晒し場(梟首台)│吉備津に佇む処刑後の首をさらした台が残る処刑場跡【岡山市一宮】

晒し場(梟首台) 城・史跡・遺跡
晒し場(梟首台)
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岡山市北区一宮にある「晒し場さらしば梟首台きょうしゅだい」は、吉備津神社と吉備津彦神社の間にひっそりと佇む処刑場跡です。

この周辺の山の斜面には、所々に墓地が点在しており、室町時代に足利直義が敵将の首を確認した後、この場所に晒したと伝えられています。

備前一宮駅から徒歩4分、吉備津彦神社から徒歩2分、吉備津神社から徒歩20分の場所に位置し、吉備津彦神社の駐車場も利用できます。

晒し場(梟首台)の台

なお、梟首刑は明治12年(1879年)1月4日の太政官布告第1号により廃止されています。

晒し場(梟首台)のおすすめポイント

  • 最寄り駅から徒歩4分という交通の便に富んだ場所にあります。
  • 地元の人々にもあまり知られていない知る人ぞ知る死の歴史を感じる場所です。
  • 草生した宝篋印塔などもあり寂しい雰囲気が漂っています。

晒し場(梟首台)の台2

晒し場(梟首台)のレビュー・口コミ

案内板などは設置されておらず、地元の方にもほとんど知られていない、県内でも数少ない死の歴史を感じられる場所です。
管理は行き届いていますが、周囲は墓地となっており、帰りには吉備津彦神社を参拝されることをおすすめします。
注意点として、吉備津神社側から向かう場合は視界が悪いため、車には十分注意してください。

『弔 梟首台』と彫られた自然石の後ろには、二基の梟首台があります。梟首とは晒し首を指します。左側は日蓮宗用で題目石があり、右側はその他用で六地蔵が台の背後に立っています。周辺には草が生い茂った宝篋印塔などがあり、全体的に寂しい雰囲気が漂っています。
別の日に訪れた際には、お地蔵さんに赤い涎掛けが掛けられていましたが、題目石は倒木があるなど荒れている様子でした。
また、現在の石の台は葬式施設として設置されたものであり、梟首台はその都度木製で建てられていたという説もあります。

梟首台と呼ばれる石があります。この場所は、岡山藩で打ち首にされた罪人の首を国境付近で晒し首にしていたと伝えられています。

晒し場(梟首台)の詳細情報

施設詳細情報
施設名 晒し場 梟首台(さらしば きょうしゅだい)
所在地 岡山県岡山市北区一宮1050−7
交通アクセス 備前一宮駅より徒歩4分
駐車場 なし
営業時間 常時散策可能
利用料金 無料
問合せ先 不明
公式サイト 不明
備考

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岡山市には「晒し場 梟首台」の他にも見どころが沢山あります。ぜひ足を運んでみてくださいね。

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