長福寺|県下最古の木造建築の三重塔は必見【岡山県美作市】

長福寺の三重塔 パワースポット
長福寺

岡山県美作市にある「長福寺(ちょうふくじ)」は、奈良時代(757年)に唐の高僧鑑真和尚が開基したと伝えられ、三重塔は1285年建立で県下最古の建築物で国指定重要文化財です。

当初は真木山(まきさん)の山頂にありましたが、度重なる火災により、昭和3年に寺院が、昭和26年に三重塔が現在の場所に移転しています。
朱色の鮮やかな三重塔は1km以上先からでも確認することができます。

長福寺の正面

寺院には木造十一面観音立像や絹本著色十二天像図、絹本著色両界曼茶羅図、絹本著色動明王像図の16点もの国指定重要文化財が所蔵されています。

長福寺のおすすめポイント

  • 大自然を背景に鮮やかな赤色の三重塔がよく映えます。
  • 秋に行くと紅葉も綺麗です。
  • 梅雨の時期には美しい紫陽花が出迎えてくれます。

長福寺の様子・口コミ

この寺院は、鑑真和上によって創建された山上の寺院を移築したものです。その中でも、三重塔は岡山県内で最も古い木造建築物の一つであり、厳かに佇んでいます。
また、駐車場やトイレも完備されており、休憩場所もありますので、子供たちと一緒にハイキング気分を味わうこともできます!

静かな雰囲気が漂う穴場的な寺院です。朱塗りの立派な三重塔が特に目を引きます。遠くからも近くからも見応えがあり、国の重要文化財に指定されているのも納得です。本堂と三重塔があり、奥には神社様式の建物もありますが、その造りについては謎が残ります。
駐車場は10台分のスペースがあり、トイレも整備されています。地元の方々の手厚いおもてなしに感謝し、浄財入れにはしっかりとお布施したいものです。また、子連れでのハイキングも楽しめる休憩場もあります。

真言宗の寺院で、十一面観が有名ですが、私が訪れた月曜日は閉まっており、残念でした。また、右側の道を進むと、木造の上品な橋があり、その先には白糸の滝が2つあります。
素晴らしい三重塔に出会いました。美しい背景に溶け込み、地元の人々の信仰によって長い歴史を生き抜いてきたすばらしい塔です。
私がこれまで見てきた桧皮葺きの塔の中では、山口県の瑠璃光寺や奈良県の室生寺の五重塔と同じくらい美しい塔だと思います。こんな山の中に、よく残っていることに感動しました。

湯郷温泉と一緒に訪れると良いでしょう。私が行ったときは平日だったためか、観光客はほとんどおらず、静かに過ごすことができました。寺の前には無料の駐車場があり、そこから滝まで歩いて行けます。田んぼと美しい三重塔が郷愁を誘います。
この寺では書き置きの御朱印が用意されています。お年寄りの方が対応してくださいますが、足元が弱っているため、本堂横のインターホンを押してから出てくるまでに時間がかかる場合があります。少し気長に待ってあげてください。

長福寺の詳細

施設詳細情報
施設名 長福寺(読み方:ちょうふくじ)
所在地 〒701-2602 岡山県美作市真神414
交通アクセス 中国自動車道美作ICから約40分
駐車場 あり、バス可
営業時間 24時間可
利用料金 無料
問合せ先 0868-74-2026(長福寺)
公式サイト 美作市公式サイト
備考

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