員会)

ゆず湯(柚湯)

湯原温泉露天風呂(砂湯)ゆず湯

湯原温泉露天風呂(砂湯)がこの日、ゆず湯になります。
「冬至にゆず湯に入ると一年間風邪をひかない」と言われていることから行われています。

開催時期 毎年冬至(12月下旬)
会場 露天風呂「砂湯」
問い合わせ 0867-62-2526(湯原の里振興プロジェクト委員会)

クリスマスキャンドル in 砂湯

キャンドルファンタジーin湯原温泉

キャンドルファンタジーin湯原温泉」では、湯原温泉露天風呂(砂湯)周辺で626本のキャンドルが点灯されます。クリスマスナイトをファンタジックな露天風呂で楽しんでください。

開催時期 毎年12月24日頃
会場 露天風呂「砂湯」
問い合わせ 0867-62-2526(湯原の里振興プロジェクト委員会)

湯原温泉街の歴史

湯原温泉は古くから湧き出ており、多くの人々に利用されてきました。

湯原温泉は平安時代からあった

湯原温泉周辺には、古代に「たたら製鉄」が行われたとされる史跡が点在し、8社の式内社が存在することから、古くから湯原温泉の存在が知られていたと考えられます。

湯原温泉の開湯伝説によれば、平安時代中期に性空上人が重い病にかかり、霊夢で神童が現れて湯原温泉の場所を教えたそうです。
性空上人がその場所に行くと源泉を見つけ、病気も治ったとされています。

おふくの療養の為湯屋が整備された

湯原温泉が文献に初めて登場するのは、天正12年(1584)で、豊臣秀吉の側室であり五大老宇喜多秀家の生母「おふくの方」が病気になった際、秀家が湯屋を設けて療養したと記録されています。

美貌で有名なおふくが病気になった際、家臣によって湯原温泉が整備され、湯屋が建設されました。

おふくのために作られた湯屋は大規模で、10棟以上の宿泊施設が設けられ、おふくは長期間にわたってじっくりと湯治を行ったと言われています。

湯原温泉街の様子・口コミ

湯原温泉街を歩きました、風情があって良かったです。
小さなクリスマスマーケットみたいなものもあり冬でも賑わっていました。

やっぱり下道が最高ですわ!
湯原温泉街の雰囲気とかは、高速道路使うと味わえないですからね!
旭川の川沿いに温泉宿がある感じなのですが、千と千尋の神隠しを彷彿させていて、何とも言えない感じで素晴らしいですね。

湯原温泉街の夜を満喫。さまざまな大きさの旅館やホテル、飲食店、スナック、お土産屋などが立ち並ぶ古き良きレトロな温泉街です。
夜は川沿いを中心にライトアップされ、多くの宿泊客が散策していましたよ。

湯原温泉街の詳細情報

施設詳細情報
施設名 湯原温泉街(湯原温泉郷)
所在地 〒717-0402 岡山県真庭市湯原温泉
交通アクセス 米子自動車道 湯原ICから車で5分
岡山ICより車で約1時間
大阪・広島より車で約2時間半
駐車場 河川敷に市営駐車場あり
営業時間 施設による
問合せ先 0867-62-2526(湯原観光情報センター)
営業時間 10:00~18:00 定休日なし
公式サイト 湯原温泉郷
泉質・効能 アルカリ性単純温泉、無味無臭
慢性リューマチ、運動器障害、神経痛など

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