藤戸寺｜沙羅双樹の花が有名、源平合戦にまつわる古跡が数多く残る寺院【倉敷市】

パワースポット

藤戸寺

2024.05.152024.10.21

岡山県倉敷市にある「藤戸寺ふじとじ」は、天平年間705年に行基により創建されました。
まだ周囲が海だった頃に千手観音像が海中から浮かび上がり、それを安置したことが始まりとされる高野山真言宗の寺院です。

こちらの寺院は、源平藤戸合戦の功によりこの地域を拝領した佐々木盛綱が、両軍の戦死者と自分が殺めた漁夫の霊を弔うため、大法要を営んだと言われており、源平合戦にまつわる古跡が数多く残されています。

ほかにも、境内には岡山県指定重要文化財に指定されている石造藤戸寺五重塔婆が所蔵されているなど、見どころがたくさんありますよ。

初夏には、平家物語で有名なナツツバキ（沙羅双樹）の花が咲き誇りとても美しいです。

藤戸寺のおすすめポイント
藤戸寺のレビュー・口コミ
藤戸寺の詳細情報

藤戸寺のおすすめポイント

初夏には、平家物語で有名なナツツバキ（沙羅双樹）の花が咲き誇りとても美しいです。
庭には、ハンゲショウも植えられておりナツツバキとの競演が見られます。
毎月21日には藤戸のお大師様の縁日が行われます。
歴史を感じることができる場所になっており、一人で心を落ち着けたいときにぴったりです。

藤戸寺のレビュー・口コミ

源平の戦いに関心を持って訪れました。道沿いに駐車場があり、非常に便利でした。ここに設置されている地図がとても分かりやすかったです。沙羅双樹の大きな木があると聞いていたので探してみましたが、雨予報からのぼた雪が降り続いていたため、探索を早めに切り上げました。佐々木盛綱橋から見えるお地蔵様の後ろ辺りから橋の方を眺めて、昔の地形などを想像しながら感慨深い気持ちになりました。

ここ藤戸寺は、奈良時代に行基が開基。
平家滅亡後、佐々木盛綱が両軍戦没者の供養に、大法会を催し、建物も修復したと伝わっているとのことです#藤戸寺 #藤戸合戦 #佐々木盛綱 #倉敷 pic.twitter.com/xOiZLYi9pe

— リンタロス (@Rrintaro777) March 31, 2024

行列ができる鯛焼き屋さん「鯛よし」の向かいにあります。お寺の駐車場は、「藤戸寺」と刻まれた石柱のあたりに3か所確認できました。本堂、弘法大師のお堂、不動明王のお堂が3つ並んでいます。香炉と燭台があったので、線香とろうそくを供えました。不動明王のお堂から少し下がった位置に、左手に宝珠を持った、頭が体に比べて非常に大きなお地蔵様がいらっしゃいました。
参拝した後、向かいのお店で鯛焼きを購入しました。

倉敷、藤戸寺境内。

お芝居の能は“負け修羅”と言う、負け戦や反戦の話もある。
武士の前でそのジャンルの能を演じる時は武士が嫌うので負け修羅はやらないのが基本だったがこの藤戸だけは
“たとえ戦闘中でも武士が民間人を殺してはならない”
という教えを武士が知るために
上演は許可されてたと。 pic.twitter.com/mKRR9MuiCX

— 倉敷はやおき堂 (@Ns6GpvSGVQZ9sIB) February 28, 2024

平日の午前中に訪れました。曇り空だったこともあり、落ち着いた雰囲気の中で心静かにお参りできました。源平合戦が行われていた時代に思いを馳せながら、未来永劫の平和を祈りました。

藤戸寺の詳細情報

施設詳細情報
施設名	藤戸寺（読み方：ふじとじ）
所在地	岡山県倉敷市藤戸町藤戸57
交通アクセス	瀬戸中央自動車道水島ICから約10分 JR倉敷駅から車で約20分
駐車場	5台あり
営業時間	参拝自由
休業日	無休
利用料金	無料
問合せ先	086-428-1129
公式サイト	不明
備考