岡山県倉敷市矢部にある「鯉喰神社(こいくいじんじゃ)」は、鵜(う)へと変身した吉備津彦が、鯉(こい)に変化して逃げようとした温羅(鬼)を喰いあげ退治したと伝えられている場所です。
神社は日本最大の弥生墳丘墓(楯築遺跡)の上に建っておりまだ採掘途中なので、もしかしたら地下に何か埋まっているかもしれません。この墳丘は弥生時代としては日本一大きく、耶馬台国吉備説では、卑弥呼のお墓かもしれないという説もあるそうです!
岡山県にはこうした桃太郎(吉備津彦といわれる)、温羅(鬼)に関する伝説の残る地が点在しています。
鯉喰神社のおすすめポイント
- 瓦屋根には鯉の姿の瓦があります。
- 必勝祈願のご利益があります。
- 弥生時代最大級の墳丘墓「楯築遺跡」も見学することができます。
鯉喰神社の様子・口コミ
【鯉喰神社弥生墳丘墓】
所在地:岡山県倉敷市
東西約40m、南北約32mの長方形墳墓であり、吉備の弥生墳丘墓としては楯築遺跡に次ぐ規模である。発掘調査は未実施だが、古代吉備に特有の特殊器台や弧帯文石の破片などが採集されている。 pic.twitter.com/g6o3b6XFMh— 大弥生時代bot (@yayoibot8) December 8, 2022
お参りする時は、立つ場所が平坦でないので少し足元に注意。
岡山観光⑧『鯉喰神社』
追い詰めれた温羅が鯉となり、鵜になった吉備津彦命が、鯉になった温羅をくちばしですくい上げた場所といわれる
弥生時代の墳丘墓のうえに立っており、勝手な想像だが、この墳丘墓に葬られた人物に関する伝承と、温羅伝承が結合したのかもしれない pic.twitter.com/f2ZC8jzxGQ
— 猛禽類🦅 (@4423U) August 10, 2020
少し奥まった分かりにくい場所ではありますが、綺麗に手入れされているようです。
備中國 鯉喰神社
岡山県倉敷市矢部足守川流域
この辺りは
彌生期頃から
自然堤防上などに
大拠点集落が営まれ
社叢は墳丘墓上にあり
弧帯石などが出土
この地に纏わる
何らかの信仰が始まりとされ
在地豪族の
祖神崇拝を重ねし社とされる鯉喰の名のウラには
倭國に融合する
吉備の祈り渦巻く杜🌿✨ pic.twitter.com/3ntYWeKfii— まーねこ神名帳🐾 (@kutushitanekoR) December 4, 2022
JR桃太郎線備中高松、吉備津駅が最寄り駅ですが3km程あります。
鯉喰神社の詳細情報
施設名 | 鯉喰神社(読み方:こいくいじんじゃ) |
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所在地 | 〒701-0105 岡山県倉敷市矢部109 |
交通アクセス | 岡山自動車道岡山総社ICから約10分 JR桃太郎線備中高松、吉備津駅より3㎞ |
駐車場 | 道端に一台ほど駐車可能 |
問合せ先 | - |
公式サイト | 倉敷市公式サイト |
備考 | 神社の下に弥生墳丘墓があります。 |
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倉敷市には、鯉喰神社の他にも見どころが沢山あります。是非足を運んでみてくださいね。
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