岡山県瀬戸内市にある「国立療養所 長島愛生園(ながしまあいせいえん)」は、日本初の国立のハンセン病(らい病)療養所として昭和5年(1930年)11月に設立された施設です。
ハンセン病に対する隔離政策や差別で苦しんだ人々の事実を、詳しく映像や資料で学ぶことができます。
2018年には旧事務本館(現在の歴史館)・園長宿舎・旧収容所・旧洗濯場・旧日出会館が邑久光明園と共に国の登録有形文化財に登録されました。
昔どんなことがこの場所で起こっていたのかを知ることで、ハンセン病の歴史・日本の近代史を学ぶことができます。
今あなたが健康に暮らせているとしたら、それがどんなに幸せなことなのかを再確認できるでしょう。
国立療養所長島愛生園のおすすめポイント
- 長島愛生園・歴史館ともに入場は無料です。
- 病原菌克服・罹患者差別の歴史、現在進行形の施設利用者の方々の処遇についてを詳しく映像や資料で学ぶことができます。
- 国の登録有形文化財に登録されている日本初の国立ハンセン病療養所です。
国立療養所長島愛生園の様子・口コミ
ハンセン病の国立療養所、長島愛生園見学、日生の港から船で島に渡ります。邑久光明園も見えるでしょうか? pic.twitter.com/BdmWY0xWal
— yasuko_maeda (@maeda_yasuko) May 28, 2022
岡山県の邑久駅という所からバスに乗り国立療養所長島愛生園へ行きました。
二時間弱、島の一部と施設など見てハンセン病についての知識と歴史をわかりやすく説明していただきました。 pic.twitter.com/BTQXxwZnwN— yasuko_maeda (@maeda_yasuko) March 13, 2021
青法協全国総会後は、国立療養所『長島愛生園』を見学しました。
ハンセン病の差別の歴史を学び、正しい知識を身につけることによって、偏見や差別をなくすことができることを「体験」できました。 pic.twitter.com/oUeEoPVXAy— 青年法律家協会京都支部(青法協) (@kyotoseihokyo) June 27, 2021
ホームページでは休みとなっていましたが、連絡を取ると歴史館は自由に入ることができました。
まだお住まいの方がいるため、もちろんそんなに自由に歩き回ることはできません。
国立療養所長島愛生園の詳細情報
施設名 | 国立療養所 長島愛生園(読み方:ながしまあいせいえん) |
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所在地 | 〒701-4501 岡山県瀬戸内市邑久町虫明6539 |
交通アクセス | 虫明ICから愛生園まで5km、10分 岡山ブルーライン虫明ICで降りてすぐ右折、その後は標識に従い邑久長島大橋、邑久光明園を経由して長島愛生園へ。 |
駐車場 | あり |
利用料金 | 無料 |
問合せ先 | 0869250321 |
公式サイト | 国立療養所 長島愛生園 |
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