岡山県美咲町に位置する「月の輪古墳(つきのわこふん)」は、海抜約320mの山の頂にある4世紀末~5世紀初頭(古墳時代中期)に築造された円墳です。大きさは径59m、高さ9mあります。
県指定史跡として1959(昭和34)年に指定され、出土品も1984(昭和59)年に県の重要文化財(考古資料)に指定されています。
発掘調査の結果、多数の副葬品が出土しており、近隣にある「月の輪郷土館(月の輪収蔵庫)」にも展示してあります。月の輪郷土館までは車で9分くらいで行くことができるので、ぜひ立ち寄ってみましょう。
月の輪古墳のおすすめポイント
- 墳頂まで登れば、四囲を眺めることが出来ます。
- 大平山の麓には、月の輪古墳から出土した出土品を展示する月の月の輪郷土館(月の輪収蔵庫)があります。
- 車で近くまで行くことができます。
月の輪郷土館(月の輪収蔵庫)について
「月の輪郷土館(月の輪収蔵庫)」は、月の輪古墳の出土品を中心に、美咲町内の歴史的遺物を2000点も収蔵しており、主なものを無料で展示してあります。
月の輪郷土館(月の輪収蔵庫)までは、月の輪古墳から車で9分くらいで行くことができるので、ぜひ立ち寄ってみましょう。
この地では、毎年8月15日頃、「月の輪おどりの夕」という、月の輪古墳発掘を祝うお祭りも開催されるそうです。
名称 | 月の輪収蔵庫 |
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住所 | 岡山県久米郡美咲町飯岡1104-2 |
営業時間 | 見学希望の際は、事前にご連絡ください ※電話したら空けてくれるみたいです。 |
問い合わせ | 【美咲町教育委員会柵原支所】 0868-62-1125 ※この電話番号は、問い合わせ先である「美咲町教育委員会柵原支所」の電話番号です。カーナビ等設定の際はご注意ください。 |
駐車場 | 3台 |
月の輪古墳の様子・口コミ
駐車場はない形でしたが、車を停めるスペースが下にありました。休憩スペースも下にあります!造出や葺石、埴輪の種類や配置など、細かく説明が書かれた案内板もあり、素晴らしい古墳でした。
月の輪古墳(久米郡美咲町)
5世紀前半に標高320mの太平山の山頂に築かれた円墳。直径は約60m、高さは約10mと巨大。墳頂には2基の粘土槨、家形や楯形の埴輪、円筒埴輪列の跡などが復元されており、見晴らしも最高。墳丘の葺石や造り出しの埋葬施設も復元されていていて見応えあり。 pic.twitter.com/elZH2r0LHo— はにお@駆け出し古墳めぐりすと (@haniwo1910) May 30, 2021
月の輪古墳探訪記
車で2時間くらいかけて岡山県美咲町に到着。収蔵庫があるということで早速向かい、管理人の方に電話するとすぐに来て鍵を開けてくれました。「どこから来たの?」と聞かれて「兵庫県の加古川です」と答えると管理人の方も以前加古川に住んでたとのこと。何かのご縁でしょうかね。 pic.twitter.com/fJDlGQuSYJ
— Mattu (@bbgkhnwvarc) August 14, 2022
月の輪古墳なう
めっちゃ興奮してるなう pic.twitter.com/NuaDoc0Qn7— アトリエ白神 (@jalan_sekken) November 25, 2017
月の輪古墳の詳細情報
施設名 | 月の輪古墳(つきのわこふん) |
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所在地 | 岡山県久米郡美咲町王子 |
交通アクセス | 中国自動車道美作ICから約50分 |
駐車場 | あり |
営業時間 | 24時間 |
利用料金 | 無料 |
問合せ先 | 0868-62-1125(美咲町教育委員会柵原支所) |
公式サイト | - |
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美咲町には「月の輪古墳」の他にも見どころが沢山あります。ぜひ足を運んでみてくださいね。
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