岡山県倉敷市下津井地区にある「下津井城跡(しもついじょうせき)」は、下津井港の背後にある標高89メートルの城山跡です。
下津井は古来瀬戸内の軍事・海運の要衝として知られていて、16世紀の終わり頃にはすでに宇喜多氏の城が存在していたと言われています。
現在、下津井城跡は、瀬戸大橋架橋記念公園の一画として散策路などが整備され、地域の歴史に触れながら美しい景色も楽しめるようになっています。
下津井城跡のおすすめポイント
- 春には約300本のソメイヨシノやヤマザクラが咲き、お花見を楽しめます。
- 史跡内の散策路が整備されているので、地域の歴史に触れながら美しい瀬戸内の風景も楽しめる場です。
下津井城跡の歴史
慶長8年(1603年)に岡山藩の家老である池田長政が城主になり、現在見ることができるような全面石垣の近世的な城に整備しました。
しかし、寛永16年(1639年)に廃城となり、わずか36年という短い期間しか続きませんでした。
城址は東西に伸びる尾根を利用した細長い連郭式の構造で、本丸を中心に南側に二の丸、西側に西の丸、東側に三の丸が配置されています。
さらに、三の丸の東には堀切をはさんで中出丸があり、そのさらに東には東出丸など、宇喜多時代のものと思われる郭が残されています。
下津井城跡の様子・口コミ
田ノ浦漁港のハッチャン所で魚🐟️を購入!その足で前から行きたかった下津井城跡に登城🏯 下津井線路跡で撮影。#下津井タコのハッチャン #下津井城跡 #石活 pic.twitter.com/6PjR4pyq8y
— ストロング・マチ~ン (@opg_strong) September 24, 2022
しかし、一国一城令により寛永16年(1639年)に廃城となり、城代の池田由成(岡山藩家老)は天城の陣屋へ移り、歴代で3万2千石を領していました。横長の郭で天守台は粗末ですが、駐車場の近くにある馬場や二の丸の石垣などの保存状態は良好です。
地図上では瀬戸大橋架橋記念公園となっており、分かりづらいですが、城跡はその公園内にあります。
岡山市倉敷市の下津井城跡。いい城跡です。なんといっても石垣が素晴らしい。 pic.twitter.com/lDI7ceCBo8
— yamamotoハーベスト出版 (@harvest369059) February 22, 2021
こんにちは☀️
ここ最近は膝の具合が悪いので、運動を兼ねて下津井城跡へ行ってました🐾#野鳥🐧を探しながらゆっくり歩いていたので、本日は城跡要素は皆無です😊 pic.twitter.com/DZSk0fqRXK
— どっと疲れる@ (@358tukareru) March 5, 2023
下津井城跡の詳細情報
施設名 | 下津井城跡 (読み方:しもついじょうせき、または しもついじょうあと) |
---|---|
所在地 | 〒711-0927 岡山県倉敷市下津井 |
交通アクセス | 瀬戸中央自動車道児島ICから車で約8分 JR児島駅からタクシー(車)で約10分 バス停「下津井城跡入口」から徒歩10分 |
駐車場 | 普通車15台 |
営業時間 | 特になし |
利用料金 | 無料 |
問合せ先 | 086-473-1116(倉敷市児島支所建設課) |
公式サイト | 倉敷市WEBサイト |
備考 |
周辺観光情報 ここもオススメ!
倉敷市には「下津井城跡」の他にも見どころが沢山あります。ぜひ足を運んでみてくださいね。
コメント