岡山県倉敷市連島にある「箆取神社(へらとりじんじゃ)」は、水島・玉島~瀬戸内海を一望できる200段を超える参道や長い回廊が印象的な神社です。
この箆取神社付近一帯は、かつて海に囲まれていましたが、現在は箆取公園となっていて、桜の名所にもなっています。
また、初詣と美しい初日の出を拝めるスポットとしても人気を集めています。
「へら取り」という社名は全国でもここだけで、古くは海若宮と呼ばれていました。
火難・盗難除けに霊験があるとして、県下はもとより、近県にまで知られています。
箆取神社のおすすめポイント
- 春には約350本の桜が花開き、桜と神社のコラボレーションを楽しめます。
- 200段を超える石段と長い回廊は圧巻です!
- 初詣に初日の出を拝めるスポットとして親しまれていますが、道中が狭く駐車場も多くはないため混雑に注意が必要です。
箆取神社の歴史
箆取神社の創立時期ははっきりしませんが、伝説によると古代の連島は「都羅の郷」と呼ばれる孤島で、第40代天武天皇の時代に起こった壬申の乱の頃、鎮座地の海上に箆の神紋が現れたことから、「箆取大権現」と呼ばれるようになりました。
また、江戸時代の宝暦年間には、当地の七浦の総鎮守として信仰の中心となり、霊験あらたかで神恩を受ける者は遠近にわたり、特に成羽藩主や地方の権力者たちから敬愛され、75社の神使(御眷族)が俗謡で歌われ霊徳が顕著となりました。
神社は栄え、境内は広く、社殿は珍しい宮造りと県下一の廻廊が左右に取り巻き、境内外には桜、紅葉、ツツジが数百本植えられています。
箆取神社の様子・口コミ
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— み さ 🌷 🌷 低浮上/LINE毎日確認 (@misa_haruko) April 1, 2018
200段を超える参道や長い回廊も、実際に訪れて歩いてみることをお勧めします。
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— kanchan♓️哺乳類 (@knd0616) January 4, 2018
境内に立つと、かつて海だった場所に住宅や工場が密集しており、その先には瀬戸内海が広がっているのが見え素晴らしい景色が楽しめます。
参拝後、社務所で御朱印帖をお祓いしながら祝詞をあげてもらい御朱印を頂き、その後「お参りいただきありがとうございます、お帰りはお気をつけて」とお声かけ頂きました。
箆取神社に初詣⛩に行って来ました。
2022年も かなだいが怪我無く試合で良い演技が出来ますように🙏 pic.twitter.com/gxltX61fDs— ace_tae_dai (@disk_tek) January 3, 2022
しかし、篦取神社の階段は年々登るのが少し大変になってきている年齢です。皆さんも、階段が多いですが、ぜひ歩けるうちに訪れてみてください。
箆取神社の詳細情報
施設名 | 箆取神社(読み方:へらとりじんじゃ) |
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所在地 | 〒712-8001 岡山県倉敷市連島町西之浦3184 |
交通アクセス | 山陽自動車道玉島ICから約15分 JR新倉敷駅から連島方面行きバス約20分、「箆取神社前」下車、徒歩約5分 |
駐車場 | 普通車30台 |
営業時間 | 特になし |
利用料金 | 参拝無料 |
問合せ先 | 086-444-8223(箆取神社) |
公式サイト | 岡山県神社庁 |
備考 | 桜(サクラ):4月上旬~4月中旬(約350本) 4月第1又は第2日曜日:桜祭り 1月6日:寒入り大祭 旧暦6月15日:夏大祭 |
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