弘法寺 | 独特な伝統行事!日本唯一の踟供養が行われるお寺【岡山県瀬戸内市】

弘法寺 遍明院 パワースポット
弘法寺 遍明院
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岡山県瀬戸内市牛窓町にある「弘法寺(こうぼうじ)」は、岡山市と瀬戸内市の丁度境目付近に位置するお寺です。

昭和42年に本堂などが焼失しましたが、現在に至るまで再建はされていません。
空海が開いたお寺とされており、西の高野山といわれるほどの大きなお寺だったともいわれています。

弘法寺常行堂

弘法寺常行堂

弘法寺常行堂は、天明元年(1781年)に再建されたものですが、瀬戸内市指定重要文化財となっています。本尊の尊顔を礼拝できるように、正面中央部には窓があります。

弘法寺では、空洞になった木製阿弥陀如来を地元男性がかぶる日本唯一の踟供養が開催されることで有名です。大勢の観客の前で堂々と被ります。

弘法寺の踟供養(ねりくよう)3

弘法寺では踟供養(ねりくよう)が開催される

踟供養(ねりくよう)

弘法寺の踟供養(ねりくよう)1

毎年開催される伝統行事の踟供養(ねりくよう)は、元々は迎講(むかえこう)と呼ばれていた宗教劇だったそうです。
目的は極楽浄土の阿弥陀様がこの世まで死者を迎えに来て、浄土へ導いていく様を演じることでした。

それを叶えるために、人が像の中に入る被り仏を考えついたそうです。

踟供養(ねりくよう)案内

踟供養は面や衣装を人が着て、阿弥陀聖衆来迎の様を荘厳かつリアルに演じる法会です。
千手山弘法寺の踟供養は、阿弥陀信仰によって浄土の世界へ導かれたという奈良時代の 『中将姫伝説』を劇化した珍しい祭りで、奈良県葛城市當麻の当麻寺、 岡山県久米郡久米南町の誕生寺と並んで「日本三大踟供養」のひとつです

開催日:5月5日(火・祝)※雨天室内
午後2時~4時 (午後2時~御法会・午後3時~御踟)
開催場所:千手山弘法寺(岡山県瀬戸内市牛窓町千手)

弘法寺の様子・口コミ

日本三大練り供養の弘法寺の練り供養です。
毎年5月5日にします。行列は素晴らしいです。
一度は見た方がいいですよ。

弘法寺の踟供養(ねりくよう)2

入口の坂が、ちとキツイ。 境内は閑静ながらも、高野山関連のお寺だけあり、キチンとしている。 ふれ愛観音様の表情が、とても印象的で由来にも感心感動をした。
現代人の失われようとしている感性が、ここにちりばめられているのでは、ないだろうか?

弘法寺の踟供養(ねりくよう)4

ぽっとん便所初体験でした。

弘法寺の詳細情報

施設詳細情報
施設名 弘法寺(読み方:こうぼうじ)
所在地 〒701-4304 岡山県瀬戸内市牛窓町千手 牛窓町千手239(遍明院) 牛窓町千手196(東壽院)
交通アクセス ・岡山ブルーライン西大寺ICから約20分
・JR西大寺駅から牛窓方面行きバス約20分、「弘法寺前」下車
駐車場 あり(40台)
利用料金 見学自由
問合せ先 0869-34-2050(遍明院)
公式サイト 瀬戸内市役所
備考

周辺観光情報 ここもオススメ!

牛窓には弘法寺の他にも魅力的なスポットが多数ありますよ、チェックしてみてくださいね。

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