吉備路文学館|明治以後の吉備路にゆかりのある文学者の著書や資料を展示【岡山市北区】

吉備路文学館 美術館・博物館
吉備路文学館
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岡山駅東口から徒歩約15分ほどのところにある「吉備路文学館(きびじぶんがくかん)」は、明治以後の吉備路ゆかりの小説家、歌人、詩人、俳人、映画人などの著書や資料を収集・展示しています。

吉備路文学館入口

資料館の周りには、西川から引き込んだ小川をはじめ、美しい庭園を楽しむことができます。
貴重な文化的資産を次の世代へ伝えていくため、展示以外のスペースは、講座・講演会をはじめコンサート・美術展・朗読会・ミニシアターなどに一般の方が利用できるようになっています。

吉備路文学館の庭

2階の研究室は、小説や詩の会、短歌、俳句の会などで利用できる静かなスペースになっており、階段吹き抜けガラス窓からは庭園を一望できます。

吉備路文学館のロビー

吉備路文学館のおすすめポイント

  • 展示スペース以外は講座や講演会、コンサート、美術展などとしても利用されています。
  • 岡山駅東口から徒歩でも行くことができます。
  • 庭園が望めるエリアにはソファが配置されており、リラックスしながら展示を楽しめます。

吉備路文学館の庭

吉備路文学館が建っている敷地は、約2000㎡の広さで、その庭園は文学館の周囲を取り囲み、四季折々の美しい景色を楽しむことができます。

吉備路文学館の池

敷地内には、石橋や石塔が川に架かり、雪見燈籠やもみじの林、錦檜葉、巨大なかいづかの木など、歴史ある武家屋敷に伝わる要素が庭園に残されています。
庭園を流れる水路は、旭川支流の西川から水を引き入れ、その後再び西川に戻るように配置されています。

また、大規模な滝は、江戸時代に池田藩の家老である津田永忠が設計した吉井川大土木遺跡「田原井堰」の一部の石組みを流用して造られました。

毎年4月の初めごろから、鬱金桜が咲き始めます。その時期には庭園が一般に開放され、春の素晴らしい景観を楽しむことができます。

吉備路文学館のうこん桜

吉備路文学館の様子・口コミ

「旅」の特別展を鑑賞しに行ってきました。近くで新幹線や在来線、踏切の音を聞くと、鉄道の旅に出たい気持ちになりました。
入場料は400円で、場所は北泉庭旧中国銀行寮跡地です。周囲には由緒ある庭師が手掛けた庭園の一部も移築されており、羽黒蜻蛉が飛び交い、くちなしの香りが爽やかに漂っていました。

展示物もていねいに配置されており、じっくりと鑑賞しながら考えることができ、さらには役立つアドバイスも受けることができます。非常に暑い日でしたが、庭園を室内から見ることができ、涼しげで心地よかったです。
二階の展示室に上る階段を上がる際にも庭園を楽しむことができます。展示物は定期的に入れ替わるため、機会があれば何度か訪れてみたい場所でした。

横溝正史展を鑑賞しに行ってきました。展示室はあまり広くはありませんが、直筆原稿や家族写真など、内容は非常に充実しており、楽しむことができました。
車で訪れる際の留意点として、駐車場が狭いことと、午前と午後で建物前の踏切と道路が一方通行の向きが変わること(午前中は東向き、午後は西向き)に注意が必要です。
したがって、訪れる時間によって行き帰りの経路が異なる可能性があります。

庭園が望めるエリアにはソファが配置されており、リラックスしながら展示を楽しむことができます。現在は吉備路に関連する文学者や猫に関する展示が行われており、非常に興味深いものでした。

吉備路文学館の詳細情報

施設詳細情報
施設名 吉備路文学館(きびじぶんがくかん)
所在地 〒700-0807 岡山県岡山市北区南方3丁目5-35
交通アクセス 山陽自動車道岡山ICから約20分
JR岡山駅から徒歩約15分
駐車場 あり(8台)
営業時間 9:30~17:00(入館は16:30まで)
休業日 月曜日(祝日の場合は翌日)、12月28日~1月4日、
展示替えなど特別休館日
利用料金 大人400円、高・大学生300円、小・中学生200円
問合せ先 0862237411
公式サイト 吉備路文学館
備考

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