興譲館|講堂と校門は創立時のまま興譲館高校に残る県指定史跡【岡山県井原市】

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興譲館

岡山県井原市にある「興譲館(こうじょうかん)」は、嘉永6年(1853年)に創立された、領主一橋家によって運営された地方の学校です。漢学者の阪谷朗廬(さかたにろうろ)が招かれ初代の館長を務めました。
現在では興譲館高校となっています。

興譲館の建物

校門に掲げられた「興譲館」という扁額は、阪谷朗廬と親交のあった渋沢栄一が明治45年(1912年)に書いたもので、講堂と校門は、創立時に建築されたものが残っています。

興譲館の看板

阪谷朗廬お手植えと伝えられる紅梅もあります。

興譲館の庭

昭和34年3月27日、県指定の史跡となりました。

興譲館の石碑

興譲館高校マップ

興譲館高校マップ

興譲館のおすすめポイント

興譲館の旗

  • 一橋徳川家と地元有力者が運営した郷校です。
  • 漢学者の阪谷朗廬が招かれ、初代館長を務めていました。
  • 校門に掲げられた「興譲館」の扁額(へんがく)は、阪谷朗廬と親交のあった渋沢栄一が明治45年に揮毫したもので歴史的に貴重なものです。

興譲館の様子・口コミ

渋沢栄一との関係も含めて、興譲館ならではの歴史に驚かされました。

伝統のある私立高校で、かつては総合高校でしたが最近は進学校に転換しました。
正門は伝統的な雰囲気を持っていますが、体育館や寮、校舎は比較的新しいです。

特に見ていただきたいのは武徳殿で、そこを拠点にする剣道部はインターハイに頻繁に出場し、猛練習を重ねています。
昔は派手な校風でしたが、現在は礼儀正しく素直な生徒が多く、好感が持てる高校です。

興譲館の詳細情報

施設詳細情報
施設名 興譲館(読み方:こうじょうかん)
所在地 〒715-0006 岡山県井原市西江原町
交通アクセス 山陽自動車道笠岡ICから約15分
井原鉄道井原線・井原駅から車で約5分
駐車場 あり
営業時間 10:00~16:00(講堂の中の見学は事前に要相談 )
休業日
利用料金 無料
問合せ先 0866-62-0124(興譲館高等学校)
公式サイト 興譲館高等学校
備考

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井原市には「興譲館」の他にも見どころが沢山あります。ぜひ足を運んでみてくださいね。

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