出雲大社│八百万の神々が集う、神話や縁結びの神様として有名な日本最古の神社【島根県出雲市】

出雲大社 パワースポット
出雲大社
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島根県出雲市にある「出雲大社いずもたいしゃ」は、縁結びの神様として名高く、神話のふるさと出雲を象徴する神社です。

誰もがその名を知っていると言っても過言ではないほど有名な出雲大社は、日本最古の歴史書である「古事記」と「日本書紀」に記されており、出雲大社に参拝する目的だけに島根県を訪れる人も多いそう。

出雲大社の境内

出雲大社では、旧暦10月に全国の八百万やおよろずの神々が集まる「神在祭かみありさい」が11日~17日までの7日間執り行われます。神々が集まることから「神在月」とも呼ばれます。

出雲大社の参拝の仕方は、二礼四拍手一礼が好ましいと言われていますので参拝の際にはぜひ試してみてください。
数千年以上の歴史を感じされられる荘厳な空気が漂い、清々しく厳かな気分になれます。

出雲大社のマップ

境内マップ

出雲大社のマップ

広域マップ

出雲大社のマップ2

出雲大社のおすすめポイント

  • 神社周辺にある日本の名松100選に選ばれている松並木を楽しめます。
  • 約90種類の野鳥が境内で観測されるなど、豊かな自然環境が残されています。
  • 隣接する博物館では、美術品や祭事の資料が展示されています。

出雲大社の歴史

1. 出雲大社の起源

日本最古の歴史書である『古事記』や『日本書紀』によると、大国主大神おおくにぬしのおおかみが国譲りを行った際に建てられた壮大な宮殿が、出雲大社の始まりと伝えられています。

大国主大神は、「八千矛神やちほこのかみ」「大穴持神おおなもちのかみ」などの多くの別名を持ち、古くから朝廷や武家をはじめ、多くの人々に崇敬されてきました。

2. 出雲大社の壮大な社殿

出雲大社には、少なくとも8世紀(奈良時代)には大きな社殿が建てられていたと考えられています。
平安時代中期の教科書『口遊くちずさみ』には、当時の日本の大規模な建造物として

  • 雲太うんた」=出雲大社
  • 和二わに」=東大寺の大仏殿
  • 京三きょうさん」=平安京の大極殿

と記されており、出雲大社が最も規模の大きい建造物であったことがわかります。
平安時代には16丈(約48m)の壮大な社殿が存在していたと考えられています。

出雲大社の航空写真

3. 近世以降の造営と遷宮

現在の境内の基本的な形は、江戸時代前期の寛文7年(1667年)の造営遷宮で整備されたもので、当時の建物の多くが現在も残っています。

現在の本殿をはじめとする瑞垣内のお社は、その次の延享元年(1744年)の造営遷宮で建て替えられたものです。

その後も、文化6年(1809年)、明治14年(1881年)、昭和28年(1953年)と数度にわたり遷宮が行われ、その都度本殿をはじめとする社殿の修復が実施されてきました。

直近では、平成20年(2008年)から平成31年(2019年)にかけて、「平成の大遷宮」が行われ、
平成25年(2013年)5月10日には本殿遷座祭が執り行われました。

出雲大社のレビュー・口コミ

出雲大社は、その壮大な佇まいと神聖な雰囲気が印象的な場所で、訪れるだけで心が洗われるような感覚になります。御本殿は日本最大級の規模を誇り、精巧な彫刻が施された建築は見事で、思わず息をのむ美しさです。
また、出雲大社は八百万の神々が集う場所としても知られ、特に縁結びの神様として広く信仰されています。
参拝時には、出雲大社独特の「二拝四拍手一拝」の作法を体験できます。
境内には歴史を感じさせるスポットが点在しており、どこを歩いても趣があります。広大な敷地の中には、自然と調和した静かな空間が広がっているため、ゆっくりと散策しながら参拝するのがおすすめです。

出雲空港からは直通バスが運行されており、アクセスが便利です。平日に訪れたため、思ったよりも混雑しておらず、ゆっくりと参拝することができました。
近年、インバウンドの観光客が増えているものの、神宮などの参拝地では外国人観光客の姿はあまり見かけませんでした。有名な神楽殿の大しめ縄は迫力がありましたが、個人的には松並木の参道と大きな国旗が特に印象に残りました。
境内の広さは熱田神宮と同じくらいの規模に感じました。どちらも神楽殿が立派で、荘厳な雰囲気が漂っています。この2年間で三大神宮をすべて参拝できたことは、とても良い経験になりました。

駐車場が混雑しており、入場までに時間がかかりました。また、御朱印をいただくための列も長く、待ち時間が発生しました。
御朱印の初穂料は「お心づけ」となっており、金額の明記はありませんでしたが、後ろで見ていると500円~1,000円を納める人が多く、中には2,000円や3,000円を納める人も見受けられました。
限られた時間の中での参拝となったため、本殿の周りを回り、神楽殿にある大注連縄を見学した後、ホテルへ向かいました。なお、大注連縄は神楽殿にあるため、本殿にはありません。
本殿で大注連縄を見られると思っていた方が多かったようで、驚いている声をよく耳にしました。
事前に調べてから訪れると、スムーズに参拝できるのでおすすめです。

出雲大社の詳細情報

施設詳細情報
施設名 出雲大社(いずもたいしゃ)
所在地 島根県出雲市大社町杵築東195
交通アクセス 出雲ICから車で約19分
岡山ICから車で約2時間55分
出雲空港からバスで約40分、出雲市駅からバスで約25分
駐車場 大駐車場 385台、第二駐車場 360台、第三駐車場 20台あり
※満車の際は周辺にコインパーキング多数あり
営業時間 参拝時間 6:00~19:00
お守り所 6:00~19:00
宝物殿  8:30~16:30
休業日 なし
利用料金 無料
問合せ先 0853-53-3100
公式サイト 出雲大社公式ホームページ
出雲市公式サイト
備考

周辺観光情報 ここもオススメ!

島根県には「出雲大社」の他にも見どころが沢山あります。ぜひ足を運んでみてくださいね。

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