夢二生家記念館・少年山荘|岡山出身の詩人画家・竹久夢二の作品を多数展示【瀬戸内市】

夢二生家記念館・少年山荘 美術館・博物館
夢二生家記念館・少年山荘
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瀬戸内市にある「夢二生家記念館・少年山荘」は、岡山出身で大正浪漫を代表する詩人画家・竹久夢二の素描、版画などが展示されている、岡山市の夢二郷土美術館の別館です。

夢二生家記念館」は、有島生馬氏による“夢二ここに生る”の碑が門の脇に建つ、築約250年の茅葺き屋根の家屋を一般に公開しています。
この建物では、夢二がわずか16歳までの期間、神戸中学に進学するまで家族と共に過ごした場所です。館内では、夢二の姉妹が嫁いで行った際に窓枠に名前を書いた子供部屋などが見学でき、奥の間や土蔵も展示スペースとして活用されています。また、《童子》など、ふるさとをテーマにした所蔵作品が、季節ごとに展示されています。

夢二生家記念館

夢二生家記念館

少年山荘」は、夢二が晩年に自ら設計し、東京に建てた、夢二にとって唯一の建築作品であり、アトリエと住居が組み合わさった特別な場所です。この建物は、和洋折衷のスタイルで多くの作品が生まれた場所で、1979年には夢二の次男である不二彦氏の監修のもと、当時の姿を忠実に再現しました。

少年山荘

少年山荘

生誕135周年を祝して、夢二の人生、音楽、デザインに焦点を当てた展示が行われ、全7室が一般に公開されています。さらに、水戸岡鋭治氏がプロデュースした「夢二郷土美術館 お庭番黒ねこ〈黑の助〉の部屋」など、多彩な企画展示やワークショップも随時開催されています。

夢二の作品は美人画が特に有名で、「立田姫」「西海岸の裸婦」「秋のいこい」「加茂川」といった筆画コレクションなどの作品や資料あわせて約3000点が所蔵されており、夢二郷土美術館では常時100点以上が展示されています。

夢二生家記念館・少年山荘の展示

年4回、企画展を開催していたり、別館の夢二生家記念館では、年に4回、四季をテーマにした展示にて約30点の作品を見ることができます。

夢二生家記念館・少年山荘マップ

夢二生家記念館・少年山荘マップ

夢二郷土美術館 夢二生家記念館のおすすめポイント

夢二生家記念館の内装

  • 竹久夢二の美しい作品を多く鑑賞することができます。
  • 竹久夢二が晩年自ら設計し東京に建てたアトリエ兼住宅を夢二生家記念館の敷地内に復元した「少年山荘」も見られます。
  • 「ミュージアムショップ&カフェ 椿茶房」では、夢二の復刻木版画も展示販売され、夢二の世界を存分に楽しみながら、お食事やお買い物を楽しめます。

ミュージアムショップ&カフェ 椿茶房

ミュージアムショップ&カフェ 椿茶房

夢二生家記念館の母屋に隣接する納屋をリノベーションした、木版画ギャラリーおよびミュージアムショップ兼モダンな和カフェ「椿茶房」として営業しています。

京都で人気の和菓子作家である杉山早陽子氏が考案した、夢二をテーマにした季節のオリジナル和菓子を、抹茶などの日本茶とともに楽しむことができます。また、ミュージアムショップもこれまで以上に充実した空間となっており、多彩なグッズを楽しむことができます。
さらに、貴重な夢二の復刻木版画も同スペースで展示販売されており、夢二の世界を存分に楽しみながら、お食事やお買い物をお楽しみいただけます。

ミュージアムショップ&カフェ 椿茶房の和菓子

カフェ営業 9:00〜16:00
カフェ・ショップのみの利用もできます。

メニューの一例

  • 抹茶お点前体験セット(季節の和菓子+抹茶)1,300円
  • 善哉美作番茶セット(ぜんざい+美作番茶+山椒昆布)1,000円

ミュージアムショップ&カフェ 椿茶房メニュー1 ミュージアムショップ&カフェ 椿茶房メニュー2 ミュージアムショップ&カフェ 椿茶房メニュー3

夢二郷土美術館 夢二生家記念館の様子・口コミ

夢二生家記念館・少年山荘の展示2

明治から大正時代にかけて活躍した竹久夢二の生家とカフェ、また晩年を過ごした少年山荘(忠実に再現されたもの)が存在します。両備グループのオーナーは、大阪で夢二の作品を購入したことがきっかけで、夢二の作品を中心にコレクションを収集し、それを展示しています。
展示作品は多くはありませんが、他の芸術家の作品とのコラボレーションも行っています。この日は、島根県出身のマツオヒロミ氏の展示が行われていました。不思議なことに、彼の作品は夢二の雰囲気と似ており、調和が取れていて非常に素晴らしかったです。
少年山荘は非常に洗練されており、長居したくなる場所です。こうしたこだわりのある場所で仕事をしていたからこそ、夢二は多くの洒落た絵を残したのかもしれません。
夢二の施設がある群馬県伊香保の施設よりも規模は小さいですが、雰囲気があり、素晴らしい施設でした。

京都と岡山で迷いましたが、竹久夢二さんの生家と猫好きなので「黒の助」に引かれて岡山に行きました。見どころがたくさんあり、特に夢二さんの絵の多彩なタッチに初めて触れることができました。
夢二さんは画家だけでなく、多くの経験を積んだ方だったのですね。一番多く描かれている女性の絵は、おそらく奥様ではないでしょうか?彼女は家族想いの方のようです。どの絵も本当に素晴らしかったです。

展示品も素晴らしく、スタッフの対応も非常に良かったです。コーヒーと和菓子のセットを楽しむことができました。
和菓子は夏季限定の桃と甘酒の水羊羹で、桃の風味に続いて甘酒の風味が広がり、美味しかったです。

夢路ファンの方には、たくさんの見どころがあります。夢路の生家は特に感慨深く、東京の自宅も忠実に再現されています。
ただし、予想よりも短い時間で回ることができるかもしれません。何か他の観光地と組み合わせて訪れることをおすすめします。場所はブルーラインの邑久インターからすぐの便利な場所にありました。

夢二郷土美術館 夢二生家記念館の詳細情報

施設詳細情報
施設名 夢二郷土美術館 夢二生家記念館・少年山荘
(ゆめじきょうどびじゅつかん ゆめじせいかきねんかん・しょうねんさんそう)
所在地 岡山県瀬戸内市邑久町本庄
交通アクセス 岡山ブルーライン邑久ICから約3分
JR邑久駅からバスまたはタクシーで約10分
JR西大寺から北回り牛窓行きバスで約30分
駐車場 普通車10台、大型車2台
営業時間 9:00~17:00(最終入館は16:30まで)
休業日 月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日が休館)、年末年始(12/28~1/1)
利用料金 夢二生家記念館・少年山荘の二館に入館可能
大人600円・中高大学生250円・小学生200円
【おトクなチケット】
夢二郷土美術館本館・夢二生家記念館・少年山荘 入館共通券
大人1100円・中高大学生550円・小学生400円
問合せ先 0869-22-0622(夢二生家)
公式サイト 夢二郷土美術館公式サイト
備考

周辺観光情報 ここもオススメ!

瀬戸内市には「夢二郷土美術館 夢二生家記念館」の他にも見どころが沢山あります。ぜひ足を運んでみてくださいね。

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