岡山県真庭市にある「備中鐘乳穴(びっちゅうかなちあな)」は、井倉洞と並ぶ岡山の2大鍾乳洞です。中はひんやりと涼しく、夏場は気持ちが良いです。
岡山県吉備高原の北端に位置し、標高300メートルにある大鍾乳洞は、白亜の殿堂と称されています。洞口は石灰岩でできており、地下に広がっています。
駐車場からは、杉林の谷間を下って約100メートル進みます。自然の冷気が身に迫り、入り口の高さは20メートルで幅は3メートルあります。
平安時代に書かれた『日本三大実録』に記された、文献に残る日本最古の鍾乳洞として知られる鍾乳洞で、全長約800mのうち、現在は約300mが観光洞として公開されています。
洞内の最高気温は一年中9度で、夏は涼しく、冬は暖かいです。照明設備や歩道などの整備もされており、洞内は平坦で、年齢に関係なく探検がしやすいのも特徴です。
洞内には、「夢の宮殿」と称される大広間や、高さ3メートル、直径5メートルの巨大な石筍「洞内富士」、22階層から成る「五重の塔」といった鍾乳石や石筍カーテンが無数に発達し、多様で変化に富んだ壮大な景観が広がっています。
その規模と壮大な眺めは、全国的に類を見ないものです。歴史的には、平安時代の朝廷が「カルシューム」として利用し、薬源として重要視されていたことが、「日本三代実録」や「文徳実録」などの古文献に記されています。さらに、『西遊記』や『日本風景論』でも紹介され、実際に岡山県の天然記念物に指定されています。
自然が作り出した美しい鍾乳洞の様子や、水の滴る音など、風情を感じてとてもおすすめの観光スポットです。
備中鐘乳穴のおすすめポイント
- 22階層の鍾乳石からなる「五重の塔」は日本一とも言われています。
- 高さ3m、直径5mの大石筍「洞内富士」のダイナミックな景観には、圧倒されます。
- 岡山県指定天然物「びっちゅうひかげのわらび」の群生があります。
- 6月下旬~7月上旬頃には幻想的なヒメボタルが乱舞する風景が楽しめます。
備中鐘乳穴の様子・口コミ
大人の入場料は700円です。 受付を済ませた後は、約200メートルの長い坂を下ります。鍾乳洞の内部はそれほど広くありませんので、写真を撮りながらゆっくり進んでも、約20分ほどで最奥部に到着しました。 さまざまな形状の鍾乳石があり、退屈はしませんが、広さが足りないので、やはり少し物足りなかったですね。
ちなみに、坂道には自然がいっぱいで、ヘビがいました。 落ち葉の中に紛れていて、全く気づかずに蹴り飛ばしてしまいました。舗装されているからといって油断はできませんね。
備中鐘乳穴のヒメボタルです。7月6・7日も夜間営業しますよ!https://t.co/emxl7ifgC0 pic.twitter.com/6wYrRGYqMH
— 真庭観光局 (@maniwatrip) July 2, 2019
家族で訪れましたが、最初はかなりの坂道を下ります。(帰りの登りはきつかったです…)中に入ると、通路がありますが、鍾乳洞に触れることもできます。日本一の高さ3メートル、直径5メートルの大きな石筍「洞内富士」や、22階層から成る「五重の塔」など、素晴らしい鍾乳洞でした!
『備中鐘乳穴』
(びっちゅうかなちあな)日中の気温が高いうちに行っておこう、、と
涼みに行ってきました。
文献に残る日本最古の鍾乳洞だそうです。(ライトアップされているまま、色味加工なしで上げます) pic.twitter.com/RLQ6Ra6ej3
— いろ葉うた☘️🍉 (@irohauta228) September 25, 2022
ただし、洞窟の内部は神秘的で、温度も一定で非常に快適な場所です!ただし、一番奥の谷には絶対に近づかない方が良いです、下が見えないため危険です。
帰りに洞窟を出る際には、また神秘的な風景に出会うことができます!ぜひ一度、訪れてみてください。
子供たちはまだ小さいので、井倉洞は長いので無理だろうなぁと思いました。また、最近満奇洞にも行ったばかりだったので、今回はこちらを選びました。
この鍾乳洞は小学生低学年くらいの子供たちにちょうどいい長さです。
照明は満奇洞ほど凝ったものではありませんが、それでも楽しむことができます。
洞窟にたどり着く前の苔むした道では、何度か滑りそうになりましたが、それもまた楽しい経験でしたよ。
私たちの前には一組、後ろには一組がいました。
岡山県の備中鐘乳穴という、日本最古と言われてる鍾乳洞に来ました😊
年間を通じて9℃という夏は涼しく、冬は暖かい気温😊
神秘的な自然の迫力って凄いですね😊
ここ何ヵ月か仕事がぶっ通しだったので良い気分転換になりました😌
パワーアップしたはず😁さて、
帰って仕事します😂 pic.twitter.com/yv66ItJpY6
— やす子⤴️FX🌟あほあほトレーダ-😂✌️ (@NlQYCxRIncWsIkV) August 17, 2021
私は8月中旬に訪れましたが、鍾乳洞内の気温は摂氏9度と非常に低く、まるで冷蔵庫の中にいるような寒さでした。 寒さが苦手な方は、何か羽織るものを持参することをおすすめします。
内部は奥行きがあり、場所によっては天井も非常に高く、開放感があります。 夏の時期には、涼を求めて訪れるのにぴったりの場所だと思います。
岡山県の備中鐘乳穴が綺麗すぎた… pic.twitter.com/Fbjlwx4ITs
— 都市計画チャンネル/@UrbanDevelop (@develop_news) August 18, 2022
1月と2月は土日祝日のみ営業しています。基本的には午前10時から入場できます。駐車場の端にある売店で入場料を支払います。現金のみ受け付けているようです。チケットを購入したら、売店の横にある下り坂を約5分ほど下って洞窟に入ります。
雨上がりなどでは苔で滑りやすくなっているため、走らないように注意しましょう。危険です。鍾乳洞内は予想以上に広く、まずまず楽しむことができました。途中で水滴が結構落ちてくるので、帽子などがあるとより良いでしょう。靴はスポーツシューズ以上がおすすめです。
備中鐘乳穴の詳細情報
施設名 | 備中鐘乳穴(読み方:びっちゅうかなちあな) |
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所在地 | 〒716-1411 岡山県真庭市上水田8854-1 |
交通アクセス | 中国自動車道北房ICから約15分 |
駐車場 | 普通車160台、バス20台 |
営業時間 | 10:00~17:00(冬期11月~3月は16:00まで営業) ※ 1月、2月は日,祝祭日のみ営業 |
休日 | 不定休 |
利用料金 | 大人700円、中・高生500円、小人(5歳以上)350円 |
問合せ先 | 0866-52-2962(備中鐘乳穴 北房鐘乳洞観光株式会社) |
公式サイト | 備中鐘乳穴公式サイト |
備考 | ヒメボタル:6月下旬~7月上旬 6月最終土・日曜日、月初めの土・日曜日に夜間開放され、ホタルの乱舞を楽しむことができます。 |
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真庭市には「備中鐘乳穴」の他にも見どころが沢山あります。ぜひ足を運んでみてくださいね。
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