岡山県笠岡市横島にある「道通神社(どうつうじんじゃ)」は、”導きの神”とされ、高い神徳を持つ猿田彦大神を主神として崇める西日本随一の神社です。明治45年には応神天皇も奉斎されました。
この神社にはたくさんの蛇と天狗が祀られています。商売繁盛、出世海運、交通安全の神として広く信仰を集めています。
また、中国・四国の瀬戸内海地方各所各地にある「道通様」という蛇神信仰の総本宮的な地位を占めており、腹痛や神経痛に御利益があるとされています。ご利益を求めて遠方から参拝する信者も多くいる様です。
7月と12月の第2土曜日と翌日曜日には夏の大祭、冬の大祭が開催されます。
道通神社のおすすめポイント
- 本殿裏には 蛇神さまが沢山います。
- 御神徳は商売繁盛、出世海運、交通安全です。
- 300台分の広い駐車場があります。
- 7月と12月に夏の大祭、冬の大祭が開催されます。
道通神社の由緒
道通神社の起源は永禄年間(1500年代)にさかのぼり、御神霊を笠岡道通谷に祀ったことから始まり、当初は地元住民に崇敬される存在でした。
しかし、戦国時代の戦乱により神社は荒廃し、住民は困難な状況に直面しました。そのため、神社の信仰が衰退し、神事も行われなくなりました。
そんな中、道通様(猿田彦大神)が祟っているという噂が立ち、信者たちは横島に新たな神社を建て、御神体を移し祭祀を行いました。その結果、災害や疫病が収まり、地域の人々は困難から救われたのです。
この奇跡は道通様の加護によるものとされ、元和年間には拝殿が建設され、天和年間には本殿が修復されました。明治42年には本殿が改築され、昭和5年には拝殿と社務所が大改築され、現在に至っています。
猿田彦命は、天孫が降臨する際の道を守り、彼らに導きを提供した神とされています。彼は国の進路を示す大いなる神であり、個人の幸福や運命を良い方向に導き、幸福をもたらす神とされています。そのため、信者や崇拝者が全国各地で多く存在し、開運や願い事の成就、霊的な奇跡を信じる多くの人々に敬愛されています。
道通神社の様子・口コミ
参道は通常の入り口からではなく、対岸からの入り口にあるため、少し見つけにくいですが、参道から鳥居、拝殿、そして本殿は非常に立派で、休日でも宮司さんや巫女さんが常駐し、祈祷を受け付けています。
特に正面からの拝殿や狛犬が印象的ですが、裏手に本殿があり、導通様(龍王社)が祭られています。多くの小さな祠には白蛇の神体や大きな蛇の彫刻などがあり、見どころが豊富です。
近くには名物の笠岡ラーメンのお店もありますよ。
この前訪れた神社!岡山県笠岡市横島に鎮座する「道通神社」!
トウビョウっていう蛇の憑き物と関係が深い神社で、境内も蛇さんがいっぱいだった!🐍 pic.twitter.com/aQqnUVwYa4— タマ姫@竜宮姉妹🪸 (@ryugu_tamahime) May 19, 2023
蛇の絵馬がとても可愛らしく、蛇を祭る神社はあまり聞いたことがないので、白蛇の神様には何か特別なご利益があるのかなと感じました。
笠岡の道通神社を参拝してきました😃
たくさんの蛇が祀られていました🐍#道通神社#笠岡市#御朱印 pic.twitter.com/orRpooqDYG— えぐお (@gnhxLsWmjhsKvSE) February 12, 2022
駐車場も近隣にあり、初詣に訪れる人々もちょうど良いくらいに集まり、賑わっています。
岡山県笠岡市 道通神社⛩👏✨
素敵な1日となりますように#岡山県
#笠岡市
#道通神社 pic.twitter.com/RlUUZ1oGdi— Hidetomo (@HIDETOMO78) March 4, 2022
神社の後ろにはヘビの祠がたくさん並んでおり、少し不気味ですが圧巻です。また、生卵の供え物も多く見られます。2023年時点で近くに高架道路が建設中で、工事が進むと景色が大きく変わってしまうかもしれません。
道通神社の詳細情報
施設名 | 道通神社(読み方:どうつうじんじゃ) |
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所在地 | 〒714-0043 岡山県笠岡市横島1389 |
交通アクセス | 井笠バスカンパニー 笠岡~市民会館~外浦~寺間~笠岡線「道通神社下」下車後、徒歩5分 山陽自動車道笠岡インターから20分 |
駐車場 | あり 300台 |
営業時間 | 特になし 4月第2日曜と前日:春季大祭 7月第2日曜と前日:夏期大祭 12月第2日曜と前日:冬季大祭 |
利用料金 | 拝観無料 |
問合せ先 | 0865-67-0007 |
公式サイト | 岡山神社庁 |
備考 |
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笠岡市には「道通神社」の他にも見どころが沢山あります。ぜひ足を運んでみてくださいね。
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