岡山県の奇祭・変わった祭り11選!はだか祭りや護法祭など

岡山県の奇祭、変わった祭りをまとめて紹介 まとめ記事

岡山県には、伝統的な祭りやイベントが数多くありますが、中には非常にユニークなものもあります。こうした奇祭の多くは古くから続く伝統行事であり、その祭りを通して地域の歴史や文化が伝承されています。

これらの奇祭や変わった祭りには、地元の人々に受け継がれる風習や努力が詰まっており、観光客や訪問者にとっても、岡山県の魅力を体感できる素晴らしいイベントとなっています。
今回の記事では、岡山県の奇祭・変わった祭りをまとめてご紹介します!

西大寺会陽 はだか祭り【岡山市東区】

西大寺会陽はだか祭りチラシ

岡山市の西大寺で2月に開催される「西大寺会陽 はだか祭り」は、全国的に有名な伝統行事で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

冬の深夜、西大寺観音院の本堂 御福窓から投下される2本の宝木をめぐり、約1,000人のまわしを締めた裸の男たちが激しく戦います!

西大寺会陽 はだか祭りの様子

イベント詳細情報
イベント名 西大寺会陽(さいだいじえよう) はだか祭り
開催期間 毎年2月の第3土曜日
会場 〒704-8116 岡山県東区西大寺中3丁目8−8西大寺観音院
交通アクセス JR西大寺駅から徒歩約10分
料金 飲食した分
駐車場 あり
問合せ先 086-942-0101(西大寺会陽奉賛会【岡山商工会議所西大寺支所内】)

奇祭 護法祭(ごほうさい)【岡山県 美咲町・久米南町】

護法祭のチラシ

岡山県久米郡には、700年の伝統を持つ県指定の無形民族文化財の奇祭「護法祭(ごほうさい)」が伝承されています。美咲町の「両山寺」で毎年8月14日、久米南町の「清水寺」で毎年8月15日の深夜に行われる伝統行事です。
修験者に憑依した「護法実(ゴーサマ)」が、闇の中の境内を縦横無尽に駆け回る奇祭です!
精進が足りない者は護法実に捕まり、災難にあったり三年以内に命を落としたりもすると伝承されており、参拝者はゴーサマに捕まらないように逃げまくります。

護法祭の様子

行事の詳細情報
行事名 護法祭(読み方:ごほうさい)
会場 両山寺(りょうさんじ) 岡山県久米郡美咲町両山寺454
清水寺(せいすいじ) 岡山県久米郡久米南町上籾614
交通アクセス 両山寺 JR亀甲駅から車で約20分または、和田北行きバス約20分、「稲荷乢」下車、徒歩約30分
清水寺 JR弓削駅から車で約20分または、中国自動車道院庄ICから約45分、山陽自動車道岡山ICから約60分
開催日 両山寺 毎年8月14日
清水寺 毎年8月15日
開催時間 深夜~明け方
問合せ先 0868-68-0011(両山寺)
086-728-3184(清水寺)

奇祭 五大力餅会陽【岡山県美作市】

五大力餅会陽過去の案内

五大力餅会陽」は、岡山県美作市の顕密寺で行われる伝統行事で、毎年2月の第一日曜日に開催されます。
あわせて総重量185kgの鏡餅を運ぶ奇祭で、力自慢の大人たちが距離を競います!最も長い距離を歩いた人が福男とされます。重さ53キロの子ども版も開催されます。

五大力餅会陽

イベント詳細情報
イベント名 五大力餅会陽(ごだいりきもちえよう)
開催期間 毎年2月第1日曜日
会場 〒701-2601岡山県美作市尾谷1111 顕密寺(けんみつじ)
交通アクセス JR林野駅からタクシー約20分
または、岡山行きバス約20分、「尾谷」下車、徒歩約10分
料金 無料
駐車場 普通車30台
問合せ先 0868-74-2456(顕密寺)

奇祭 弘法寺の踟供養(ねりくよう)【岡山県瀬戸内市】

踟供養(ねりくよう)案内

岡山市と瀬戸内市の丁度境目付近に位置する弘法寺では、空洞になった木製阿弥陀如来を地元男性がかぶる日本唯一の「踟供養」が開催されることで有名です。大勢の観客の前で堂々と被ります。

踟供養は面や衣装を人が着て、阿弥陀聖衆来迎の様を荘厳かつリアルに演じる法会です。

弘法寺の踟供養(ねりくよう)1

施設詳細情報
施設名 弘法寺(読み方:こうぼうじ)
所在地 〒701-4304 岡山県瀬戸内市牛窓町千手
交通アクセス ・岡山ブルーライン西大寺ICから約20分
・JR西大寺駅から牛窓方面行きバス約20分、「弘法寺前」下車
駐車場 あり(40台)
利用料金 見学自由
問合せ先 0869-34-2050(遍明院)

奇祭 湯原温泉はんざき祭り【岡山県真庭市】

湯原温泉はんざき祭り過去の案内

湯原温泉はんざき祭り」は、国の特別天然記念物に指定されているオオサンショウウオ(はんざき)にちなんだお祭りで、毎年8月8日には開催され、前夜祭が8月7日に開催されます。

大はんざきの山車や道中ばやし、総踊り、光り輝く長さ10メートルのねぶたが登場して町内を練り歩きます。お祭りの最後には1000発を超える花火が夜空を彩ります!

湯原温泉はんざき祭り

イベント詳細情報
イベント名 湯原温泉はんざき祭り
開催期間 前夜祭:2023年8月7日
本祭り:2023年8月8日
毎年8月8日にはんざき祭りは開催されます。
会場 岡山県真庭市 湯原温泉街
交通アクセス JR中国勝山駅から湯原温泉・蒜山高原行きバス約35分、「湯原温泉」下車、徒歩約15分
料金 飲食した分
駐車場 あり
問合せ先 0867-62-2526(湯原観光情報センター)

勝山喧嘩だんじり【岡山県真庭市】

勝山喧嘩だんじり過去の案内

勝山喧嘩だんじり」という岡山県真庭市で開催される伝統的なお祭りです。
毎年10月19日、20日に開催されます。
真庭市勝山にある高田神社、高応神社、一宮神社、鈴神社、玉雲宮で催される秋祭りで、風情ある城下町で9台のだんじりが正面からぶつかりあいます。

勝山喧嘩だんじり

イベント詳細情報
イベント名 勝山喧嘩だんじり
開催期間 毎年10月19日、20日に開催
会場 勝山新町商店街から勝山振興局までの間4ヶ所
交通アクセス JR中国勝山駅から徒歩で1分
中国道 落合ICから車で20分
米子道 久世ICから車で15分
料金 無料
駐車場 あり
問合せ先 0867-44-2120(勝山観光協会)

久世祭り だんじり喧嘩【岡山県真庭市】

久世祭り過去の案内

久世祭り だんじり喧嘩」は、岡山県真庭市で開催される、神輿とだんじりが練り歩く大規模なお祭りです。宵祭りでは、5社の御神輿が久世商店街を練り歩き、9社のだんじりがぶつかり合う勇壮な「だんじり喧嘩」は、火花が散っているような光景が見られます。
喧嘩後、だんじりが一斉に鐘や太鼓を鳴らす中、餅まきが行われます。

久世祭り だんじり喧嘩

イベント詳細情報
イベント名 久世祭り だんじり喧嘩
開催期間 毎年10月25日、26日
会場 〒719-3201 岡山県真庭市 久世商店街周辺
交通アクセス 米子自動車道「久世IC」から国道181号線を西へ約5分
中国自動車道「落合IC」から国道313号線を北へ約10分
JR久世駅から徒歩約10分
料金 飲食した分
駐車場 河川敷駐車場、旧遷喬尋常小学校駐車場、真庭市役所駐車場
問合せ先 0867-42-1033(真庭市産業政策課)

伝統行事 おしぐらんご【岡山県笠岡市】

おしぐらんご

おしくらんご」は、初夏を迎えようとする笠岡市金浦地区の風物詩で、源平合戦が起源と言われる伝統行事です。笠岡市の無形民俗文化財に指定されています。
地元住民が赤(平家)と白(源氏)の旗ざおを掲げた和船で紅白二組に分かれ、二隻の和船に6人ずつのこぎ手が乗り、勇壮なこぎ比べを繰り広げます。

イベント詳細情報
イベント名 おしぐらんご
開催期間 例年6月第一日曜日ごろ
※旧暦5月5日に近い日曜
会場 〒714-0081 岡山県笠岡市笠岡2435−2 金浦湾
交通アクセス R笠岡駅から福山行きバス約10分、「金崎」下車
料金 飲食した分
駐車場 あり
問合せ先 0865-62-6622(笠岡市観光協会)

真鍋島の走り神輿【岡山県笠岡市】

真鍋島の走り神輿

走り神輿」は、笠岡市真鍋島にある八幡神社のお祭りで、三体の神輿が島の路地や海岸沿いを走り抜けます。近年ではゴールデンウイーク中(5月上旬)に開催されています。
八幡神社から下りた御輿が、前の浜で飾り立てた漁船に乗りこみ、海を渡り本浦地区に上陸、島の通りを駆け抜けるところが見せ場です!

イベント詳細情報
イベント名 真鍋島の走り神輿(まなべしまのはしりみこし)
開催期間 毎年5月上旬
会場 〒714-0037 岡山県笠岡市真鍋島
交通アクセス JR笠岡駅から笠岡港まで徒歩約10分、笠岡港から高速船約45分(普通船約70分)
料金 無料
駐車場 笠岡港にあり
問合せ先 0865-69-2147(笠岡市観光連盟)

冬絵ぶた&イルミネーション【岡山県高梁市】

冬絵ぶた&イルミネーション2

岡山県高梁市のマンガ絵ぶた公園で開催される「冬絵ぶた&イルミネーション」は、高梁市恒例のイルミネーションイベントです。
町内外の各団体が制作したミニ絵ぶたとイルミネーションの輝きが、街並みを美しく彩ります。

イベント詳細情報
イベント名 冬絵ぶた&イルミネーション
開催期間 2022年12月3日(土)~2023年1月31日(火)
【開催時間】17:00~22:00
会場 〒716-0201 岡山県高梁市川上町地頭1779−1マンガ絵ぶた館
交通アクセス JR備中高梁駅から地頭行きバス約30分
料金 入場無料
駐車場 50台
問合せ先 0866-48-2000(マンガ絵ぶたまつり実行委員会/備北商工会川上支所)

奇祭 井原鬼まつり【岡山県井原市】

井原鬼まつり

井原町の秋祭は別名「井原 鬼まつり」と呼ばれ、約100匹の恐ろしい形相の鬼たちが御神幸の先払を務める奇祭として知られています。

向こう1年間の家内安全を願い、鬼の背中や槍先に刺した御幣を争奪すると、無病息災のご利益があると言われていますが、現在ではその風習が変化して、御幣は御神幸の後に神社で手に入れることができます。
各地区ごとに先導役を鬼たちが行い、子供神輿が巡行し、その後御神幸が神社を出発します。

イベント詳細情報
イベント名 井原鬼まつり
開催期間 例年10月第4日曜 13:00~
会場 岡山県井原市井原町1243−1 井原公民館、井原町内
交通アクセス 【車】山陽自動車道笠岡ICから北へ約20分
【電車】井原鉄道井原線井原駅より徒歩20分
料金 無料
駐車場 なし
問合せ先 0866-62-8478(井原公民館)

岡山県の奇祭、変わった祭りまとめ

岡山県の奇祭、変わった祭りをここまで紹介してきました。

岡山県には、多様な祭りやイベントがあり、それぞれが地元の人々に愛されています。こうした祭りは、地域の文化や伝統を後世に伝えるとともに、地域の活性化にもつながっています。
また、奇祭のユニークな演出や雰囲気が、観光客や訪問者にとって、地元の魅力を体感できる貴重な機会となっています。

この記事では以下の祭りを紹介しました。

祭りに参加することで、地元の人々や文化、風習に触れることができ、旅の思い出をより深く残すことができるでしょう。

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