岡山県井原市にある「興譲館(こうじょうかん)」は、嘉永6年(1853年)に創立された、領主一橋家によって運営された地方の学校です。漢学者の阪谷朗廬(さかたにろうろ)が招かれ初代の館長を務めました。
現在では興譲館高校となっています。
校門に掲げられた「興譲館」という扁額は、阪谷朗廬と親交のあった渋沢栄一が明治45年(1912年)に書いたもので、講堂と校門は、創立時に建築されたものが残っています。
阪谷朗廬お手植えと伝えられる紅梅もあります。
昭和34年3月27日、県指定の史跡となりました。
興譲館のおすすめポイント
- 一橋徳川家と地元有力者が運営した郷校です。
- 漢学者の阪谷朗廬が招かれ、初代館長を務めていました。
- 校門に掲げられた「興譲館」の扁額(へんがく)は、阪谷朗廬と親交のあった渋沢栄一が明治45年に揮毫したもので歴史的に貴重なものです。
興譲館の様子・口コミ
本日は、#青天を衝け 第18回「一橋の懐」にて、歩兵取立御用掛として栄一(篤太夫)が一橋領の備中に行く際に立ち寄った道場である「岡山県井原市興譲館」の史跡が残る興譲館高校にやってきました。今も地域の教育拠点となっておりましたね。職員の方を見かけたため敷地内に入れて頂きました。 pic.twitter.com/tjuPVT7AB9
— 🐇ハブさん。 (@habusan) July 16, 2022
県指定史跡。嘉永6年(1853年)。明治41年に現在地に移転 (@ 興譲館旧講堂 in 井原市, 岡山県) https://t.co/pOKichkkMT pic.twitter.com/1plRjJt8SF
— Jagar.Mogar (@JagarMogar) October 20, 2021
正門は伝統的な雰囲気を持っていますが、体育館や寮、校舎は比較的新しいです。
★241 #重富ビール道場
【馬越恭平➍】西井原にある興譲館で学びます。一橋徳川家と地元有力者が運営した郷校。儒学者の阪谷朗廬が初代館長。校門に掲げられた「興譲館」の扁額は、阪谷朗廬と親交のあった渋沢栄一が明治45年(1912年)に揮毫したものです/🍺ビールはコミュニケーションツールだ! pic.twitter.com/uyf01PT51v— 重富寛(ユタカ)/ビールスタンド重富マスター/麦酒伝道師 (@Shigetomi_Y) June 3, 2022
昔は派手な校風でしたが、現在は礼儀正しく素直な生徒が多く、好感が持てる高校です。
興譲館の詳細情報
施設名 | 興譲館(読み方:こうじょうかん) |
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所在地 | 〒715-0006 岡山県井原市西江原町 |
交通アクセス | 山陽自動車道笠岡ICから約15分 井原鉄道井原線・井原駅から車で約5分 |
駐車場 | あり |
営業時間 | 10:00~16:00(講堂の中の見学は事前に要相談 ) |
休業日 | – |
利用料金 | 無料 |
問合せ先 | 0866-62-0124(興譲館高等学校) |
公式サイト | 興譲館高等学校 |
備考 |
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井原市には「興譲館」の他にも見どころが沢山あります。ぜひ足を運んでみてくださいね。
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