岡山県瀬戸内市にある「しおまち唐琴通り 牛窓の町並み」は、古くから風待ち、潮待ちの港として栄えた牛窓に立地する、昔にタイムスリップしたかのような港町の面影を散策することができるスポットです。
こちらの通りは、江戸時代から昭和30年頃の面影を数多く残しており、観光整備もさほど行われていないため、当時の港町の生活感を感じることができます。
朝鮮通信使にまつわる本蓮寺や御茶屋跡、白壁の土蔵、格子戸、街角ミュゼ牛窓文化館(旧中国銀行牛窓支店)、燈籠堂跡など数々の伝統的建造物があり、とても見ごたえがありますよ。
※ミニバンなど大型の車は車幅がギリギリなので侵入に注意してください。
しおまち唐琴通り 牛窓の町並みのおすすめポイント
- ベーカリーやリノベーションした店などもあり、食べ歩きも楽しめます。
- 焼杉の壁の建物が多くあります。
- 江戸時代から昭和までの港町の情緒あふれる街並みを体験することができます。
- 保護猫と触れ合える神社「五香宮」など風情あるスポットが点在しています。
以下のようなスポットがあります。
五香宮
岡山県瀬戸内市牛窓町にある「五香宮」は、想田監督の映画“五香宮の猫”のテーマにもなったことで知られる神社です。
高台に位置しており瀬戸内海を一望でき、対岸には前島が見えます。
五香宮の境内には、たくさんの猫がいることでも知られており、その愛くるしい姿にとても癒やされますよ。
街角ミュゼ牛窓文化館(旧中国銀行牛窓支店)
岡山県瀬戸内市にある「街角ミュゼ牛窓文化館(旧中国銀行牛窓支店)」は、大正4年にかつて牛窓銀行本店として建てられた、地域の歴史文化を紹介するパネルを展示している国登録有形文化財の建物です。
現在はしおまち唐琴通りの文化を紹介する館となっています。
本蓮寺
「本蓮寺」は、本蓮寺中門、本堂、本蓮寺番神堂西祠、東祠などたくさんの国指定重要文化財や県の重要文化財が保存されている由緒あるお寺です。
朝鮮通信使の接待場所としても使用され、現在でも「瀬戸内牛窓国際交流フェスタ」が毎年秋に開催されています。
牛窓海遊文化館
「牛窓海遊文化館」は、1887年(明治20年)に建てられ1977年まで旧牛窓警察署本館として使われた擬洋風の建物で、古くから栄えた牛窓町ならではの建築です。
現在は牛窓の文化と歴史を紹介する博物館になっており、県指定民俗文化財の牛窓だんじりや、朝鮮通信使の文化交流資料が展示されています。
瀬戸内市観光センター 瀬戸内きらり館
「瀬戸内市観光センター 瀬戸内きらり館」は、前島行きフェリー乗り場の向かい側に位置し、フェリーの待合所、瀬戸内市の土産品の販売、レンタサイクル貸し出し、観光案内などを行っている施設です。
「牛窓ジェラート工房 コピオ」のオリーブアイスなども販売しており休憩に最適な場所です。
しおまち唐琴通り 牛窓の町並みのレビュー・口コミ
暑さのため足早に歩くことになりましたが、港町ならではの風情を十分に感じることができました。町にはベーカリーやリノベーションされた店舗が点在しており、散策を楽しむことができます。蒲鉾の練り物を販売している中光商店でいくつか購入して食べてみましたが、とても美味しかったです。
岡山県瀬戸内市牛窓(2005年)瀬戸内航路の要衝として栄えた潮待ちの港町です。海沿いに弧を描くように続く、「しおまち唐琴通り」に沿って古い町並みが残り、現在も雰囲気に大きな変わりはなさそうです。雨の降る通りの向こうをフェリーが横切っていく光景が忘れられません。#オールドデジカメ #D70 pic.twitter.com/yAN1k9jH7X
— まちなみ街道の中の人 (@machinamikaido) April 21, 2024
牛窓のしおまち唐琴通り、江戸時代感あるね pic.twitter.com/TYjO6oN1AA
— やゆこ (@ygyr) September 10, 2022
しおまち唐琴通り 牛窓の町並みの詳細情報
施設名 | しおまち唐琴通り 牛窓の町並み(しおまちからことどおりうしまどのまちなみ) |
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所在地 | 岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓3895 |
交通アクセス | 岡山ブルーライン邑久ICから約15分 JR邑久駅から牛窓行きバス約20分「牛窓(終点)」下車すぐ |
駐車場 | あり |
営業時間 | 散策自由 |
休業日 | なし |
利用料金 | 無料 |
問合せ先 | 0869-34-9500(瀬戸内市観光協会) |
公式サイト | 瀬戸内市公式ホームページ |
備考 |
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瀬戸内市には「しおまち唐琴通り 牛窓の町並み」の他にも見どころが沢山あります。ぜひ足を運んでみてくださいね。
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