豊島美術館|自然と一体になれる不思議な体験型美術館【香川県豊島】

豊島美術館 美術館・博物館
豊島美術館
スポンサーリンク

瀬戸内海の島 豊島にある「豊島美術館(てしまびじゅつかん)」は、瀬戸内海を望む小高い丘に建つ、自然と一体になれる不思議な時間を体験できる美術館です。

豊島美術館の門

まず、棚田の景色を楽しみながら美術館に続く遊歩道を歩くことで、美しい風景と歴史を感じることができます。

豊島美術館の順路

休耕田となっていた広大な棚田の一角に、アーティスト・内藤礼と建築家・西沢立衛によって手掛けられた、水滴のような形をした建物があります。

広さ約40×60m、高さ4.3mの空間に、柱が1本もないコンクリートシェル構造で、天井にある2箇所の開口部から、周囲の風、音、光を内部に直接取り込み、豊島の自然が舞台装置として機能している有機的な空間となっています。

豊島美術館の道

建物内は一日を通して「泉」が誕生し、季節の移り変わりや時間の流れとともに、無限の表情を見せてくれます。
施設内には靴を脱いで入ります。また、
美術館内の撮影は禁止されています。

豊島美術館のおすすめポイント

豊島美術館の入口

  • 豊島に行くなら必ず言っておきたいスポットです。
  • 自然の中に突如現れる、水滴の形をした外観が印象的な建物です。
  • 靴を脱いでその場にいるだけで、不思議な心地よい体験ができます。

豊島美術館の施設等の紹介

豊島美術館カフェ

豊島美術館カフェ

建築家・西沢立衛がデザインした空間に隣接するカフェ&ショップスペースです。窓からは自然光が差し込み、周囲の自然環境と調和したくつろぎの空間が広がっています。本格的なコーヒーと軽食が食べられます。

メニュー例

  • いちごソーダ 560円
  • レモンロールケーキ 520円
  • サイダー
  • ジェラート
  • オニオンペッパーベーグル
  • 米粉マフィン など

豊島美術館ショップ

豊島美術館ショップ

豊島美術館の書籍やオリジナルグッズ、アーティスト・内藤礼氏や建築家・西沢立衛氏に関する書籍、そして地元豊島や瀬戸内で収穫された素材を使用した食品など、幅広い品ぞろえがあります。

レンタサイクル

豊島美術館レンタサイクル

港からバスで移動する場合、バスが定員オーバーで乗れないことがあります。運行本数も一時間に一本程度で決して多くはありません。

「家浦港」もしくは「からと港レンタサイクル」にて、電動アシスト自転車を1500円で借りることができるので、時間をバスよりも電動自転車の利用をおすすめします。※土日は事前予約推奨

バスの時間に合わせて行動するより自由度が高く、素敵な島の風景を見ながら観光できます。

豊島美術館の様子・口コミ

小豆島での旅行の2日目にこの美術館を訪れました。島に着いてから自転車を借り、美術館へ向かい、その後昼食を海を眺めながら楽しむ予定で、滞在時間は約4時間ほどでした。
美術館に入ると、遊歩道を進んでいくと、メインの展示物が広がっていました。広大なドーム型の空間に、小さな皿や玉が床に配置され、細かい穴から水が規則的に流れ出すといった作品がありました。
ゆっくりと流れる水の様子を眺め、音響効果が素晴らしいため、人々の移動音や外部からの鳥や風の音を非常に繊細に感じることができました。

これまでの人生で、間違いなく最高の美術館でした。靴を脱いでスマートフォンを預け、作品を楽しむ面白い体験ができる美術館です。広大な白い空間で、天井から風がそよぐのを感じながら、他の訪れた人たちと一緒に作品を鑑賞することは、非常に心地よい時間でした。
この美術館は島の高台に位置しており、自転車で行き来する経験もまた特別なものでした。

家浦港からバスに乗って向かいました。バスを降りて、海に向かって広がる景色は絶景です。 美術館の入り口がどこか分からず、誤って坂を上ってしまいましたが、正しい入り口は坂を下りて海に向かう方向にあります。
受付を済ませ、指示通りに山の麓を右回りに歩いて美術館に到着しました。 スタッフから説明を受け、靴を脱いで中に入ります。小さな穴から水が湧き出ており、それが玉のように流れています。これらの玉は集まって水たまりを形成し、そして穴に戻って消えていきます。見ていて飽きることがありません。ただし、館内では写真撮影が禁止されています。

水滴のような形をした建物の中には、いくつかの場所で水滴が湧き出ています。 館内は非常に静かで、その水滴の音も聞こえるのではないかと、注意深く耳を傾けたくなりました。まるで自分自身も水滴の中に入ったような、非常に印象的な体験でした。
近くのカフェで、サイダーやジェラート、ベーグルを頂きました。どれも非常に美味しかったです。

豊島美術館の詳細情報

施設詳細情報
施設名 豊島美術館(読み方:てしまびじゅつかん)
所在地 香川県小豆郡土庄町豊島唐櫃607
交通アクセス 【岡山から】
宇野港から唐櫃(からと)港までフェリーで約47分
【唐櫃港から】
唐櫃港から電動自転車(レンタサイクル)で約8分、徒歩で約15分
※バスの本数が少ないので、レンタサイクルか徒歩でのアクセスを推奨
【家浦港から】
家浦港からバスで約15分「美術館前」バス停で下車、
家浦港から徒歩で約50分
駐車場 あり
営業時間 3月~9月 10:00~17:00(最終入館16:30)
10月~2月 10:00~16:00(最終入館15:30)
休業日 3月〜11月:毎週火曜日
12月〜2月:毎週火曜日~木曜日
※ただし祝日の場合は開館、翌日休館
利用料金 1,570円
※15歳以下無料
予約サイト 個人鑑賞予約はこちら
団体(9名様以上)鑑賞予約はこちら
問合せ先 0879-68-3555(豊島美術館)
公式サイト ベネッセアートサイト
備考

周辺観光情報 ここもオススメ!

瀬戸内海の島々には「豊島美術館」の他にも見どころが沢山あります。ぜひ足を運んでみてくださいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました