吹屋ふるさと村|かつてベンガラで栄えたノスタルジックな町並み【岡山県高梁市】

吹屋ふるさと村 お出かけ
吹屋ふるさと村
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ジャパンレッド発祥の地として、日本遺産に登録された岡山県高梁市の「吹屋ふるさと村」は、様々な文化財を見学することができ、毎年たくさんの観光客が訪れています。

吹屋ふるさと村の道路

赤銅色の石州瓦とベンガラ色の外観で統一された、見事な町並みが整然と続く吹屋の町並みは、江戸末期から明治にかけ、吹屋の長者達が後世に残した最大の文化遺産です。

吹屋ふるさと村の道

吹屋ふるさと村は、2023年にリアルポケモンGOイベントを開催し注目を浴びました。

吹屋ふるさと村のおすすめポイント

  • ベンガラの絵の具を使ってハンカチやバッグを作る体験ができます。
    吹屋ふるさと村の建物
  • 吹屋小学校校舎では、かつて小学校で使われていた教材などが見学できます。
  • 吹屋郷土館では、吹屋の歴史と暮らしを紹介する民具などを展示、公開しています。
  • 吹屋郵便局は入り口の暖簾が可愛くてインスタスポットとしても人気です。
    吹屋ふるさと村の郵便局

吹屋ふるさと村でポケモンGOリアルイベントが開催されました

吹屋ふるさと村でポケモンGOリアルイベント

スマホ向けゲームアプリ「ポケモンGO」で登場する「ポケストップ」の実物版が、高梁市成羽町の吹屋ふるさと村の「旧吹屋小学校前」に登場しました!
イベントについて|ポケモンGO公式サイト

このリアルポケストップの高さは、約4メートル、古い木造校舎の前に設置されていました。

また、吹屋ふるさと村には、ポケモンをデザインしたのれんが出現していたり、リアルポケストップまでの道を案内するタペストリー等も設置されています。

ポケモンGOゲーム内でも、同じ位置にポケストップが設置され、周辺ではCM登場ポケモンと出会いやすくなるミニイベントが開催されました♪

是非この機会に、吹屋ふるさと村に行ってみませんか?

リアルポケストップ設置期間:2023年1月20日(金)〜2023年7月19日(水)【終了】

吹屋ふるさと村の施設紹介

広兼邸

広兼邸|映画燃えよ剣や八つ墓村のロケ地

広兼邸」は、江戸時代に吹屋の銅山とベンガラ製造で巨万の富を築いた豪商・広兼家の旧邸宅です。現在は入館料を払えばどなたでも閲覧することができます。
優雅な佇まいは当時の富豪ぶりを物語っています。

施設詳細情報
施設名 広兼邸(読み方:ひろかねてい)
所在地 岡山県高梁市成羽町中野2710
交通アクセス JR備中高梁駅からタクシー約40分
駐車場 普通車30台、バス5台
営業時間 8:30~17:00
休業日 12月29日~31日
利用料金 大人400円、小人200円
問合せ先 0866-29-3182(成羽町観光協会吹屋支部)

吹屋銅山笹畝坑道

吹屋銅山笹畝坑道(ふきやどうざんささうねこうどう)

吹屋銅山笹畝坑道」は、江戸時代から大正時代まで、主に黄銅鉱、硫化鉄鉱を産出していた銅山坑道で、近代化産業遺産群に選定されている日本六大銅山のひとつです。昭和53年に復元され、一部一般公開されています。坑内は、年中15℃前後と一定に保たれています。

施設詳細情報
施設名 吹屋銅山笹畝坑道(ふきやどうざんささうねこうどう)
所在地 岡山県高梁市成羽町中野1987
交通アクセス JR備中高梁駅からタクシー約40分
駐車場 普通車20台、バス3台
営業時間 4月~11月:9:00~17:00、12月~3月:10:00~16:00
休業日 12月29日~31日
利用料金 大人400円、中学生以下200円
問合せ先 0866-29-2205(高梁市観光協会吹屋支部)

旧吹屋小学校

リニューアル後の旧吹屋小学校1

旧吹屋小学校」は、吹屋ふるさと村に明治時代後期に建てられた、現役最古の木造校舎として使用されていた小学校です。
修復工事を経て、2022年4月21日より一般公開されています。

施設詳細情報
施設名 旧吹屋小学校(きゅうふきやしょうがっこう)
所在地 岡山県高梁市成羽町吹屋1290-1
交通アクセス 岡山自動車道賀陽ICから約45分
駐車場 なし
※下町観光駐車場を利用
※障がい者用駐車場は旧吹屋小学校内にあり
利用料金 大人500円、小中学生250円
※30人以上の場合団体割引あり
※障がい者手帳を提示の方は無料(介護者1人含む)
問合せ先 0866-29-2811

旧片山家住宅と郷土館

旧片山家住宅・郷土館の街並み

「旧片山家住宅」と向かいにある郷土館は、弁柄屋としての店構えを残す主屋と弁柄製造にかかわる付属屋が立ち並ぶ「近世弁柄商家の典型」と高く評価されています。

江戸時代、赤の顔料「ベンガラ」の産地として栄えた独特な街並みと歴史を体験してみてください。

施設詳細情報
施設名 旧片山家住宅・郷土館
所在地 岡山県高梁市成羽町吹屋
交通アクセス 岡山自動車道賀陽ICから約55分
中国自動車道新見ICから約40分
駐車場 普通車20台
営業時間 旧片山家住宅 9:00~17:00(12~3月は10:00~16:00)
※郷土館は土日月祝のみ開館
休業日 12月29日~31日
利用料金 大人500円、小人250円、団体割引 20人以上1割引(郷土館と共通)
含む5施設共通周遊券 大人1000円 小人500円
ベンガラ館広兼邸吹屋銅山笹畝坑道
問合せ先 0866-29-2205(高梁市観光協会吹屋支部)

ベンガラ館とベンガラ陶芸館

ベンガラ館とベンガラ陶芸館

「ベンガラ館」は、日本唯一のベンガラの産地だったで、明治時代まで実際に稼動していた工場を復元した施設です。「ベンガラ陶芸館」は、ベンガラ焼の土ひねりと絵付けの陶芸教室を開講しており、思い出に残るオリジナル茶碗や湯飲みを作ることができます。

施設詳細情報
施設名 ベンガラ館・ベンガラ陶芸館
所在地 岡山県高梁市成羽町吹屋86
交通アクセス JR備中高梁駅からタクシー約40分
駐車場 普通車50台、バス3台
営業時間 日・火曜日の10:00~18:00
休業日 12月~3月
利用料金 材料費500円
焼成料1,500円

吹屋ふるさと村の口コミ・レビュー

道路を挟んで両側に多くの歴史的建造物がありました。それぞれに飲食店や土産屋があるため、観光客が訪れますが、当日は土曜日でしたが、人出はあまり多くありませんでした。
建物は古く再建されているように見えましたが、実際には住居ではないと思われます。これらは歴史的建造物であるため、当然と言えます。
途中で少し腹が減ったため、お団子を買って食べることにしました。店内の雰囲気も建物に合わせてアレンジされており、私が食べたのはベンガラのみたらし団子でした。とても美味しかったです。
その後、ふるさと村の最終地点まで歩きましたが、全体的にこじんまりとした印象でした。
道路が車両通行可能であることには驚きました。福島の大内宿は車が入れないため、この場所とは違った雰囲気を持っています。また、道路沿いにある建造物が合掌造りばかりでなく、様々な種類があるため、雰囲気が異なるのは当然と言えます。
ただ、歩くのが困難な人のための配慮もあるため、有料ですが電動セニアカーなどもありました。これは見習うべきです。

食べ物屋さんやお土産屋さんは営業中でした。この地域でも目を引く存在で、とても可愛らしい雰囲気が特徴的です。お土産には山干し柿をお勧めします。岡山側からの山道は雪もほとんど積もっていなかったのですが、朝晩は凍っている可能性があるため、昼間に行くのが良いでしょう。
見所としては、よく焼かれた炭のような建築材や、瓦の上にシャチホコをピクトグラム化したような化粧瓦が挙げられます。アクセスはあまり良くありませんが、訪れる価値のある場所だと思います。

昔ながらの町並みやベンガラの赤い色が特徴的な美観保存地区です。古い町並みが好きな人にとっては、アクセスが少し難しいかもしれませんが、訪れる価値があります。
車で行くことをおすすめしますが、備中高梁バスターミナルからは、1日1往復のバスがあり、吹屋行きは15:45に発車します。所要時間は約1時間です。昼食はスープカレーがおすすめです。
満奇洞と備中松山城の観光を楽しむレンタカーで1日で回るコースぜひおすすめです!

吹屋ふるさと村の詳細情報

施設詳細情報
施設名 吹屋ふるさと村(ふきやふるさとむら)
所在地 岡山県高梁市成羽町吹屋
交通アクセス JR備中高梁駅から車で約35分
高梁ICから車で約50分
JR備中高梁駅から吹屋行きバス約55分、終点下車
駐車場 あり
利用料金 無料
問合せ先 0866-29-2205(高梁市観光協会吹屋支部)
公式サイト 高梁市観光協会公式サイト
備考 2023年7月19日までポケモンGOイベント開催

周辺観光情報 ここもオススメ!

高梁市には「吹屋ふるさと村」の他にも見どころが沢山あります。是非足を運んでみてくださいね。

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