開龍寺|仏舎利塔が印象的、巨石の下に建てられた弘法大師ゆかりの寺院【白石島】

開龍寺 パワースポット
開龍寺

岡山県笠岡市笠岡諸島に属する白石島にある「開龍寺かいりゅうじ」は、真言宗に属する笠岡遍照時の末寺です。

開龍寺は、平安時代の終わりに源平水島合戦による戦死者の零を祀るために創建されたと言われています。

開龍寺の鳥居

大同元年(806年)には、弘法大師が唐の国から帰国する際に白石島に立ち寄り、37日間の修行を行なったと伝えられており、境内の最奥には島に残していった像をまつっている大師堂があり、この堂は神島八十八カ所霊場の奥の院にもなっています。

開龍寺の建物

境内には他にも、昭和45年に建立されたタイ式の塔、仏舎利塔などがあり見ごたえがありますよ。

開龍寺のマップ

開龍寺のおすすめポイント

開龍寺の巨石

  • 弘法大師伝説の残る大師堂は,巨石の下に建てられており,荘厳な雰囲気を醸し出しています。
  • 巨石の窪みに顔を近づけ願い事を3度心の中でとなえると叶うという不動石があります。
  • 仏舎利塔には、パクナム寺から奉納された仏舎利と1200年前の釈迦如来像が祀られています。
  • 白石島で唯一の仏教寺院です。
  • 毎年旧暦の3月21日に大祭がとり行われます。

開龍寺のレビュー・口コミ

806年、弘法大師空海が唐から日本に帰国した際に、この島に立ち寄り、大きな岩の下で修行をしたと伝えられています。現在、その場所には大師堂が建てられています。この寺院には、不動石という巨石があり、その窪みに顔を近づけて願い事を心の中で3度唱えると叶うと言われています。また、巨石の下にある窪みから湧き出る「真名井」という湧水もあります。この小さな島にあるお寺としては立派で、見どころも多くあります。

寺院の境内はよく手入れされていて、気持ちよく参拝することができます。過疎化が進むこの島で、檀家が多くないにもかかわらず、お寺の努力には感服します。また、このお寺は弘法大師の修行の地であり、白石島の歴史と共に歩んできた場所なので、訪れる価値があります。さらに、白石島の美しい景色を楽しめるトレッキングコースの起点でもあるため、散策と一緒に参拝することをお勧めします。白石港からの道は狭くて曲がりくねっていますが、手作りの案内板が至る所にあるので、迷わずに行くことができます。

この島は、散策するのにちょうど良い場所です。映画が公開される前に訪れたのですが、他の人とほとんどすれ違うことなく、ゆっくりとした時間を過ごすことができました。

開龍寺の詳細情報

施設詳細情報
施設名 開龍寺(読み方:かいりゅうじ)
所在地 岡山県笠岡市白石島855
交通アクセス JR笠岡駅から笠岡港(住吉乗り場)まで徒歩約10分、高速船約22分(普通船約35分)
JR笠岡駅から伏越港まで徒歩約20分、フェリー約45分、下船徒歩約15分
白石島に準ずる
駐車場 なし
営業時間 参拝自由
旧暦3月21日に大祭
休業日 無休
利用料金 無料
問合せ先 0865-68-3014
公式サイト 笠岡市観光サイト
備考

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笠岡諸島には「開龍寺」の他にも見どころが沢山あります。ぜひ足を運んでみてくださいね。

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