岡山県で蛍(ほたる)が鑑賞できるスポットは沢山ありますが、この記事では比較的有名なホタルの生息地を地域別に紹介します!
ホタルが生育できる水質の綺麗な河川と温暖な気候、環境の整備が揃っている岡山県は無数にホタルの群生地があります。ホタルの乱舞が見られる見ごろの時期は一般的に5月初旬から中旬となっています。
意外と市街地に近い場所でも見ることができるので、初夏の風物詩を是非見に行ってみてくださいね!
足守ホタルの里【岡山市北区】
「足守ホタルの里」は、岡山市・倉敷市から気軽に行ける市内最大のホタルの名所です。ピーク時は1000匹単位のホタルの乱舞を見ることができます。大井トンネル手前~旧岡山市立蛍明(旧高田)小学校周辺です。
足守ホタルの里の詳細情報
施設名 | 足守ホタルの里(読み方:あしもりほたるのさと) |
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所在地 | 岡山県岡山市北区粟井 |
交通アクセス | JR足守駅からタクシー(車)で約15分 |
駐車場 | シーズン中あり |
問合せ先 | 086-295-1837(足守観光協会) |
備考 | ホタルの見ごろ:5月末から6月上旬 |
北房ほたる公園【岡山県真庭市】
北房ほたる公園周辺は、環境省「ふるさといきものの里百選」にも選ばれた、岡山県の代表的なホタルの里です。ゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメボタルの3種類が生息しており、6月上旬から6月下旬にかけてホタルの鑑賞が楽しめます。
北房ほたる公園の詳細情報
施設名 | 北房ほたる公園 |
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所在地 | 岡山県真庭市下呰部 |
交通アクセス | 中国自動車道北房ICから約10分 |
駐車場 | 普通車20台 ※観賞月間中の夜間利用時には、ホタルへの光害を防ぐため、 できるだけ北房振興局への駐車をお願いします |
営業時間 | 日没 |
問合せ先 | 0866-52-2111(真庭市北房振興局) |
備考 | ホタルの見ごろ:6月上旬~6月下旬 |
湯郷温泉ほたる川【岡山県美作市】
岡山県の湯郷温泉街の南西を流れる「大谷川河川公園」から「湯郷温泉ほたる川」は、ホタルの鑑賞スポットとして人気を集めており、6月上旬には「湯郷温泉ホタル祭り」が開催され、大谷川に飛び交うホタルと温泉情緒を堪能できます。
湯郷温泉ほたる川の詳細情報
施設名 | 大谷川河川公園~湯郷温泉ほたる川 |
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所在地 | 岡山県美作市湯郷 湯郷西 |
交通アクセス | 中国自動車道美作ICから約10分 R林野駅から岡山行きバス約10分、「湯郷下」下車、徒歩約5分 |
駐車場 | 200台/300円※ホタル期間中は無料、18~22時、 美作市営湯郷駐車場に車を停めましょう、路駐はホタルに悪影響です。 |
営業時間 | 18時~ |
問合せ先 | 0868-72-0374(湯郷温泉観光協会) |
備考 | ホタル:6月上旬~6月下旬 |
百間川 せせらぎ広場 ほたるの里【岡山市中区】
百間川せせらぎ広場は、岡山市中区の百間川分流部にある公園で、春はお花見スポット、夏は浅瀬の池や小川でホタルの鑑賞や水遊びができ、子供達も楽しむことができます。岡山市街地から最も近いホタル観賞スポットであり、水質保全が行われ淡水魚やエビ、トンボ、チョウチョなどいろいろな生きものが多く住んでいます。
せせらぎ広場 ほたるの里の詳細情報
施設名 | 百間川 せせらぎ広場 ほたるの里 |
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所在地 | 岡山県岡山市中区今在家地先 |
利用時間 | 終日利用可 |
交通アクセス | JR高島駅から徒歩約23分 |
料金 | 無料 |
駐車場 | 岡山市中消防署裏(無料30台)+道路沿いに第二駐車場15台程度 |
蛍遊の水辺・由加【岡山県倉敷市児島】
「蛍遊の水辺」は倉敷市児島由加にある、減少したホタルを復活させた0.7kmほどの石積護岸の水路です。5月下旬~6月中旬になると、多数のゲンジホタルを見ることができます。倉敷市街地からも近い場所にあります。
蛍遊の水辺・由加の詳細情報
施設名 | 蛍遊の水辺・由加(けいゆうのみずべ・ゆが) |
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所在地 | 岡山県倉敷市児島由加 |
交通アクセス | 瀬戸中央自動車道水島ICから30分 |
駐車場 | 空き地に駐車スペースが30台ほどありますが、道中が狭く、看板もないのでやや分かりにくい。 |
問合せ先 | 086-473-1115(倉敷市児島支所産業課) |
備考 | ホタル:5月下旬~6月中旬 |
大茅ヒメボタル生育地【岡山県 西粟倉村】
大茅スキー場(大茅オートキャンプ場)~若杉天然林周辺は、”森ホタル“とも呼ばれる大茅ヒメボタルの生育地として知られています。ヒメボタルは陸生のホタルで、川のホタルとはまた違った趣を感じられます。ピーク時には、森林の中で幻想的な光の絨毯のような光景が広がります。
大茅ヒメホタル生育地の詳細情報
施設名 | 大茅ヒメホタル生育地(大茅スキー場~若杉天然林) |
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所在地 | 岡山県英田郡西粟倉村大茅 |
交通アクセス | 鳥取自動車道西粟倉ICから約13分 |
駐車場 | 普通車50台、バス10台※大茅オートキャンプ場駐車場 |
問合せ先 | 0868-79-2111(西粟倉村役場産業観光課) |
備考 | 蛍の見頃:6月初旬~7月第3週頃 |
金ホタル生育地 天王八幡神社周辺【岡山県新見市】
「天王八幡神社」周辺は、金ボタルの生息地(発生地)として岡山県の天然記念物に指定されています。ホタルの光によって金色の世界が広がる時期は、例年7月10日前後の10日間ほどです。
金ホタル生育地の詳細情報
施設名 | 金ホタル生育地(天王八幡神社周辺) |
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所在地 | 岡山県新見市哲多町蚊家1708 |
交通アクセス | 中国自動車道新見ICから約40分 JR新見駅からタクシー(車)で約40分 |
駐車場 | 普通車50台(一部有料) ※蛍が出る期間は一部の道が通行止めになります |
蛍の見頃 | 毎年7月10日前後の10日間ぐらい(天候による) 19時45分〜21時ぐらい約1時間 |
問合せ先 | 0867-96-2113(新見市哲多支局地域振興課) |
津黒川河川公園(津黒いきものふれあいの里)【岡山県真庭市蒜山】
「津黒川河川公園(津黒いきものふれあいの里)」は、ホタルの鑑賞スポットとしても知られている自然体験ができる公園です。また、近くには津黒高原荘があり、ホタル観賞つき宿泊プランなども実施しています。
津黒川河川公園(津黒いきものふれあいの里)の詳細情報
施設名 | 津黒川河川公園(津黒いきものふれあいの里) |
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所在地 | 岡山県真庭市蒜山下和 |
交通アクセス | 米子自動車道湯原ICから約20分 |
駐車場 | 普通車50台 |
営業時間 | 津黒いきものふれあいの里 9:00~16:30 魚のつかみ取り・渓流釣り・BBQ 4月1日~9月30日 ※ホタル観賞時間は閉園していても、駐車場は利用可能 |
休業日 | 火曜日(祝日の場合翌日) |
問合せ先 | 0867-67-7011(津黒いきものふれあいの里) |
備考 | ホタル:6月中旬~7月上旬 |
郷の源氏蛍発生地【岡山県 鏡野町】
岡山県鏡野町郷川にある「郷の源氏蛍発生地」は、1959年に岡山県指定の天然記念物に指定されているゲンジボタルの生育地です。
地域の住民による川の清掃活動やホタルの保護活動が盛んに行われており、吉井川の支流である郷川の本支流用水路には約10キロメートルにわたって美しいゲンジホタルを楽しむことができます。6月上旬から中旬のシーズンには、幻想的な光景を鑑賞することができます。
郷の源氏蛍発生地の詳細情報
施設名 | 郷の源氏蛍(ゲンジボタル)発生地 |
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所在地 | 〒708-0342 岡山県苫田郡鏡野町薪森原 |
交通アクセス | 中国自動車道院庄ICから約15分 JR津山線・姫新線津山駅から車で約20分 |
駐車場 | あり(5台~)、ほたる館にて駐車利用可 |
営業時間 | 24時間利用可 ホタル:6月上旬~6月中旬 |
休業日 | なし |
利用料金 | 無料 |
問合せ先 | 0868-54-2987(鏡野町産業観光課) |
宇内ホタル公園【岡山県 矢掛町】
宇内ホタル公園は、かつて星田川の清流光に帯ができたというほどのホタルの名所です。
毎年5月下旬から6月上旬のシーズン中は「宇内ホタル観賞旬間」を開催し幻想的なホタルの光を見ることができます。
宇内ホタル公園の詳細情報
施設名 | 宇内ホタル公園(読み方:うないほたるこうえん) |
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所在地 | 〒714-1221 岡山県小田郡矢掛町宇内 |
交通アクセス | 井原鉄道小田駅から車で約10分 |
駐車場 | ※観賞旬間期間中は、ほたる見学無料送迎バス1往復運行(土日は2往復) バスの利用は予約が必要なので、お問い合わせ先までご連絡ください。 |
営業時間 | ホタル:例年5月下旬~6月下旬 ※「宇内ホタルまつり」毎年6月初旬頃 |
問合せ先 | 0866-82-1016(矢掛町産業観光課) |
福地ホタルの里【岡山県高梁市】
福地ホタルの里は、高梁市落合の福地小学校前の福地川一帯のことを指し、ホタルの里として知られています。5月~6月のシーズンになると、多くのゲンジボタルが暗闇の中で飛び交い見るものを魅了します。毎年6月上旬の土曜日に「神楽の里でホタル祭り」が開催されます。
福地ホタルの里の詳細情報
施設名 | 福地ホタルの里(読み方:しろちホタルのさと) |
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所在地 | 岡山県高梁市落合町福地 |
交通アクセス | 岡山自動車道賀陽ICから約30分 |
駐車場 | なし |
営業時間 | ホタル:6月上旬~6月中旬 |
問合せ先 | 0866-21-0461 (高梁市観光協会) |
備中鐘乳穴の周辺【岡山県真庭市】
備中鐘乳穴は、井倉洞と並ぶ岡山の2大鍾乳洞ですが、その周辺はヒメボタルの生育地としても知られ、6月最終土・日曜日、7月初めの土・日曜日に夜間開放され、ホタルの乱舞を楽しむことができます。
平安時代の文献に残る日本最古の鍾乳洞で、全長約800mのうち、現在は約300mが観光洞として公開されています。
備中鐘乳穴の詳細情報
施設名 | 備中鐘乳穴(読み方:びっちゅうかなちあな) |
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所在地 | 岡山県真庭市上水田8854-1 |
交通アクセス | 中国自動車道北房ICから約15分 |
駐車場 | 普通車160台、バス20台 |
利用料金 | 大人700円、中・高生500円、小人(5歳以上)350円 |
問合せ先 | 0866-52-2962(備中鐘乳穴) |
備考 | ヒメボタル:6月下旬~7月上旬 |
名義川の桜並木のホタル【岡山県 奈義町】
奈義町の豊沢にある、名義川沿いには桜並木が植えられており、春になると桜が満開をむかえます。菜の花も咲き始めると、桜と菜の花を同時に見ることができます。初夏6月にはホタルの名所も飛び交います。
名義川の桜並木の詳細情報
施設名 | 名義川の桜並木 |
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所在地 | 岡山県勝田郡奈義町豊沢507(奈義町中央広場) |
交通アクセス | 中国自動車道津山ICから約30分または、美作CIから約25分 |
駐車場 | 奈義町中央広場に駐車場あり |
問合せ先 | 0868-36-7311(奈義町観光案内所) |
岡山県のホタルまとめ
岡山県のほたるの鑑賞スポットを紹介しました。
当記事で紹介したホタルの鑑賞スポットは以下になります。
岡山県は綺麗な水質の清流が多く、ホタルの生育地が点在しています。もちろんここに紹介した場所以外でもホタルが鑑賞できる場所は多くありますが、年々その数が減少しています。
皆でホタルが生育できる自然を守り、初夏の風物詩として次の世代にも継承していきたいですね。
マナーを守って鑑賞しましょう!
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