語らい座 大原本邸(旧大原家住宅)|倉敷を代表する邸宅【美観地区】

語らい座 大原本邸(旧大原家住宅) 倉敷美観地区
語らい座 大原本邸(旧大原家住宅)

語らい座 大原本邸(旧大原家住宅)」は倉敷美観地区にある、倉敷絹織(現(株)クラレ)の創設者である大原孫三郎氏と大原家が代々が暮らした邸宅です。
現在は国の重要文化財に指定されています。

語らい座 大原本邸(旧大原家住宅)入口

住宅であることから邸内非公開となっていましたが、2018年4月1日より展示交流施設「語らい座 大原本邸」として一般公開されており、さらに大原家の蔵書に囲まれたブックカフェも併設しています。

語らい座 大原本邸(旧大原家住宅)の縁側

大原孫三郎氏は、美観地区内にある大原美術館の設立者でもあります。

語らい座 大原本邸(旧大原家住宅)マップ

語らい座 大原本邸(旧大原家住宅)マップ

語らい座 大原本邸(旧大原家住宅)のおすすめポイント

語らい座 大原本邸(旧大原家住宅)の庭

  • 離れ座敷からは、美しい庭が一望できます。
  • 土間のインスタレーション(ふりそそぐ言葉)があり、大原家について楽しく知ることができます。
  • ブックカフェには、大原家八代目当主・大原總一郎(そういちろう)の蔵書の一部が飾られています。

語らい座 大原本邸(旧大原家住宅)の紹介

土間

語らい座 大原本邸(旧大原家住宅)の居間

大原家の5代壮平、6代孝四郎、7代孫三郎、8代総一郎が語った言葉が私たちに降り注いできます。

「十人のうち七人も八人も賛成するようなら、もうやらない方がいい。」
「感情を出発点とした政策には賛同できない。」

これに対して、皆様はどのような感想をお持ちでしょうか。一部では「うーん」と唸り、他の方々では「これだ!」と納得し、また「?」と首をかしげる方もいらっしゃることでしょう。

中倉

大原家8代の歩みを年表形式で展示紹介しています。
また、7代大原孫三郎を紹介する部屋もあります。

内中倉

8代大原總一郎を紹介する部屋です。

ブックカフェ(内中倉)

大原総一郎の書斎をイメージしたカフェスペースでは、彼が好んだ「鳥類」と「民藝」に関連する書籍を含め、蔵書約2,000冊を展示しています。
本に囲まれた落ち着いた雰囲気の中で、「語らい座 大原本邸」ブレンドのコーヒーをお楽しみください。

離れ座敷

7代目孫三郎はお茶を楽しみ、8代目総一郎はレコード鑑賞をするために使用された離れ座敷。その目の前に広がる日本庭園は孫三郎自身が作庭に関わったものです。古い松の木や優雅なもみじから差し込む光が、庭の苔に美しく反射しています。

この場所は賑やかな倉敷美観地区に位置しているものの、まるで別世界のような雰囲気です。ここでは喧騒を離れ、ゆったりとした時間の中で疲れを癒し、過去を振り返りながら将来を考えることができます。離れ座敷ではお抹茶もお楽しみいただけますので、ぜひお試しください。

語らい座 大原本邸(旧大原家住宅)の様子・口コミ

建物自体の素晴らしさ、家具調度品の美しさ、そして住まう人の強い思いが、心と身体に迫る感覚を与えます。受付に入ると、代々の人々が残した様々な言葉が天井から文字として垂れ下がっており、スタッフの方からその意味を教えてもらい、感動しました。この部屋で撮影をする場合は、絶対にスタッフにお願いするべきです。素晴らしい写真が撮れるでしょう。
広々とした邸内には土間、洋室、和室、茶室(非公開)などがあります。美しい苔むす庭や青もみじ、灯籠があり、一つひとつの場所が素晴らしく、何時間でも過ごしたくなる空間でした。また、広い書庫の一部はカフェとなっており、一休みすることもできます。通路にはいくつかのトイレもありますが、どこも清潔です。スタッフの方々もとても親切で、居心地が良かったです。入館するためには、大原美術館のセット券とは別に500円が必要です。

ちょうど紅葉の時期に訪れたのですが、倉敷川沿いの美観にぴったりで、素晴らしい景観が広がっていました!この屋敷は本当に素晴らしいです。昔ながらの香りが漂ってきて、懐かしい感じがしますね。
特に離れの庭は素晴らしかったです!畳の上に座り、抹茶セットを楽しみながら眺める庭は、まさに日本人であることを誇りに思わせる空間でした!訪れた時には、たまたま和服姿の若い女性が2人、畳の上で正座して抹茶を楽しんでいましたが、まさに絵になる光景でしたね。十分に楽しませていただきました。

江戸時代後期から地主や商人として活躍し、明治以降は倉敷紡績の社長を務めた大原家の住宅です。 この建物は国の重要文化財に指定されています。 大原家は数々の名言と実績を残し、そのルーツや足跡を見ることもできます。 また、庭からは大原孫三郎が見たであろう景色を眺めることもできました。

倉敷の発展の礎を築いた大原家。彼らは綿仲介業や米問屋などで富を築いた大地主の家系であり、その家屋は重要文化財として保存され、町家建築の特徴を持つ美術館となっています。外観や建物内部は当時の雰囲気を残しつつ、展示室内では天井から言葉がぶら下がったり、壁に手紙が投影されたり、書斎をイメージした書籍のあるカフェもあります。このような作りは美術館のようであり、歴史文化教育への一助となる「語らい座」=カタライザーというコンセプトが特徴的です。

大原家の巨大な財産が影響力を感じさせる施設です。時間があれば、展示物や併設の図書室などをゆっくり楽しんでみたいと思います。
広大な敷地に驚きましたし、連なる蔵の中には展示物やカフェもありました。
仕事の前に急いで見学しましたが、再度ゆっくりと訪れたい場所です。
入場は大原美術館側から行い、奥の道から退場するシステムです。大原美術館との合わせて見学すると、より理解しやすいかもしれません。

語らい座 大原本邸(旧大原家住宅)の詳細情報

施設詳細情報
施設名 語らい座 大原本邸(旧大原家住宅)
所在地 〒710-0046 岡山県倉敷市中央1-2-1
交通アクセス JR倉敷駅より徒歩約15分
駐車場 美観地区周辺有料駐車場利用
営業時間 9:00~17:00
※最終入館は16:30まで
定休日 月曜日・年末年始
※祝日、振替休日の月曜日は開館
利用料金 大人500円、高・中・小学生400円
※20名以上で団体割引あり
問合せ先 086-434-6277(有隣会)
公式サイト 語らい座 大原本邸公式サイト
備考

周辺観光情報 ここもオススメ!

倉敷美観地区には「語らい座 大原本邸」の他にも見どころが沢山あります。ぜひ足を運んでみてくださいね。

 

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