備中松山城|日本のマチュピチュ?雲海に浮かぶ標高日本一の山城【岡山県高梁市】

備中松山城 お出かけ
備中松山城

岡山県高梁市にある「備中松山城」は、標高430mの臥牛山頂上付近に位置し、雲海に浮かぶ光景から「天空の山城」「日本のマチュピチュ」等と呼ばれる、日本一標高の高い山城です

備中松山城は天守が現存する唯一の山城で、現在も残る12の現存天守のひとつであり、城跡は国の史跡に指定されています。
江戸時代に建てられた天守、二重櫓、そして土塀の一部は国の重要文化財に指定されています。

備中松山城の石垣

かつて備中松山城の城下町だった高梁市街地は、周囲を山々に囲まれた狭小な盆地であり、そこを岡山県下三大河川の一つである高梁川が北から南へと流れています。

備中松山城の内部

こうした地形的な特徴により、秋から冬にかけて発生した霧が盆地を埋め尽くし、「雲海」となります。
雲海の幻想的な風景が注目を集め、2016年度(平成28)には年間来城者が10万人を超える岡山でも人気の高い観光スポットになっています。

備中松山城の看板

備中松山城のおすすめポイント

備中松山城の本丸

  • 標高約430mの日本最高所に築かれた山城。また、天守閣が残っている日本唯一の山城としても有名です。
  • 城主がキュート。さんじゅーろーという非常にかわいい猫城主がいます!
  • 雲海に浮かぶ天空の城。雲海に浮かぶお城、天空の城としてメディアでも多数紹介されています。

備中松山城のさんじゅーろー

備中松山城の見学ツアー

備中松山城ふいご峠コース

「備中松山城」と城下町の人気観光施設、「武家屋敷館」「頼久寺庭園」を、共通券で回ることができる唯一の山城が、天守を残す「備中松山城」です。
タクシー(乗り合い)の送迎が付いているので、備中松山城が立つ臥牛山(がぎゅううざん)「ふいご峠(8合目)」と「JR備中高梁駅」の間でも、渋滞を気にすることなく楽しむことができます。

料金 お一人2,600円
所要時間 3時間30分(JR備中高梁駅発着)
対象年齢 おとなのみ
期間 10月~3月

雲海展望台コース

備中松山城が浮かぶ雲海の景色を見るためには、雲海展望台コースが最適です。このコースでは、雲海展望台から備中松山城を眺めることができます。雲海展望台乗合は10月から3月まで運行しています。詳細については、お問い合わせください。

雲海ウォーキング体験コース

雲海を満喫した後は、備中松山城へのウォーキングコースをご案内いたします。このコースは、豊かな自然と野鳥、城跡がたくさんあり、備中松山城を十分に楽しめるおすすめのコースです。

乗合は10月から3月まで運行しています。詳細については、お問い合わせください。

備中松山城の紅葉

備中松山城の紅葉

11月上旬の紅葉の時期には、山道を登った頂上の天守閣は、ちょうど紅葉で赤く色づいた木々に囲まれます。

また、天守閣の裏側の「搦手門跡」付近の紅葉が特に美しいそうです。

備中松山城の堀と紅葉

備中松山城の猫城主 さんじゅーろーについて

備中松山城の猫城主 さんじゅーろー

さんじゅーろーは、城を管理している一般社団法人高梁市観光協会が飼育し、世話をしている猫ちゃんです。
平成30年12月16日に「猫城主 さんじゅーろー」として迎えられました。

現在、さんじゅーろーが暮らすのは天守前の本丸にある五の平櫓で、ここにケージがあります。
本丸公開時間中(4月〜9月は午前9時〜午後5時30分、10月〜3月は午前9時〜午後4時30分まで)は、城の管理人と一緒に過ごしています。

猫城主さんじゅーろータクシー

毎日午前10時と午後2時に、管理人がリードに繋いで城内を巡回し、そのとき観光客がさんじゅーろーと触れ合うことができます。

さんじゅーろーは人懐っこく、お客さんを見ると自分から足元にすり寄っていきます。
どんな人にだっこされても嫌がりません。人懐っこいさんじゅーろーに会うと、その魅力に心を奪われる人も多いのだそうです。

備中松山城の口コミ・様子

駐車場からバス(500円)に乗って山上まで5分、そして更に20分歩くと目的地に到着します。駐車場から500円を節約すると、かなり厳しい道を歩くことになるので、バスを利用することをおすすめします。
実際の景色は写真では完全に伝えることはできないので、ぜひ現地に足を運んでみましょう。この山城は天守があり、珍しい城です。さらに、石垣が多く、縄張りもはっきりとわかるので、歴史好きな方には興奮を続けることでしょう。 所要時間は駐車場から約3時間を見込んでおいた方が良いですよ。

私は気軽な観光気分でその場所を訪れましたが、中年太りのため、なかなかの登りが待っていました。駐車場に車を停め、シャトルバスで小さな上の駐車場まで連れて行ってもらいましたが、そこからさらに高低差のある600メートルの登りがありました。
休憩地点まで300メートル到着した時、あまり記憶がないのですが、城壁(大手門の石垣とされているもの)が見えたときは、とても嬉しかったです。
城内は季節が五月で、猫城主のさんじゅーろーが眠そうな顔で迎えてくれました。城主のハーネスの後端には何故か小さなスケボーが付いていました。
立派な門の左側に販売所があります。いよいよ天守閣です。様々な説明書きが見学者を飽きさせず、修理で交換された貴重な破風板や鯱鉾の展示もありました。
天守への階段は交通の難所です。お城の階段は狭くて急こう配であることが定番です。警備員はいませんが、下り優先で、上から下りてくる人の気配が消えたら登るようにしてください。

バスを利用しないと、相当な距離を歩かなければならないため、バスの乗車を強くお勧めします。また、降りた後も山道をかなり歩く必要がありますので、スニーカーなどの歩きやすい靴を履いてください。
唯一現存する山城であるため、小ぶりですが、そこに至る道のりやロケーションは見るべきものがあります。
特に紅葉の時期がおすすめです。とても美しいです。 城主のさんじゅーろー君は、中庭でくつろいでいることが多いですが、家臣と散歩していることもあります。
地元の人たちがたくさん集まっています。 駐車場から約3時間のスケジュールを組むことをお勧めします。

訪れた日は平日でしたので、自家用車で山の8合目まで行くことができました。 途中、離合スペースがないため、麓の城ステーションと8合目の駐車場には係員が常駐しており、無線で案内してくれます。
土日は多くの観光客が訪れるため、麓の城ステーションから有料のシャトルバスで移動するか、徒歩で登るしか方法がありません。シャトルバスの運行日は公式ホームページに掲載されているので、事前に確認されることをおすすめします。
8合目の駐車場から天守までは、軽い山登りとなります。距離は700メートルですが、幅の広い歩きにくい階段が待っています。天守の入口には百名城のスタンプがあるため、必ず登る必要があります。ゆっくりと歩けば、30分ほどで到着すると思います。途中からは山城らしい立派な石垣が現れるので、お城好きの方なら頑張って登ることができるでしょう。
天守は大きくはありませんが、中には珍しい囲炉裏などがあり、寒い山城らしい造りになっています。また、8合目の駐車場の係員の方はとても親切です。そして駐車場の売店で販売されている柚子味のゆべしは絶品です。

備中松山城の詳細情報

施設詳細情報
施設名 備中松山城(読み方:びっちゅうまつやまじょう)
所在地 〒716-0004 岡山県高梁市内山下1
交通アクセス JR備中高梁駅から8合目のふいご峠まで、
乗合タクシー(片道800円/名 ※前日17:00までに要予約)
天守まで徒歩約20分
お問い合わせは、高梁市観光案内所 0866-22-8666
JR備中高梁駅前発:9:50、11:20、12:50、14:20
ふいご峠発:11:40、13:10、14:40、16:10
駐車場 ふいご峠駐車場(8合目)14台※天守まで徒歩20分
城見橋公園駐車場(城まちステーション)(5合目)110台※天守まで徒歩50分
※繁忙期の登城整理バス運行中は、「城見橋公園」から「ふいご峠」間の自家用車の通行はできません。
開城時間 4月~9月:9時~17時30分(入城は17時まで)
※登城整理バス登り最終便出発時刻:午後4時30分
10月~3月:9時~16時30分(入城は16時まで)
※登城整理バス登り最終便出発時刻:午後3時30分
休城日 12月29日~1月3日
利用料金 大人500円小中学生200円(団体割引あり 30人以上1割引、100人以上2割引)
三館1,000円/対象施設:備中松山城・武家屋敷館頼久寺庭園
五館1,500円/対象施設:備中松山城・武家屋敷館頼久寺庭園・郷土資料館・山田方谷記念館
問合せ先 0866-21-0461(高梁市観光協会)
公式サイト 高梁市公式サイト
備考

周辺観光情報 ここもオススメ!

高梁市には「備中松山城」の他にも見どころが沢山あります。是非足を運んでみてくださいね。

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