岡山県浅口市鴨方町にある「備中杉山城跡(びっちゅうすぎやまじょうせき)の杉山」は、里山づくりの取り組みによって山頂から遺構の場所まで階段が整備されており、中世の山城跡を散策することができます。 (別名:要害山、標高:226m)
山頂には主郭(本丸)が位置し、南北約350mの連郭式山城で、要害山と呼ばれる尾根を除くと険しい谷が広がっています。杉山山頂広場は浅口市の全景が一望できる絶景ポイントであり、大岩の旗穴やパワースポットとされる不落岩もあります。
備中杉山城の守護神を祀る軍神社では、木の彫刻や瓦化粧の飾りが昔話の世界を思わせる楽しい雰囲気を見ることができます。
※軍神社への登山口から杉山山頂までの西側ルートを歩く登山時間は約30分で、下山は約20分かかります。
里山の観光スポット「杉谷の里山・杉山」では、コンパクトな三山歩き(杉山、高丸、向山)を通じて、備中杉山城跡を含む遺構や美しい眺望、歴史的なスポットを楽しむことができます。 杉山、高丸、向山の登山道や山頂はどれも「火気厳禁」となっています。
備中杉山城跡のおすすめポイント
- 里山づくりの取り組みによって山頂から遺構の場所まで階段が整備されています。
- 軍神社では、木の彫刻や瓦化粧の飾りが昔話の世界を思わせる楽しい雰囲気が見どころです。
- 山頂南側からは、鴨方も町が一望できる素晴らしい展望を見ることができます。
ぐるっと杉谷の里山めぐりコ−ス
里山づくりの活動によって、コンパクトな里山「杉谷の里山・杉山」で四山(向山、杉山、高丸、妙見山)+杉谷ダム、滑石渓流等を楽しむことができる「ぐるっと杉谷の里山めぐりコ−ス」が整備されています。
備中杉山城跡の遺構や守護神の軍神社の瓦化粧飾りを通じて昔話の世界を感じることができます。
また、杉山山頂広場からは浅口市全体の景色を見渡せる絶景スポットがあり、大岩の旗穴やパワースポットとされる不落岩も存在しています。山には絶壁の丁場跡や丁場湖も見受けられます。
杉山、高丸、向山の登山道と山頂はすべて「火気厳禁」となっています。
また、杉谷や阿部山の散策コースを含む地図は、備中杉山城跡で提供されています。
軍神社
軍神社は、杉山城の守護寺として南北朝時代の正平6年(1351年)に創建されました。山頂に奥の院があります。
ぐるっと杉谷の里山めぐりコ−スに入っていて人気スポットになっています。秋の例大祭が毎年10月23日、24日(本祭)に開催されています。
瓦の化粧飾りに昔話の主人公(浦島太郎、金太郎、牛若丸など)、木の彫刻(雲に龍、甲冑の武士など)が施されています。
備中杉山城跡の様子・口コミ
一方、西側のルートはロープも設置されており、比較的楽に登ることができました。
杉谷の山登りに👣⛰️
今の時期は、若いみどりがキレイですねぇ☺️🌿🌿🌿暑くもなく風が氣持ちよかったです🌬️✨※ちなみに祀られている神様、
建御雷之男神(タケイカズチノオノカミ)は、建御名方神とちから比べをしたとされる神様。
このときの戦いが、相撲の起源だとか! pic.twitter.com/EymVgMtPBR— ともさん (@cAmoosHqUUZP5uH) May 2, 2023
今日の一寸散歩はココ
備中・杉山城跡~( *´ω`* )/ pic.twitter.com/1O5ThqQhB0— コーララ (@choelara) May 24, 2020
#トレッキング
備中杉山城跡 pic.twitter.com/Rligfjcu8q— し ろ (@ShiRoDeparted1) December 19, 2021
看板にも書かれていますが、最後の急な傾斜はかなり険しいです。幸い、親切に玉結びできるロープ(手がかけられる)が取り付けられています。下りはこのロープがないと難しいでしょう。
備中杉山城跡の詳細情報
施設名 | 備中杉山城跡(読み方:びっちゅうすぎやまじょうせき) |
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所在地 | 〒719-0241 岡山県浅口市鴨方町小坂東861(杉山山頂) |
交通アクセス | JR鴨方駅からタクシー約20分、下車徒歩約8分 |
駐車場 | 県道286号沿いの駐車スペースに普通車数台乗り入れ可 ※軍神社へは生活道路につき車を乗入れないで下さい。 |
営業時間 | 特になし |
利用料金 | 無料 要事前連絡でガイドあり(日程があえば)。ガイド資料代100円 |
問合せ先 | 090-1011-5460(杉谷里山づくりの会 神元覚) |
公式サイト | 杉谷里山づくり|facebook 杉谷里山づくり|YouTube |
備考 |
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浅口市には「備中杉山城跡」の他にも見どころが沢山あります。ぜひ足を運んでみてくださいね。
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