岡山県勝田郡奈義町にある「奈義町現代美術館」は、世界的な建築家磯崎新と4人の芸術家により共同制作された全く新しいタイプの美術館です。
常設展示は3つあり、「大地」「太陽」「月」のテーマで構成されています。
すべての作品は座ってゆっくり鑑賞できるようになっていて、思う存分に現代アートが楽しめます。
秀峰那岐山をバックに素晴らしいロケーションに建てられており、訪れる時間や季節によってその時々の情景を楽しむことができますよ。
奈義町現代美術館のおすすめポイント
- 作品と建物が一体化した美術館
- SNSの評価が高い
- 奈義町現代美術館を満喫できる喫茶室
作品と建物が一体化した美術館
作品・全体の空間を作家と建築家が話し合って建てられており、作品と建物が一体化しています。空間そのものを作品として楽しむことができます。
奈義町現代美術館を満喫できる喫茶室
喫茶室は池に面しており、「大地」「月」「太陽」の各展示室・那岐山頂を望むことができます。開放的でスタイリッシュな空間でゆっくりとした時間を過ごすことができます。
SNSの評価が高い
Twitterなどの口コミを見ると「とても感動した」「めちゃくちゃ良かった」という声が多く見られます。美術館好きからも評価が高く、訪れた人の多くが満足できる美術館です。
奈義町現代美術館の常設展示
奈義町現代美術館は、建築家の磯崎新氏がプロデュースされた、建築と作品が一体化した美術館で、以下三つのテーマに分かれています。
月
ベンチに腰を掛けて手を叩き、空間の中で反響する音に静かに耳を澄まします。
その音を聞いて、壁面のHISASHIのオブジェを眺めしばらくベンチで休んでいると、穏やかな気持ちになり、心身が癒やされていく気持ちになります。
大地
いくつものステンレスワイヤーが交差しており、その間をくぐる様に歩いていきます。
ワイヤーはとても繊細なので触れないように頭、腰を少し曲げたり、かがんだりしながら、明るさと薄暗さが織りなす空間を進みます。
すると自分自身がワイヤーのように揺らいでいるような感覚になります。
太陽
奈義町現代美術館で一番のフォトスポットになっています。
円筒状の空間の地面と天井に鉄棒、ベンチ、シーソーが配されており、左右の壁には京都龍安寺の石庭を模したものがあります。
円形の膜からは時間帯、天候、季節によって変化する太陽光が差し込んでいます。
この空間に足を踏み入れると、不思議な雰囲気により平衡感覚がいつもと違う感じを味わうことができます。
以上の3つの展示室、2つのギャラリー、奈義町立図書館、レストラン、喫茶室で構成されています。
また3つの展示室は中秋の名月、那岐山の山頂、太陽が登る角度といった自然の要素を取り込んだ角度が設計に活かされた配置計画となっているそうです。
奈義町現代美術館の様子・口コミ
またそんな中に置いてあるシーソーや椅子などを使って写真撮影することもできます。まさにトリックアートの中に自分が飛び込んだようです
筒の中はとても不思議で幻想的な空間。皆さん素敵な写真を撮っていますが、人が多いと見られながら撮影になるので私は恥ずかしくて断念笑 また服装にも注意笑 ふんわりとしたワンピース姿の女性はとても絵になっていました。
写真で見るより行って体感すべきアート。
ひと月前に来た時の印象が鮮烈で、また来たくなった場所
小雨だったけど、だからこその美しさがあった
雨に洗われた街路樹の鮮やかな色
作品のワイヤーから水面に落ちる雫の音
月の部屋にこだまする自分だけの足音建物と作品が一体となって、力強いのにとても清らかな空間
/奈義町現代美術館 pic.twitter.com/yJ5gDYyHIH
— ® (@ukkaritsuko) November 1, 2022
きれいな建物と広い庭があり、さすがだなあと思いつつ入館。
館内は写真撮影OKの掲示があったので、美術館にしては珍しい。
もともと美術に関しては全く知識のない自分ですが、イメージとは違うなあと。
ただそれが悪いと言いたいわけではなくて、足音が響く床なんかは普通に面白いとか思ったり。
実際平日でしたが、それなりにお客さんは多かったです。
Nagi MOCA(奈義町現代美術館)めちゃくちゃ良かったな。 pic.twitter.com/Cod2fNkiNe
— カニエの笑顔 (@spiritual_stew) October 31, 2022
それでいて、不思議空間。
美術館に馴染みがなくても楽しめるかも。
就学前のお子さん連れのご家族も楽しんでいました。
奈義町現代美術館といえば、荒川修作 + マドリン・ギンズの「太陽の部屋≪遍在の場・奈義の龍安寺・建築する身体≫」という、「スペースコロニーの内壁に石庭が」みたいな謎の巨大な常設展示で有名。
荒川修作 + マドリン・ギンズといえば、岐阜の「養老天命反転地」など、頭がお○しい作品で有名。 pic.twitter.com/Ag4CwD3GJW
— トモロックス、ゴズマ星丸 (@tomorox) October 21, 2022
思い思いの過ごし方のできる場所。
大地、月、太陽。それぞれ違っていて面白い。
撮影スポットにもなっていましたね。
おはようございます。
昨日は連休なか日、奈義町現代美術館にも沢山の方がお見えでした。館内のHコレクション展にも、外の彫刻が配置された芝生広場にも若い方々がゆったりと過ごされていました。 pic.twitter.com/dzrkL4Abbb— 奥 正親 (@oku_masachika) October 9, 2022
あいにくの雨模様でしたが、紅葉の那岐山は雪だったようで予想外の雪化粧や虹のアーチを見ることが出来ました。
展示スペースも小さくあって企画展も面白いです。(松岡徹展をやっていましたがユニークで可愛くて楽しい! )
芝生の広い同じ区画にピザ窯があるイタリア料理屋さんがあります。本格ピザも是非。
奈義町現代美術館の詳細情報
施設名 | 奈義町現代美術館(読み方:なぎちょうげんだいびじゅつかん) |
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所在地 | 岡山県勝田郡奈義町豊沢441 |
交通アクセス | JR津山駅からバス(車)で約30分 |
開館時間 | 9:30~17:00(入館は16:30まで) |
休館日 | 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館)および祝日の翌日 |
駐車場 | 普通車30台、バス2台 |
利用料金 | 一般・大学生700円(500円)、高校生500円(350円)、中学・小学生300円(200円) ※団体は20名以上で( )内の料金 |
問合せ先 | 0868-36-5811(奈義町現代美術館) |
公式サイト | 奈義町現代美術館公式サイト |
備考 |
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奈義町には「奈義町現代美術館」の他にも見どころが沢山あります。ぜひ足を運んでみてくださいね。
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