松連寺|立派な石垣は必見!本堂には重要文化財の格天井と船戸【高梁市】

松連寺 パワースポット
松連寺

JR備中高梁駅から徒歩約10分のところにある「松連寺(しょうれんじ)」は、松連寺真言宗御室派仁和寺の中本寺で、本尊は大日如来です。

松連寺の如来像

すぐ近くに、映画『男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎』で、博の父親のお墓があるお寺としてロケ地にもなった「泰立寺 薬師院」があります。

現在の寺は明暦3年(1657)、市内奥万田より備中松山藩主・水谷伊勢守勝隆により移築されたものです。武家諸法度で城の新築は禁止され修理も難しい時代に、城の砦として築いたことは、城郭づくりそのままの石垣がよく物語っています。

松連寺の石垣

本堂の右側にある観音堂の格天井は、文禄の役(1592~1593)時に岡山城主・宇喜多秀家の御座船に使用されていたもので、船戸2枚とともに岡山県指定重要文化財に指定されています。
境内には清水比庵(ひあん)の歌碑などがあります。

松連寺の看板

松連寺のおすすめポイント

  • 寺からは高梁市街地を一望でき眺めが良いです。
  • 格天井と船戸は岡山県指定重要文化財に指定されています。
  • JR備中高梁駅から徒歩約10分とアクセスに便利な立地にあります。

松連寺の入口

松連寺の境内

松連寺の様子・口コミ

備中松山城の支城としての役割も果たしており、その石垣などは他の小さな城よりも立派であることが伝えられています。
武家諸法度が発布された後に増改築を勝手に行うと、お城が取り潰される可能性がある時代に、それを寺院と主張するのは大変な挑戦であったと言えるでしょう。

雑草が茂り、劣化した瓦が見受けられますが、逆に考えると、過度な観光客誘致や改修が行われていないことが、この場所に独特の侘び寂びの美しさを感じさせてくれます。
境内からは高梁市街や周囲の山々が一望でき、四季折々の美しい景色を楽しむことができるでしょう。

現在のお寺は、江戸時代初期に市内の奥万田から、備中松山藩主である水谷勝隆によって移築されたものだと言われています。
本堂の右側に位置する観音堂には、豊臣秀吉が朝鮮出兵の際の総督であり、岡山城主であった字書多秀家の御座船の格天井と船戸があるとのことです。石垣は、岡山城と同様に立派なものです。

城壁のような迫力ある石垣が印象的です。また、高梁駅からも近く、徒歩で行けます。
隣接するお寺は、「男はつらいよ」のロケ地として知られています。

松連寺の詳細情報

施設詳細情報
施設名 東向山 松連寺(読み方:しょうれんじ)
所在地 〒716-0041 岡山県高梁市上谷町4102
交通アクセス 岡山自動車道賀陽ICから約15分
JR備中高梁駅から徒歩約10分
駐車場 あり
営業時間 特になし
利用料金 拝観無料
問合せ先 0866-22-3042(松連寺)
公式サイト 高梁市観光サイト
備考

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高梁市には「松連寺」の他にも見どころが沢山あります。ぜひ足を運んでみてくださいね。

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