ベンガラ館とベンガラ陶芸館|ここでしか体験できないベンガラ焼【岡山県高梁市】

ベンガラ館とベンガラ陶芸館 美術館・博物館
ベンガラ館とベンガラ陶芸館

岡山県高梁市吹屋にある「ベンガラ館」は、日本唯一のベンガラの産地だった吹屋ふるさと村で、明治時代まで実際に稼動していた工場を復元した施設です。
ベンガラ製造に用いた器具や、製造過程を学ぶ事が出来る非常に珍しい博物館です。

ベンガラ陶芸館

併設している「ベンガラ陶芸館」は、ベンガラ焼の土ひねりと絵付けの陶芸教室を開講しており、思い出に残るオリジナル茶碗や湯飲みを作ることができます。
初めての人でもスタッフが親切に手ほどきしてくれます。

吹屋ふるさと村の中心「旧片山家住宅・郷土館」から車でちょっと行くとあります。

ベンガラ館・陶芸館のおすすめポイント

  • 初心者や小さな子どもでも楽しめます。
  • 思い出に残るベンガラの製品を作ることができます。
  • 初心者の方でも丁寧に教えてくれます。

ベンガラ館の展示

ベンガラ館・陶芸館の様子・口コミ

広兼邸(映画「八つ墓村」のロケ地)を訪れた際に、横溝正史旅の一環として5館セットのお得な周遊券を購入しました。その中にベンガラ館が含まれていて、とても良い体験でした❣️
私たちの家も古民家で、ベンガラは実際に使用されていますが、こんなに手間のかかる工程だとは思いませんでした。再びベンガラの素晴らしさを再認識しました。
現代では簡単にベンガラを作ることができるようですが、ここで紹介されたように、かつては銅鉱山の副産物としてベンガラを作っていたため、銅鉱山が閉山すればベンガラもなくなってしまうのですね。
しかし、昔の人々は本当に素晴らしいですね。その創造力や技術に感嘆せざるを得ません。

ベンガラの染料が作られるまでの工程を、かつて操業していた工場跡で見学することができます。観光客は少なく、ゆっくりと見ることができました。
吹屋ふるさと村からは離れていますが、駐車場も併設されているので、問題ありません。

ベンガラのジャパンレッドの作り方を見学することができます。駐車場も十分にあり、トイレも完備されています。昔ながらの建物には、かつてベンガラを作るために使用されていた道具や水車などが展示されており、ボタンを押すと自動音声で解説を聞くことができます。
ベンガラ作りの工程が良く解りました。
受付の方や隣のベンガラ焼の方も優しくて、良く理解できました。
隣のベンガラ焼には登り窯が有り、希望される方は電気釜でなく月に一回登り窯で焼いて貰えるそうです。
ベンガラの歴史について学ぶことができる場所です。ただ、体験は予約制であり、私たちはその機会を逃してしまったため、少し残念でした。ベンガラで染めた製品などを販売しているかと思っていましたが、それは別の場所で行われているようです。

ベンガラ館・陶芸館の詳細情報

施設詳細情報
施設名 ベンガラ館・ベンガラ陶芸館
所在地 〒719-2341 岡山県高梁市成羽町吹屋86
交通アクセス JR備中高梁駅からタクシー約40分
駐車場 普通車50台、バス3台
営業時間 日・火曜日の10:00~18:00
休業日 12月~3月
利用料金 材料費500円
焼成料1,500円
問合せ先 090-5694-8746(田邊典子)
公式サイト 高梁市観光ガイド
備考

周辺観光情報 ここもオススメ!

ベンガラの街、吹屋ふるさと村のジャパンレッドの街並みは必見です。

広兼邸」は、江戸時代に吹屋の銅山とベンガラ製造で巨万の富を築いた豪商・広兼家の旧邸宅です。現在は入館料を払えばどなたでも閲覧することができます。
「燃えよ剣」や「八つ墓村」のロケ地だったことでも有名です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました