観龍寺|美観地区北側に位置する山の上にある広い寺院【倉敷市】

観龍寺 倉敷美観地区
観龍寺

岡山県倉敷市阿知にある「観龍寺(かんりゅうじ)」は、倉敷の人気観光スポット・倉敷美観地区にある真言宗の備中西国三十三所霊場の1つになっている寺院です。阿智神社西参道の途中にあります。

観龍寺の境内

観龍寺は美観地区北側にある鶴形山の山上に位置しています。
985年に尭勢津師が北斗山宝積院として開創したのが始まりとされており、1624年に現在の場所に移転し、観龍寺の名に改称されました。

観龍寺の景色

その後、数度の焼失に見舞われてしまい1749年に再建されたのが現在の本堂です。
再建された本堂の屋根瓦はいちばん古いもので約250年前のものとのことで、大変歴史を感じさせてくれます。

春にはツツジが咲き誇り境内からの景色も相まって美しいです。

観龍寺の全体

観龍寺のおすすめポイント

  • 境内が広大なのでゆっくりと散策が楽しめます。
  • 境内の入口にあたる山門の左の小門の鴨居に槍の傷があり、歴史的価値があるとされています。
  • 倉敷美観地区からほど近い場所にあるため、観光と合わせて楽しむことができます。
  • 最寄り駅から徒歩15分ほどとアクセスにも富んでいます。
  • 境内の鐘楼がある場所から大原美術館方面を望む景色がとても美しいです。

観龍寺のレビュー・口コミ

時期的にはつつじの花が美しく咲いており、観龍寺とこの絶景を楽しむことができます。また、観龍寺の歴史を学ぶと、当時の出来事と現在の歴史的な遺産が調和していることに興味を持つことができ、魅力的なひとときを過ごすことができます。阿智神社へ続く道を歩きながら、雰囲気ある風景や美観地区の景色に囲まれた一貫した雰囲気は心地よく、このような観光地は大変魅力的です。

山門には槍の傷が残っています。山門の左側にある小さな門の横にあります。江戸時代末期、倉敷は幕府の直轄領で、長州藩の奇兵隊が倉敷代官所(現在の倉敷アイビースクエア)を襲撃し、その後『観龍寺』に立てこもった際についた傷だと伝えられています。また、本堂などの内部は一般の見学ができませんが、その立派な建物は見応えがありました。

こちらには棟方志功が制作した釣鐘がありますが、一般の方々には公開されていないため、近くで見ることはできません。この釣鐘は非常に貴重なものであり、一般に公開されることを期待しています。

阿智神社に向かう手前にある寺院です。境内は手入れが行き届いており、美しい雰囲気が広がっています。多くのトンボが飛び交い、心地よい雰囲気を醸し出しています。小さな池もあり、そこで孵ったのか蜻蛉が飛んでいます。鐘楼もあり、寺院としてしっかり整備されていますが、参拝者は少ないようです。呼び鈴が用意されており、訪れる人々を迎えています。境内からは美観地区が見渡せます。

観龍寺の詳細情報

施設詳細情報
施設名 観龍寺(かんりゅうじ)
所在地 岡山県倉敷市阿知2-25-22
交通アクセス JR倉敷駅より徒歩10分
水島臨海鉄道倉敷市駅より徒歩10分
駐車場 有り
営業時間 日中いつでも可能
休業日 なし
利用料金 無料
問合せ先 086-422-0357
公式サイト 不明
備考

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倉敷美観地区には「観龍寺」の他にも見どころが沢山あります。ぜひ足を運んでみてくださいね。

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