最上稲荷(高松稲荷) | 日本三大稲荷!初詣は岡山県最大の参拝者数【岡山市北区】

最上稲荷(高松稲荷) パワースポット
最上稲荷(高松稲荷)

岡山市北区にある「最上稲荷(さいじょういなり)」は、京都の伏見稲荷大社、愛知の豊川稲荷に並ぶ日本三大稲荷の一つです。(諸説あります)

正式名称は最上稲荷山妙教寺といいます。所在地が岡山市高松地区であることから高松稲荷(たかまついなり)と呼ばれることもあります。

最上稲荷(高松稲荷)の建物

最上稲荷では元旦~1月15日まで「新春開運大祈願祭」という一大イベントの初詣が開催されます。

初詣は岡山県下最大の参拝客で、60万人もの非常に多くの参拝客で賑わい、全国でも20位内に入る規模とのこと。最上稲荷参道口や屋台も多く出店します。

最上稲荷のおすすめポイント

岡山県下最大の初詣

最上稲荷の初詣

最上稲荷の初詣は岡山県下最大60万人もの参拝客数で賑わい、全国でも20位内に入る規模と言われています。参道口から広範囲で屋台も多く出店し、ここまで多くの出店が集まるイベントはそうそうありません。

芸能人も来る節分豆まき式

節分豆まき式は、最上稲荷の三大祭典のひとつで、毎年タレントを招いて開運厄除けの祈祷の後、豆まき式が行われます。
福引券付き豆まきで、毎年多数の豪華福品が用意され参詣者に人気のイベントとなっています。

高さ27メートルの巨大な大鳥居

最上稲荷の大鳥居

巨大な大鳥居は最上稲荷のシンボルとして、昭和47年(1972)に建立されました。
高さ27.5m、柱の直径4.6m、総重量2800tの規模を誇り、平成26年(2014)に改修工事が行われ、ベンガラ色に塗りかえられました。

良縁・縁結び祈願

最正位縁引天王(さいしょういえんびきてんのう)は、江戸時代から信仰を集めてきた七十七末社の神さまのうちの一つとして、男女の縁だけでなく仕事や学業、習い事など様々な福縁を結んでくださる神さまとして、古くから親しまれています。

最上稲荷の主な年間行事

  • 1月1日〜15日 新春開運大祈願祭
    三が日で約60万人以上を見越す
    除夜の鐘を合図に開祖・報恩大師の古式修法により『新春開運大祈願祭』が厳かに始まります。
  • 2月節分の日 節分豆まき式
    三大祭典のひとつで、毎年タレントを招いて開運厄除けの祈祷の後豆まき式が行われます。多数の豪華福品が用意され参詣者に喜ばれています。
  • 4月3日〜23日 大荒行・女子の部
    21日間荒行堂に籠もり、最上稲荷山修法師としての修行を行います。
  • 7月7日 七夕まつり
    織り姫・彦星のように素晴らしいパートナーと巡り会えることを祈って良縁成就を祈願する祈祷が終日、本殿で行われます。ご祈祷を受けた方には、板札・良縁守り・短冊が授与されます。
  • 7月第三日曜日 八大龍王 夏季大祭(水の祭典)
    八大龍王さまの宝珠御輿が本滝の水にうたれる祭りで、水難退散・五穀豊穰・除災得幸の開運祈願祭です。
  • 10月1日 印塚祭
    印塚において焼納供養が執行されます。
  • 11月1日〜30日 七五三まつり
    終日本殿にて特別祈願が行われます。ご祈祷を受けた方には、七五三札・肌守り・千歳飴・記念品が授与されます。
  • 11月3日〜23日 大荒行・男子の部
    21日間荒行堂に籠もり、最上稲荷山修法師としての修行を行います。
  • 11月30日〜12月7日 お火たき大祭
    一年間、家内安全など家族を守り諸願を叶えたお札に感謝を込めてのおたきあげが、30日夜の点火式より12月7日の夕刻まで8日に亘って行われます。
  • 12月29日 終年感謝祭
    今年一年の感謝をし、来る年に備え魔障を払う祈願祭。

最上稲荷 初詣の駐車場と屋台の時間について

最上稲荷の初詣御守り売り場

初詣の参拝可能時間

三が日は24時間御祈祷を行っているのでいつでも参拝可能で、夜中も参道に明かりが灯ります。
1月4日からはお守りなどの購入などは16:30までとなっています。

屋台(出店)の営業時間

最上稲荷の屋台

最上稲荷の屋台は例年以下のようになっています。

  • 12月31日夜~1月3日:多くの出店が24時間営業
  • 1月4日~15日:5:30~16:30(長く営業している店もある)

三が日は最上稲荷で24時間体制で御祈祷が行われており、深夜まで多くの屋台が賑わっています。

出店は、たこやき・たいやき・唐揚げ・牛串・ベビーカステラ・クレープ・りんご飴・ポテトなど、お祭りの定番屋台はすべて揃っています。

また、参道にお土産屋さんやうどん・そば屋など飲食店も並んでいます。
お正月らしい縁起物の熊手や名物の「ご縁まんじゅう」「ゆずせんべい」などもあります。

最上稲荷の初詣参道

混雑しない時間帯

初詣および節分などの多くの参拝者が訪れる日は周辺道路が非常に渋滞します。
混雑を回避するためには、

  • 大晦日から来て年越しに参加する人が多い時間帯(12月31日23:00~1月1日4:00)
  • ゆっくり出かける人が多い時間帯(1月2~3日10:00~16:00)

を避けると良いでしょう。

最上稲荷の初詣2024屋台

最上稲荷の初詣の渋滞は何時から?

最上稲荷の初詣の渋滞は、全国で1、2を争うレベルとも言われるほどです。
正月三が日のお昼時は、岡山自動車道の岡山総社インターの出口前から何キロも渋滞が発生するほど。

毎年12月31日は18時くらいから渋滞が始まります。
年越しに参加する方は、20時には着くつもりで出発しないと、渋滞の車中で年越しすることになります。

三が日で渋滞を避けられる時間帯は?

最上稲荷の参道

混雑する最上稲荷の初詣ですが、三が日でも比較的すいている時間帯があります。

それは、明け方の4時すぎから7時頃の時間帯に行くことです

最上稲荷の節分豆まき式

最上稲荷の節分豆まき式

毎年2月節分の日(2月3日)は、節分豆まき式が行われます
最上稲荷の三大祭典のひとつとして、毎年人気タレントなどを招いて開運厄除けの祈祷の後、豆まき式が行われます。

福引券付きの豆まきで、多数の豪華福品が用意されており楽しめます!
2023年には稲村亜美さんや空気階段、過去にはあばれる君やウエストランドなど、多数の旬のタレントが起用されています。
芸能人に会えるというのも人気の一つですね。

最上稲荷の節分豆まき式案内

最上稲荷の歴史

お寺なのに鳥居?

最上稲荷はお寺でありながら鳥居をそなえています。これは明治の神仏分離令の際、特別に「神仏習合」の祭祀形態が許されたためと言われています。

最上稲荷の起源

最上稲荷の起源

公式より引用

最上稲荷の歴史は、今から1200余年前にさかのぼります。奈良時代の僧である「報恩大師」と呼ばれる人物に孝謙天皇の病気平癒の勅命が下り、八畳岩で祈願を行いました。その時、白狐に乗った最上位経王大菩薩が八畳岩に降臨し、祈願の結果天皇の病気も快癒したそうです。

その功績が称えられ、天皇の命により現在の地に「龍王山神宮寺」が建立されました。しかしその後、戦国時代に羽柴秀吉の備中高松城水攻めに伴う戦火によって焼失してしまいました。

ただ、本尊の「最上位経王大菩薩」のお像は八畳岩の下に移され難を免れました。それを元に1601年、新たに領主となった花房公が関東より日円聖人を招き、霊跡を復興。
寺名も「稲荷山妙教寺」と改めて、今日の興隆の礎を築きました。

最上稲荷の口コミとレビュー

何度もお参りしています。日蓮宗のお寺で、中国密教を元にしています。経文を唱えています。本殿内部は広く、最上位の神や三面大黒天が祀られており、祈祷をしてもらうと直接目の前で願いを唱えることができます。
また、観光スポットもあり、急な山道を登ると、豊臣秀吉が備中に水攻めをする際に築いたとされる「1の陣」の跡地があります。そこに行くと景色が開けていて、解放感を味わえます。
さらに、あまり参拝する人が少ないですが、奥之院があり、1.5kmほど階段を登りきったところにあります。途中には休憩するスペースとベンチがあり、休憩しながら登山を楽しめます!
登りきった場所には、下にある参拝場とよく似たお寺があり、沢山の神々の名前が彫りこまれた石が立ち並び、そこで祈祷をしてもらえます。

私は令和5年1月3日の午後4時頃に車で最上稲荷に向かいました。到着する3キロ前から大渋滞に巻き込まれ、30分でたったの700メートルしか進めなかったため、途中の公園に車を停めて残りの2キロを歩いて向かいました。緩やかな上り坂でしたが、歩いた方が車よりも早かったため、早足で歩いて30分かかりました。
正月には神社の駐車場や近隣の駐車場もすべて1000円で、黄金ライトアップの阿吽像や本殿の横幅とほぼ同じ長さの大きな賽銭箱に驚きました。賽銭箱はそのおかげで行列ができず、すぐに参拝できました。本殿を始め、敷地内のものは美しく整備されており、敷地面積がかなり広いため、奥の院などをすべて回るつもりならば、明るいうちに行くことをお勧めします。
出店がたくさんあり、長い石段を下りながらそれらを見て回りました。正月は、空が暗くなっても屋台の明かりと人々の賑やかな雰囲気がありました。
私たちは18時過ぎに徒歩で下山しましたが、暗い中で車の渋滞は変わらず、2-3キロにわたって鈴なりでした。
正月に行く場合は、渋滞時間、広大な敷地、出店巡りを考慮して早めに行くことをお勧めします。

ここは神社ではなく、日蓮宗のお寺であり、参拝時には手拍子を打つことはありません。諸説ありますが、日本三大稲荷の一つとされています。多くの駐車場は500円で、参道を徒歩で約20分歩くと境内に到着します。身体障害者用には、境内に4台分の無料駐車場が用意されています。また、車の交通安全祈祷を希望する場合は、祈祷と駐車場代で5000円から境内の駐車場を利用することができます。
初詣の時期は交通渋滞がひどく、岡山市内を昼に出発しても夜になってから到着することがあります。腰痛やトイレ、イライラ、睡魔などと戦いながら、参拝とお修行を兼ねた訪問となるため、注意が必要です。

初めて最上稲荷にお参りしました。 本堂は非常に立派で、感動しました。お守りもたくさん置かれており、どれもご利益がありそうで迷いました。道が細くなりますが、本堂の下にある常盤堂さんの駐車場が便利です。(駐車料金はお店の方に先に300円支払います)
自然に囲まれた立派な稲荷神社にお参りし、心が洗われ、精進して毎日頑張ろうという強い気持ちになりました。またゆっくりお参りしたいです。

最上稲荷の詳細情報

施設詳細情報
施設名 最上稲荷山妙教寺(高松稲荷、最上稲荷)
所在地 〒701-1331 岡山県岡山市北区高松稲荷712−712
交通アクセス 車の場合:各方面から岡山自動車道・岡山総社ICより約5km、車で10分。

電車の場合:JR岡山駅から
・運動公園口(西口)より約15km。タクシーで20分。
・JR桃太郎線(吉備線)で備中高松駅下車、約2km。タクシーで5分。

駐車場 あり(有料1000台以上)1日500~1000円
営業時間 初詣の屋台:12月31日夜~1月3日 24時間営業
1月4日~15日:5:30~16:30(長く営業している店もある)
利用料金 見学自由
問合せ先 086-287-3700
公式サイト 最上稲荷公式サイト
備考

周辺観光情報 ここもオススメ!

岡山市には「最上稲荷」の他にも見どころが沢山あります。是非足を運んでみてくださいね。

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