笠岡市立竹喬美術館|高校生以下は入館無料、笠岡出身の日本画家記念館【笠岡市】

笠岡市立竹喬美術館 美術館・博物館
笠岡市立竹喬美術館

岡山県笠岡市にある「笠岡市立竹喬美術館(ちきょうびじゅつかん)」は、笠岡市出身の近現代日本画を代表する画家「小野竹喬」の功績を後世に伝えるため、昭和57年に開館した美術館です。
笠岡市民会館の隣にあります。

笠岡市立竹喬美術館の入口

小野竹喬の作品は、日本画でありながら、明るい色使いが印象的です。彼の掛け軸などは、洋室にも違和感なく調和します。

竹喬芸術を育んだ岡山、さらには開花発展した京都という二つの土地の近代日本画についても紹介しています。

笠岡市立竹喬美術館の中庭

笠岡市立竹喬美術館のおすすめポイント

  • 笠岡市出身の小野竹喬について知るきっかけになる場所です。笠岡市立竹喬美術館の展示
  • 平成13年(2001)3月には新館が開館し、竹喬芸術の殿堂として、さらには岡山県南西部の中核となる美術館です。
  • 高校生以下は入館料がかかりませんので、気軽に芸術作品に触れに行くことができます。
  • 随時特別展も行っています。気になる特別展と併せて訪れてみると良いでしょう。

笠岡市立竹喬美術館の様子・口コミ

笠岡市民会館の隣にある美術館は、レンガ模様のタイルで飾られた美しい建物です。ここでは、笠岡市出身の日本画家・小野竹喬の作品を中心に展示しています。
竹喬の作品は、日本画でありながら、明るい色使いが印象的です。彼の掛け軸などは、洋室にも違和感なく調和します。
私が訪れた日には、特別展示として「洋画の玉手箱 谷コレクション」が行われていました。こちらは、主に日本人画家の作品を中心に展示されています。展示には多彩な作品がありましたが、特に鴨居玲さんの作品には強い感銘を受けました。
小野竹喬と鴨居玲さんの作品は、まったく異なる世界観ですが、日本画と洋画を同時に鑑賞できるのはとても面白いと感じました。

日本画を展示する美術館は、気品ある落ち着いた空間で、とても居心地が良いです。
特に笠岡諸島を表現した枯山水の見学スペースには、美術関係の多数の本が収蔵されており、ここで珈琲を飲めたらとても心地よいだろうと思いました。時間に余裕がある時に、ゆっくりと過ごしたい場所です。

小野竹喬のファンにとっては、まさに聖地となる場所です。展覧会向けの大作ではない素描やスケッチでも、竹喬の独自の色彩感覚と造形美がしっかりと表現されており、高い完成度を誇っています。
ここを訪れると、神島や瀬戸内海の風土が竹喬と密接に関連していることを実感しながら、彼の世界観に浸ることができます。

笠岡市立竹喬美術館の詳細情報

施設詳細情報
施設名 笠岡市立竹喬美術館(読み方:ちきょうびじゅつかん)
所在地 〒714-0087 岡山県笠岡市六番町1−17
交通アクセス 山陽自動車道笠岡ICから約15分、JR笠岡駅からタクシー約5分
駐車場 普通車19台
営業時間 9:30~17:00(入館は16:30まで)
休業日 月曜日(祝日の場合は翌日)、12月29日~1月3日、陳列替期間中
利用料金 一般500円、高校生以下は無料
※特別催事期間中は特別料金
問合せ先 0865-63-3967(笠岡市立竹喬美術館)
公式サイト 笠岡市公式サイト
備考

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