西大寺会陽 はだか祭り|2024年2月第3土曜開催!約9,000人のまわしを締めた裸の男達が激しく戦う【岡山市東区】

西大寺会陽(はだか祭り) 伝統行事

岡山市東区西大寺で2月に開催される「西大寺会陽(さいだいじえよう)・ はだか祭り」は、全国的に有名な伝統行事で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

厳冬の深夜、西大寺観音院の本堂 御福窓(ごふくまど)から投下される2本の宝木(しんぎ)をめぐって、約9,000人のまわしを締めた裸の男たちが激しく戦います

西大寺会陽 はだか祭りの様子

その様子は、まるで火花が散っているような光景です。
この宝木を取った者は、福男と呼ばれ、福が得られると知られています。

西大寺会陽はだか祭りチラシ

西大寺会陽 はだか祭りのおすすめポイント

  • 永正7年(1510年)から500年以上の歴史がある伝統行事です。
  • 西大寺駅前ではイルミネーションイベント「西大寺ファンタジー」が同時開催されます。
  • 会陽の前日には宵祭りが行われます。
  • 翌日からは二週間の後祭りが行われます。
  • 花火の打ち上げや屋台の出店、フリーマーケットも開催され町全体が盛り上がります。

はだか祭りの顔ハメパネルがある

ふんどし姿の屈強な男たちになれる顔ハメパネルがあります。
立派なお寺の境内に突如現れるパネルは味わいがあります。

はだか祭りの顔ハメパネル

お寺にはだか祭り観覧席がある

まるで地下闘技場のような、はだか祭り専用の観覧席を備えたお寺は、世界中探しても中々ないのではないでしょうか。

お寺にはだか祭り観覧席

西大寺会陽 はだか祭りの歴史

裸祭りの起源は奈良時代

裸祭りは、天下の奇祭として広く知られていますが、その歴史は古く奈良時代にさかのぼります。
新年の大祈祷を開山の安隆上人が伝え、毎年旧正月元日より14日の間開催されていました。

永正7年(1510年)、参詣の信者に守護札を出したところ、これを戴く者は福が得られると希望者が続出し、やむおえず参詣者の頭上に投げたので奪い合いとなり、身体の自由を得るため裸となりました。これが西大寺会陽(はだか祭り)の起源になったと伝えられています。

その護符はやがて紙から木になりました。
かつて「真木」と呼ばれ、神の木とされていた頃の音だけが残って、現在は「宝木(しんぎ)」と書くようになりました。

西大寺会陽には女性の姿も

午後7時ごろ、白衣をまとった一団が西大寺境内の垢離取場(こりとりば)に姿を見せます。
そして祭りの開始を告げる「会陽太鼓」の打ち手は全て女性となっています。

男たちを鼓舞する「炎祷」と「龍神」の2曲を交互に演奏し、これから始まる男たちの裸祭りに祈りを捧げます。

西大寺会陽 はだか祭りのレビュー・口コミ

ここは2月に行われる裸祭りの会場で、海外からの参加者も多く、ホテルが取れないほどの盛況ぶりです。

西大寺会陽(裸まつり)は、岡山市にある寺院で、非常に有名なお寺です。縁起によると、周防国から大和の長谷寺まで観音像を船で運ぼうとしたところ、この地に立ち寄った後、つないだ船を出そうとしても全く動かなくなり、この地に安置すべきとの思し召しと理解してお堂を築いたとされています。そのため、海に向かって竜宮のような門が設けられています。
西大寺会陽(裸まつり)は、この寺の最大行事であり、大きく外陣が取られた本堂(市重文)や舗装されていない境内、そして観覧席は、すべてこの行事に合わせたものであると思われます。境内には何千人もの褌姿の男たちが詰めかけ、二本の宝木(しんぎ)を奪い合う迫力満点の光景が見られます。

この日は、会陽の後に行われる護摩供養が行われていました。私たちは昼過ぎに訪れたため、火渡りが始まる直前でした。子供たちは平気で歩いていましたが、私たちはちょっと怖くて参加する勇気はありませんでした。それでも、このお寺にはいろいろなご利益があると聞いています。機会があればまた訪れたいと思います。

西大寺会陽のはだか祭りに参加しました。福男には選ばれませんでしたが、参加することで1年を締めくくり、今年の目標に向けて頑張ることを願っています。機会があればまた参加したいと思っています。

西大寺会陽 はだか祭りの詳細

イベント詳細情報
イベント名 西大寺会陽(さいだいじえよう) ・はだか祭り
開催期間 2024年2月17日(土)
毎年2月の第3土曜日開催、前日には会陽宵祭りが行われます
会場 岡山県東区西大寺中3丁目8−8西大寺観音院
交通アクセス JR西大寺駅から徒歩約10分
料金 飲食した分
駐車場 あり
問合せ先 086-942-0101(西大寺会陽奉賛会【岡山商工会議所西大寺支所内】)
リンク 西大寺会陽公式サイト
備考

周辺観光情報 ここもオススメ!

岡山市には「西大寺会陽・はだか祭り」の他にも見どころが沢山あります。ぜひ足を運んでみてくださいね。

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