ヒイゴ池湿地|絶滅危惧種に指定されているハッチョウトンボやサギソウの自生地【総社市】

ヒイゴ池湿地 お出かけ
ヒイゴ池湿地

岡山県総社市にある「ヒイゴ池湿地ひいごいけしっち」は、岡山自動車道の道路脇に位置するサギソウ自生地です。

花びらが翼を広げたシラサギに似ていることからその名がついたサギソウは、昔は色んな場所で見られましたが、現在では絶滅危惧種として知られています。

ヒイゴ池湿地のサギソウ

日本道路公団並びに地権者、地元関係者、行政機関が努力を惜しまず保護・保全活動を行っていることで、ヒイゴ池湿地にはサギソウやサワヒヨドリをはじめとする貴重な植物、世界最小のトンボで絶滅危惧種に指定されているハッチョウトンボなど貴重な生物が生息しています。

ヒイゴ池湿地のハッチョウトンボ

サギソウは、7月下旬頃から咲き始めお盆頃に見ごろを迎えます、小さいながらも優雅に咲き誇る姿を見て楽しむことができますよ。

ヒイゴ池湿地の看板

ヒイゴ池湿地のおすすめポイント

  • 総社市が中心になり、地元自然保護団体と協力して維持管理を行っています。
  • 最寄り駅から徒歩40分ほどでたどりつくことができます。
  • 駐車場も完備していますので、車で見に行きたいというときでも駐車場に困る心配がありません。
  • サギソウのほかにキキョウも咲いています。

ヒイゴ池湿地のレビュー・口コミ

サギソウを見たくて、お盆が見頃だというので早朝に訪れました。高速道路のすぐそばにこんな湿地があるとは知りませんでした。小さな湿地ですが、湿地内の植物や生き物を観察できるように木道が整備されています。
サギソウが自然に咲いており、近くで見ると名前の通りサギの形をしているのが確認でき、離れて見ると草原にサギが飛んでいるようにも見えました。昔はどこにでも自生していたようですが、ここで保護されているおかげで初めて見ることができました。

山陽自動車道のすぐ横にある湿地です。駐車場は約40台分あり、トイレやゴミ箱はありません。四季折々の動植物を楽しむことができ、平日に訪れるとほぼ独り占めの状態で観賞できます。遊歩道は多少傷んでいるのでご注意ください。周辺には多くの散策地やウォーキングポイントが徒歩1時間以内の距離にあるので、ぜひ休憩がてら立ち寄ってみてください。

ハッチョウトンボの季節だったので、多くの人が訪れていました。湿地にはハッチョウトンボ以外にも様々なトンボが飛んでいました。湿地内にはトンボや植物を紹介する看板が3ヶ所ほどあり、名前を確認するのに役立ちました。また、地元の小学生が作った看板もあり、自然を大切に思う気持ちが伝わってきました。

ヒイゴ池湿地の詳細情報

施設詳細情報
施設名 ヒイゴ池湿地(ひいごいけしっち)
所在地 岡山県総社市福井
交通アクセス 岡山自動車道岡山総社ICから車で約20分
JR東総社駅から車で約20分
駐車場 あり
営業時間 散策自由
サギソウ:7月下旬頃~お盆頃
ハッチョウトンボ:秋頃
休業日 なし
利用料金 無料
問合せ先 0866-92-8277(総社市観光プロジェクト課)
公式サイト 総社市公式観光サイト公式ホームページ
備考

周辺観光情報 ここもオススメ!

総社市には「ヒイゴ池湿地」の他にも見どころが沢山あります。ぜひ足を運んでみてくださいね。

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