瓶井山 禅光寺 安住院|多宝塔が有名、報恩大師が創建した備前48ヶ寺の一つ【岡山市中区】

瓶井山 禅光寺 安住院 パワースポット
瓶井山 禅光寺 安住院

岡山市中区国富にある「瓶井山 禅光寺 安住院みかいさん ぜんこうじ あんじゅういん」は真言宗善通寺派の寺院です。
境内にある岡山後楽園の借景として有名な多宝塔は、均整のとれた美しい塔として知られています。

この寺院は、天平勝宝年中(749~756)に、報恩大師が創建した備前48ヶ寺の一つ
と伝えられる禅光寺の本坊で、千手観音を本尊としています。

瓶井山 禅光寺 安住院の境内

本堂は桃山時代の様式を残し、岡山市指定の重要文化財に指定されているほか、1456年建立の仁王門や、向かいの山の中腹にある岡山後楽園の景観に取り込まれている多宝塔も重要文化財に指定されており、見ごたえがあります。

瓶井山 禅光寺 安住院の多宝塔

岡山出身の作家「内田百閒」の墓所や、操山の古名「瓶井山」の名前の由来となった「瓶井の井戸」もあり、歴史に興味のある人には楽しめる場所です。

瓶井山 禅光寺 安住院の境内2

瓶井山 禅光寺 安住院のおすすめポイント

  • 瀬戸内三十三観音霊場第十二番札所、岡山八十八箇所霊場第五番札所です。
  • 岡山後楽園の借景として見える有名な多宝塔は均整のとれた美しい塔として知られています。
  • オリジナルの朱印帳もあり、御朱印集めをしている人にもおすすめです。
  • お寺の周りは手入れが行き届いていて四季の花々が咲き、とても気持ちがいい場所です。

瓶井山 禅光寺 安住院のレビュー・口コミ

瓶井にある「赤門」として知られる有名な仁王門を訪れました。この門は室町時代に建てられ、県の重要文化財に指定されていますが、残念ながら修復中で令和9年まで見られませんでした。しかし、この寺院は報恩大師が建立した備前48箇寺の一つとして長い歴史を持ち、他にも見所があります。安土桃山時代に建てられた市の重要文化財の本堂や、後楽園の景観に取り込まれている多宝塔(県重文)、竜宮造の鐘楼門、薬師堂、大師堂などの建造物が壮観です。また、寺の山号「瓶井」は境内に同名の泉が湧いていることから名付けられたそうです。さらに、内田百閒の墓もあると言われています。

瓶井の「赤門」と呼ばれる仁王門から約200メートル、そこそこの傾斜がある参道を進みます。参道の左側には小川を挟んで寺の石垣があり、右側には住宅地が広がっています。昔はこの右側に十二院があり、現在の住宅地の庭などにはその名残が感じられます。
鎮守堂からは、山の中にある多宝塔の相輪が見えており、素晴らしい景色です。操山の中腹に位置する多宝塔までの道のりは少し体力が必要です。
ちなみに、多宝塔への道のりのちょうど中間地点にある古観音の辺りは現在、静かな墓所となっており、岡山出身の作家「内田百閒」の墓所や、操山の古名「瓶井山」の名前の由来となった「瓶井の井戸」もあり、歴史に興味のある人には見逃せない場所です。

岡山市街に残る数少ない古い寺院の一つです。瓶井の赤門として知られる仁王門は、中世の貴重な建築物で、本堂は小早川時代の遺構とされています。岡山後楽園の景観に取り込まれている多宝塔は、均整のとれた美しい塔です。この多宝塔は少し離れた高台にあり、登るのには少し息が切れますが、その分、素晴らしい眺めを楽しめます。

瓶井山 禅光寺 安住院の詳細情報

施設詳細情報
施設名 瓶井山 禅光寺 安住院(読み方:みかいさんぜんこうじあんじゅういん)
所在地 岡山県岡山市中区国富3-1-29
交通アクセス 山陽自動車道岡山ICから約25分
JR岡山駅から岡電高屋行きバス約20分、国富下車、徒歩約10分
駐車場 30台あり
営業時間 参拝自由
休業日 無休
利用料金 無料
問合せ先 086-272-2320
公式サイト 瓶井山 禅光寺 安住院公式ホームページ
備考

周辺観光情報 ここもオススメ!

岡山市には「瓶井山 禅光寺 安住院」の他にも見どころが沢山あります。ぜひ足を運んでみてくださいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました