岡山市北区金山寺にある「天台宗 銘金山 金山寺」は、JR岡山駅から車で約20分、岡山市の真北に位置する、備前四十八ケ寺の本山で県内で最も長い歴史のある寺院(古刹)です。孝謙天皇の勅願で、報恩大師によって今から約1300年前の749年に開かれました。
境内には岡山県重要文化財(建造物)に指定されている護摩堂と三重塔の他に、山門や開山堂などの建物が並んでいます。1575年頃に宇喜多直家の寄進により再建されたとされている本堂は、2012年12月24日に発生した火災で倉庫とともに全焼し、現在は仮本堂で運営されています。
正月の四日間には、お寺の復興事業として普段は非公開になっている客殿に特設道場を設けて、護摩祈願が行われます。護摩祈願では、宗旨宗派に関係なく、広く一般参拝客に向けて、新年の幸せ、厄除け、方位除け、心願成就をお祈りしてくれます。
毎年2月の第1土曜日には、はだか祭りの会場としてもにぎわいます。はだか祭りは600年続く歴史ある祭りで、金山の中腹あたり標高約350mにある、金山寺の境内で裸の男たちが、宝木(しんぎ)を奪い合う争奪戦が繰り広げられます。
金山寺のおすすめポイント
- 毎年1月に行われる初詣護摩祈願のお供えはすべて復興基金として積み立てられるので、寺の復興のサポートができます。
- 護摩祈願では普段見ることができない客殿の内部を見られます。
- 毎年2月第1土曜日には、県内各所に先立ってはだか祭りが行われます。
- 2,000円支払えば参加できる写経会が、毎月第三日曜日に開催されています。
- 可愛らしいオリジナルの招き猫の御朱印帳や招き猫の巾着守りなどが購入できます。
- 不在時には御朱印は招き猫美術館に預けられているとのことです。
金山寺の復興事業
金山寺は、2012年に本堂が火災により焼失したため、2024年現在は仮の本堂で運営を続けております。
天平勝宝元年(749年)に報恩大師が創建されて以来、長い歴史を受け継いできたこの古刹を絶やすことなく、後世に伝えていかなくてはなりません。
つきましては、檀家の皆様ならびにご参拝いただく皆様におかれましても、金山寺再建のために特別なご支援を賜りたく、お願い申し上げます。
金山寺復興費用に関するお問い合わせは、お電話または以下公式サイトのお問い合わせフォームより承っております。
金山寺のレビュー・口コミ
金山寺・岡山市
池田のお殿様の別荘だったようです。
ここでも毎年裸祭りやってます。#三重塔見るとテンションあがる男子 pic.twitter.com/Ezwr1ZCSRU— staygold76旅人 (@staygold6966) July 23, 2023
金山寺
岡山市北区金山寺招き猫美術館には何度か行ったことがあるが金山寺さんは初訪問
至るところにお花がセンスよく活けてありギャッベも沢山あって素敵なお寺だった
動く襖絵も興味深かったよ pic.twitter.com/oqx2MAhyQq— 犬の名前は桃太郎 (@inunonamaeha_) March 27, 2023
金山寺の詳細情報
施設名 | 天台宗 銘金山 金山寺(読み方:きんざんじ) |
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所在地 | 岡山県岡山市北区金山寺481 |
交通アクセス | 山陽自動車道岡山ICから車で約30分 JR岡山駅から車で約20分 |
駐車場 | 山門前に5台分、護摩堂横に50台分あり |
営業時間 | 拝観は午前10時~午後4時半 |
休業日 | 無休 |
利用料金 | 拝観料 中学生以上500円、小学生以下300円 |
問合せ先 | 086-228-0926 |
公式サイト | 天台宗 銘金山 金山寺公式サイト |
備考 |
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