BIZEN中南米美術館|日本で唯一?!中南米の貴重な文化遺産を体験しよう【岡山県備前市】

BIZEN中南米美術館 美術館・博物館
BIZEN中南米美術館

岡山県備前市にある「BIZEN(備前)中南米美術館」は、日本で唯一の中南米考古学美術館です。

日生(ひなせ)町で漁網の製造・販売を営んでいた故・森下精一氏のコレクションの寄贈により、昭和50年3月に開館しました。

BIZEN(備前)中南米美術館の入口

建物の外壁は岡山県重要無形文化財備前焼作家である故・藤原建氏の製作による16,000枚余りの備前焼の陶板で覆われています。

BIZEN中南米美術館は、古代中南米の全地域、全時代を網羅する貴重な遺産を約2300点も収蔵・展示しています。

BIZEN中南米美術館の展示

収蔵品の中心は、古代アメリカ大陸で作られた土器・土偶・石彫・織物など中南米の貴重な文化遺産です。

BIZEN中南米美術館の案内

「この展示の凄さがわからないなら、博物館学芸員資格の取得などやめてしまえ!」
なかなか尖ってます。

BIZEN中南米美術館のおすすめポイント

  • 考古学美術品や民族学的資料など約2300点を収蔵展示しています(日本一?)。
  • イメージキャラクター「ペッカリー」くんは、可愛いと人気でファンクラブまであるそうです。
  • 16,000枚余りの備前焼陶板で覆われている壁は圧巻です。
  • 館長さんの見学ガイドが分かりやすいと好評!※要予約

なぜ岡山に中南米美術館が?

日本で唯一ともいわれる、中南米美術館がなぜ岡山県備前市の日生(ひなせ)にあるのでしょうか?

その理由は、現館長の祖父にあたる森下精一氏が、商用で南米を訪れた時に、古代アメリカ文化の遺物に触れ、その魅力に引き込まれて以来、生涯にわたって中南米10カ国の優れたコレクションを集めたことから始まったそうです。

この収集品は専門家の鑑定の結果、学術上・美術史上極めて貴重であることが明らかとなり、蒐集品と美術館の全施設を寄贈し、BIZEN中南米美術館を設立しました。

生前森下氏は、地域文化の復興の一助となること・多くの人が美術館を通して中南米の古代文化に親しんでもらえることを願っていました。

約2300点の古代文明の品を集めるなんて相当な情熱がないとできないことです。
その情熱が現在日本一の南米美術館を作り上げたんですね。

BIZEN中南米美術館は見学予約がオススメ!

BIZEN中南米美術館は、体験や会話を通したお客様と展示品、お客様とスタッフのコミュニケーション展示で好評です。

展示を何倍にも楽しんでもらうために 完全予約制での館内ツアーがあります。

実施日時

開館日・開館時間内で、予約の際に打ち合わせします。
ツアー所要時間は約1時間で、料金は1名様につき500円(ドリンク付き)です。

実施対象

1グループ10名~50名の予約団体に限ります。
※それ以上の人数の場合はグループ分けして実施することもあります。

ツアー内容

美術館学芸員・スタッフによる簡単な歴史、神話などのミニレクチャーをした後、レクチャーを踏まえた美術館内を案内します。フリー見学タイムもあります。
個人での来館時には体験出来ないイベントもあります!

美術館の展示が何倍も面白くなることはもちろん、今後中南米への旅行する際にも楽しさが倍増しますよ。

お問い合わせ、お申し込み
BIZEN中南米美術館 館内ツアー
連絡先TEL:0120-346―287

BIZEN中南米美術館の様子・口コミ

スタッフの方の対応がとても親切で丁寧でした。館長の方の案内も楽しく聞けました。 定期的に展示物を入れ替えているそうです。好きな方なら、何度行っても楽しめるかもしれませんね?

かなり専門的な美術館ですが、展示内容が非常に興味深く、私が訪れた時は世界の土偶展が行われていました。館長さんも様々な解説をしてくださるので、ますます興味が湧きました。おすすめです。

展示品やその解説が素晴らしく、さらに館長さんの詳細なガイドも非常に良かったです。カキオコを食べに日生まで足を運びましたが、美しい美術館に偶然巡り会えて、幸運でした。

中南米の文化への愛情に溢れた美術館です。鳴る土偶にこだわる珍しい文化が詰まっており、規模は大きくありませんが、訪れる価値はあります。
日生駅からは徒歩7分で、日生中学校の向かい側に位置しています。最初に、土器の鳴る場面をビデオで見ることをおすすめします。わずか5分でテンションが上がります。館内には2,000点以上の収蔵品の中から厳選された約200点が展示されており、中南米文化を広く知っていただきたいという思いから、収蔵品の写真撮影はOKです。むしろ広めてください。

BIZEN中南米美術館の詳細

施設詳細情報
施設名 BIZEN中南米美術館(びぜんちゅうなんべいびじゅつかん)
所在地 〒701-3204 岡山県備前市日生町日生241-10
交通アクセス JR日生駅から徒歩約8分
駐車場 約10台、大型バスも駐車可能
営業時間 10:00~16:45(原則事前予約)
休業日 月・木曜日(ただし月・木曜日が祝日の場合は翌平日)
利用料金 大人700円(600円)、高・大学生500円(400円)、小・中学生300円(250円)
※()内は20名様以上の団体料金
※見学ツアーの予約は10名から
問合せ先 0869-72-0222(BIZEN中南米美術館)
公式サイト BIZEN中南米美術館公式サイト
通販サイトペッカリーモール
備考

周辺観光情報 ここもオススメ!

BIZEN中南米美術館のある日生は牡蠣の産地です。
五味の市」には牡蠣だけではなく、瀬戸内海で取れた新鮮な魚介類、農産物、土日には屋台も並び賑わっていますよ。

日生名物カキオコの有名店がたくさんあります。
是非ここでしか食べられない本場のカキオコを食べてみてください。

ひなせみなとまつり花火大会」は日生(ひなせ)の夏の一大イベントです!
海上に浮かび上がる花火の鮮やかな輝きがとても魅力的で迫力がありますよ。

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