足立美術館|日本一の庭園は圧巻!近現代の日本画の名画を収蔵する美術館【島根県安来市】

足立美術館 美術館・博物館
足立美術館
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島根県安来市にある「足立美術館あだちびじゅつかん」は、1970年に市内出身の実業家、足立全康が収集したコレクションをもとに開館した美術館で、近代から現代までの美術品を中心に約120点の横山大観作品や、北大路魯山人の陶芸、平櫛田中の木彫、林義雄の童画、院展作家など数々の名品が展示されています。

足立美術館外観

こちらの美術館は、“庭園もまた一幅の絵画である”というコンセプトをもとにした5万坪にも及ぶ広大な日本庭園も見どころの1つとなっており、庭園には枯山水庭、白砂青松庭、苔庭、池庭など、多様な庭園を見て楽しむことができ、日本庭園好きなら必ず訪れたい名所です。

この庭園は海外の専門誌『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』や『Guide Bleu Japon』の日本庭園ランキングでは毎年連続で庭園日本一に選ばれており、四季折々の表情が見られます。

足立美術館の銅像

田園地帯の中にポツンとありますが、年間の来館者数は60万人以上にも上り、外国人観光客も増えています。

足立美術館の景色

足立美術館のおすすめポイント

足立美術館の梨ソフト

  • 2020年4月には開館50周年を記念し、魯山人館がオープンしました。
  • 喫茶室や茶室を完備しており、鑑賞中の休憩にもぴったりです。
  • 庭園は手入れが行き届いておりとても美しく、国内外から年間60万人以上の観光客が訪れています。
  • お土産ショップも併設しているので、島根・鳥取の名産品や銘菓から地酒まで幅広い品物を購入できます。
  • イートインの売店で販売している梨ソフトクリームが濃厚で美味しいですよ。

 

足立美術館のレビュー・口コミ

どこを切り取っても「素晴らしい」の一言に尽きる場所です。広大で雄大な庭園は、何時間眺めていても飽きることがありません。また、横山大観や北大路魯山人をはじめ、日本画の巨匠たちの作品が数多く展示されており、鑑賞には最低でも2時間は必要だと思います。
足立美術館の象徴である「生の日本画風庭園」では、訪問時に庭師の方が来館中も剪定作業をされており、これ自体が貴重な体験で「生きた日本画」を楽しむことができました。
大人1人2,300円のWebチケットを事前購入しましたが、受付で当日券の購入者と同じく引き換えが必要だったため、あまり事前購入のメリットを感じませんでした。
駐車場は広く、停めるのに困ることはありませんでしたが、訪問するなら午前中がおすすめです。お昼にかけてツアー客などでどんどん混み合ってくるので、早めの到着を強くおすすめします。

日曜日の朝10時過ぎに訪れました。すでに多くの来館者がいましたが、チケット売り場で少し並ぶだけで、すぐに入館できました。写真で見ていた通り、庭園は非常に美しく整えられていました。ただ、京都の寺院庭園のような「侘び・寂び」の趣きは感じられず、人が多いこともあって、まるで高級ホテルの庭園を眺めているような印象を受けました。
手入れが完璧すぎるからかもしれませんが、その分海外からの観光客には非常に好まれるだろうと思います。また、入館料が2,300円というのは少し高く感じましたが、これだけのコレクションや広大な庭園の維持を考えると、仕方がないのかもしれません。

どの角度から写真を撮っても、どんな天候でも美しい写真が撮れる魅力的な場所です。もし全てが計算された設計だとしたら、さらに素晴らしい空間だと思います。横山大観の掛け軸や北大路魯山人の器など、見応えのある作品が多く、観光客が少ない日であれば一日中いても飽きることはない場所です。

足立美術館の詳細情報

施設詳細情報
施設名 足立美術館(あだちびじゅつかん)
所在地 島根県安来市古川町320
交通アクセス JR安来駅から無料シャトルバスで約20分
JR安来駅から車で約15分、イエローバスで約25分
山陰道安来ICから車で15分
駐車場 400台あり
営業時間 9:00~17:00(10~3月)、9:00~17:30(4~9月)
休業日 年中無休(新館のみ休館日あり)
利用料金 大人 2,300円、大学生 1,800円、高校 1,000円、中学生:500円、小学生:500円
※2年間パスポート6,000円 ※土曜日は小中高生無料(要学生証提示)
問合せ先 0854-28-7111
公式サイト 足立美術館公式ホームページ
足立美術館Instagram
備考

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島根県には「足立美術館」の他にも見どころが沢山あります。ぜひ足を運んでみてくださいね。

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