城東町並み(重要伝統的建造物群保存地区)|城下町の姿を色濃く残す町並み【津山市】

城東町並み(歴史保存地区) お出かけ
城東町並み(歴史保存地区)

岡山県津山市にある「城東町並み(重要伝統的建造物群保存地区)」は、2013年に重要伝統的建造物群保存地区に選定されたエリアです。
令和2年(2020年)には城の西側にある「城西地区」も重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。

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これらの歴史保存地区は、江戸時代に戦国武将・森蘭丸の弟・森忠政によって建てられた津山城と、その城下町は、岡山県を東西に流れる岡山三大河川の一つ「吉井川」の北側に整備されました。

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戦禍を免れたため、津山市中心部には、近世から近代にかけて築かれた建造物が今も残っています。

城東町並み(歴史保存地区)2

連続する庇・出格子・なまこ壁・防火用の袖壁など当時の面影をそのまま備えた江戸時代以来の古い家々が約1.2kmにわたって軒を連ね、賑わいと隆盛を極めた城下町の風情を現代に伝えています。

一つ一つ名前の付いた小さな路地にも城下町の名残が感じられます。

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城東町並み(重要伝統的建造物群保存地区)のおすすめポイント

城東町並み(歴史保存地区)の主な施設

城東むかし町家(旧梶村邸)

城東むかし町家(旧梶村邸)

城東むかし町家(旧梶村邸)」は、今から310年前の元禄時代(江戸時代)に建てられた町家で、城下町津山の歴史を体験することができます。

津山洋学資料館

津山洋学資料館

津山洋学資料館」は、江戸時代後期~明治・大正期にかけて、西洋の学問を研究し、近代国家の礎を築いた津山ゆかりの蘭学者らの資料を展示しており、「解体新書」の初版本のほか、精巧な木製のレプリカを見ることができます。

和蘭堂(城東観光案内所)

和蘭堂(城東観光案内所)

和蘭堂(おらんだどう)」は、「津山洋学資料館」敷地内の城東観光案内所とギャラリーを併設したカフェです。

榕菴コーヒーや榕菴ソフト、オランダワッフル、津山のうどんなど、津山にちなんだメニューも多く観光にぴったりのお店ですよ。

千光寺

千光寺

千光寺」は、歴史景観地区 城東町並みの城東むかし町のひとつ裏通り「寺下通り」にあります。

千光寺の境内には樹齢150年以上ともいわれる高さ約15メートル、枝が広がる幅が約18メートルのしだれ桜があり、毎年多くの見物客が訪れます。

旧苅田家住宅

旧苅田家住宅

旧苅田家住宅」は、城東地区街並みの中でも最大規模の町家で、江戸時代の造酒屋を今に残す建物群です。
酒造業を営んでいましたが平成21年に廃業しており、居住中なのもあり非公開です。

城東町並み(重要伝統的建造物群保存地区)の様子・口コミ

津山城の桜の時期と比べると、隣の旧市街はまるで別世界で、非常に静かで美しいです!

街並みは非常に静かで落ち着いていて、格子窓のデザインが美しく、多様で目を引きます。 何軒かの家の玄関には人形が吊るされていますが、これは伝統的なものではなく、有志が発案して町おこしのために行っているものだそうです。

津山城下町の街並みから、歴史と情緒を感じることができて、とても良かったです。また、『男はつらいよ』の第48話のロケ地としても知られている場所であり、作州城東屋敷なども有名です。一度は訪れてみたかった場所で、来れて本当に良かったです。ありがとうございました。

作州城東屋敷へ行った帰り道に通りかかりましたが、周りには歴史を感じさせる風景が広がっており、とても素晴らしいものでした。麹屋の隣には酒屋があり、軒先には杉玉が吊るされ、また「諸伯」という看板が掲げられているなど、周辺の景色に溶け込んでいました。

城東町並み(重要伝統的建造物群保存地区)の詳細情報

施設詳細情報
施設名 城東町並み(重要伝統的建造物群保存地区)
所在地 岡山県津山市橋本町~東新町
交通アクセス JR津山駅から市内循環ごんごバス・「東新町」下車
駐車場 あり(城東観光駐車場)
利用料金 各施設をご確認ください。
問合せ先 0868-24-6288(城東観光案内所)
公式サイト 津山市公式サイト
備考

周辺観光情報 ここもオススメ!

津山市には「城東町並み」の他にも見どころが沢山あります。ぜひ足を運んでみてくださいね。

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