岡山県赤磐市、岡山県南部の最高峰 熊山にある「熊山遺跡」は、33ヵ所に及ぶ石積遺構が所在し、その中でも最大の石積遺構1ヵ所を国指定史跡「熊山遺跡」と呼んでいます。
この熊山遺跡は昭和31年9月27日に国史跡に指定されました。ピラミッドを思わせる、特殊な三段方形をしています。
岩盤上に基壇(きだん)を築き、その上に三段の石積を構築していますが、二段目には四方に仏像などを納めたスペース)がみられ、三段目の頂部中央には方形の竪穴が設けられています。
方形の竪穴の中には、陶製筒形容器(とうせいつつがたようき)と奈良三彩小壺(ならさんさいこつぼ)が納められていましたが、陶製筒形容器は現在奈良県天理参考館に収蔵されており、奈良三彩小壺は現在失われています。
熊山へ登山をし、遺跡を見に訪れてみてはいかがでしょうか。山頂からの景色も素晴らしいですよ。
熊山遺跡のおすすめポイント
- ピラミッドのような特殊な形が特徴的な仏塔を見ることができます。
- 標高508.6mの熊山山頂にある石積み遺構なので、景色もとても良いです。
- 奈良時代の仏塔の一種と考えられており、山岳仏教を知るための歴史的な史料です。
熊山遺跡の様子・口コミ
濃霧の早朝
熊山遺跡周辺和製ホラー映画感😱
禁足地へ、、
踏み入ってしまったら、、、
現し世へは二度と戻ることができない
的な雰囲気!?🤣#岡山県赤磐市#熊山遺跡#岡山県マイナー観光スポット紹介 pic.twitter.com/nUjHacPZP5— つれづれ珈琲 (@WtmFc) September 7, 2021
2号線から脇道へ入り、山道を10km弱北上すると山頂の駐車場に到着します。
山道は舗装されていますが、ほぼ1車線、離合箇所が限られるため、運転に自信がない方は厳しいかもしれません。
山頂の駐車場に車を停め、山道をゆっくり歩いて10分くらいで遺跡に到着します。
途中、案内看板があるので迷うことはないと思います。
遺跡の周りには近づけないように囲いがされていますが、360°見学できるようになっています。
石積みの遺跡は奈良時代に出来たものと言われています。
チベットの山岳寺院にある石積みのストゥーパや、東大寺の頭塔に似ているように見えます。
熊山遺跡④
岡山県赤磐市 pic.twitter.com/S7AXQcDhPM— J.ODA (@8672ak) December 24, 2018
双眼鏡も無料で見られるのがいいですね。
ふもとから山頂へは登山コースがいくつもあるので、歩いて登ることもできます!
熊山遺跡管理棟の南にある展望台は、天気がよければ四国まで望むことができます。
運が良ければ明石海峡大橋も見れるとのことです。
岡山にある、マヤ文明みたいな遺跡、熊山遺跡。
奈良時代前期の仏塔らしい。 pic.twitter.com/piLogfwEWU
— ここのか@2021年日本一周したよ (@A31_risingsun) October 15, 2022
熊山遺跡の詳細情報
施設名 | 熊山遺跡(くまやまいせき) |
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所在地 | 〒709-0715 岡山県赤磐市奥吉原 |
交通アクセス | 山陽自動車道和気ICから約30分 |
駐車場 | 普通車35台 |
営業時間 | 24時間 |
休業日 | なし |
利用料金 | 無料 |
問合せ先 | 086-966-6310(赤磐市熊山遺跡管理等) |
公式サイト | 赤磐の文化財 |
備考 |
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赤磐市には「熊山遺跡」の他にも見どころが沢山あります。是非足を運んでみてくださいね。
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