岡山県瀬戸内市にある「牛窓海遊文化館(うしまどかいゆうぶんかかん)」は、1887年(明治20年)に建てられ1977年まで旧牛窓警察署本館として使われた擬洋風の建物で、古くから栄えた牛窓町ならではの建築です。
現在は牛窓の文化と歴史を紹介する博物館になっており、県指定民俗文化財の牛窓だんじりや、朝鮮通信使の文化交流資料が展示されています。
朝鮮通信使資料室には、外交使節団の朝鮮通信使の行列を再現したジオラマや、通信使の歴史や経路を紹介するパネルなどが展示されています。
また、だんじり展示室では、牛窓秋祭りで使われる実物のだんじりが2基展示されており、祭りの様子を映像で見ることができます。
毎年11月上旬ごろに「瀬戸内牛窓国際交流フェスタ(朝鮮通信使行列)」が開催されます。
牛窓海遊文化館のおすすめポイント
- 国登録有形文化財「舟型だんじり」や朝鮮通信使との資料を展示しています。
- 1887年に建てられた洋風建築で歴史的価値がある建物です。
- 牛窓の歴史や文化を学ぶことができます。
牛窓海遊文化館の様子・口コミ
【会期はあと3日】
牛窓での絵本朝鮮通信使原画展は、残り3日間になりました。船だんじりを間近に見られて、通信使ゆかりの本蓮寺すぐそばにある牛窓海遊文化館へ、ぜひお越しください。最終日11/20はトークショーも開催!#牛窓海遊文化館 #朝鮮通信使 pic.twitter.com/ZJp9scPgTu— 綱本武雄(4/17〜4/23原画展@岡崎市立図書館) (@tsuna_art) November 18, 2022
展示は主に2つのテーマがあります。一つ目は、江戸時代に朝鮮通信使が通行した牛窓の歴史。風待ち潮待ちの港として栄えた牛窓は、朝鮮通信使と密接な関係があり、ジオラマなどを用いてその歴史が紹介されています。もう一つは、牛窓で伝わるだんじりの展示。近畿地方の山車型とは異なり、こちらのだんじりは船の形をしています。実物のだんじりが2艘展示されており、牛窓秋祭りの様子も映像で紹介されています。
これら2つのテーマは直接的な関連が薄いようですが、例えば祭りで奉納される舞の衣装が明らかに朝鮮風であることなどから、実際には様々な繋がりがあったことが伺えます。これにより、牛窓の歴史の深さを再認識することができます。
2017年12月の旅 岡山⑥
瀬戸内市、最後は牛窓海遊文化館へ。元警察署という洋館に、牛窓だんじりという船のだんじりが展示してあった。文化館は瀬戸内海に面していたが、牛窓は日本のエーゲ海と呼ばれているらしい。典型的な日本の漁港の割に、何となくエーゲ海っぽい雰囲気が…ある!? pic.twitter.com/WqmxZjVKMN— 山峡の旅人 (@zWNR1fGOKw9KOCa) February 8, 2019
スタッフの方々は親切で丁寧な対応に感動しました。フェリーの乗り場が近く、駐車場も整備されています。
瀬戸内の近代建築 牛窓海遊文化館 1887年竣工
警察署の牛窓分署として建てられた洋館で後に警察署となり1977年まで使われていました
現在は牛窓の文化と歴史を紹介する博物館になっておりかつてこの地に寄った朝鮮通信使に関する資料や祭りで使われていただんじりなどが展示されています #近代建築 pic.twitter.com/AEdsGK00UW— びるまち💙💛 (@BIRUMACHIOSAKA) February 20, 2020
中に入ると狭いスペースに展示物が並んでいる。2人の子供が踊るリアルな唐子踊りの人形が愛らしい。子供たちに仮装させてみたくなる。
牛窓海遊文化館の詳細情報
施設名 | 牛窓海遊文化館(読み方:うしまどかいゆうぶんかかん) |
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所在地 | 〒701-4302 岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓3056 |
交通アクセス | 岡山ブルーライン邑久ICから車で約15分 JR邑久駅から牛窓行きバス約20分、「本蓮寺下」下車 |
駐車場 | 普通車9台 ※大型車駐車可(要相談) |
営業時間 | 9:00~17:00(最終入館は16:30まで) |
休業日 | 水曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始 |
利用料金 | 大人300円、小中高生150円 |
問合せ先 | 0869-34-5505 |
公式サイト | 公式facebook |
備考 |
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瀬戸内市には「牛窓海遊文化館」の他にも見どころが沢山あります。ぜひ足を運んでみてくださいね。
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