岡山市中区浜にある「夢二郷土美術館本館(ゆめじきょうどびじゅつかんほんかん)」は、大正時代に活躍した岡山出身の詩人画家・竹久夢二に関する展示が行われている美術館です。岡山後楽園のすぐ近くにあります。
大正時代を感じさせてくれるレンガ造りの建物では、竹久夢二の代表作である“立田姫”や“西海岸の裸布”をはじめとする3,000点以上の作品を所蔵しており、年4回の企画展では企画テーマに合わせた作品を常時100点以上展示しています。
展示空間以外にもカフェやミュージアムショップもあり、ショップではここでしか購入できないオリジナルグッズが取り揃えられています。
夢二郷土美術館本館のおすすめポイント
- カフェでは岡山の食材にこだわった千屋牛のカレーなどの食事メニューや、焼き菓子などのスイーツメニューが味わえます。
- 気まぐれで出勤する美術館の看板ねこ“黑の助”に関するパネルも展示されています。
- 岡山城や後楽園からも近いため、美術館鑑賞とともに観光を楽しむこともできます。
- レンガ造りの建物がとてもおしゃれです。
夢二郷土美術館カフェ「art café 夢二」
「暮らしの中にある芸術」という竹久夢二の信念を再現するために、体感型展示室兼カフェ、ミュージアムショップが設けられています。
この空間は、竹久夢二と夢二デザインを新たな形で表現した水戸岡鋭治とのコラボレーションデザイン空間であり、時空を超えた存在です。
展示室内に設置されたアートカフェは、ゆったりと竹久夢二の版画などを鑑賞しながら、訪れる方々に心地よい時間を提供します。
これは夢二が晩年に「榛名山美術研究所」で実現しようとした「暮らしの中にある芸術」を再現するための試みです。竹久夢二のふるさとである岡山で、心に残るゆったりとしたひとときをお過ごしいただけます。
「art café 夢二」メニュー
- シェフ特製 千屋牛ハッシュ・ド・ビーフ セット 1,900円
- 夢二のミニアフタヌーンティーセット 1,650円 ほか
夢二郷土美術館本館の様子・口コミ
ミュージアムショップでは、夢二の黒猫や黒の助に関連したアイテムも販売されており、ネコ好きの方にとってはついつい財布の紐が緩んでしまうでしょう。
ちなみに話は変わりますが、館内には夢二の青年期の写真が吊り下げられており、その姿に驚かされます。まるでアイドルのような少女漫画に出てくる男の子のような顔立ちです。もし生きていたら、バレンタインデーにたくさんのチョコレートをもらっていそうですね。
また、館内には黒の助のための休憩用小部屋もありますので、運が良ければ黒の助に出会えるかもしれません。岡山は本当にネコ好きな街ですね。
夢二郷土美術館本館のカフェ、ミュージアムショップであるart café 夢二 はこんな感じで、可愛い夢二グッズが沢山展開されています。きびだんこも今回のコラボ展に合わせて私の絵柄が入ってます。この夢二柄きびだんご大好きだったので感無量です。 pic.twitter.com/ct8nhyr2vW
— マツオヒロミ・マガジンロンド発売中 (@matuo) July 21, 2022
看板猫の猫ちゃんもいます。ちょうどお昼寝中でした。
最後は、カフェが展示室を兼ねています。 グッズを購入したり、イートインもできます。 夢二が好きだったお菓子「ガルバルジィ」をいただくことができます。とても美味しかったです。
近くまで来るなら、ぜひ立ち寄ってください。
夢二郷土美術館本館の企画展「竹久夢二×マツオヒロミ ♥トキメキの大正浪漫♥」に行きました。
マツオヒロミさんの描く女の子が本当に可愛くてステキでした✨
マツオさんのキャプションで見る竹久夢二の絵も良かったです。ステキな時間を過ごせました☺#マツオヒロミ#竹久夢二#夢二郷土美術館 pic.twitter.com/zR5ue1lMuF
— こまつ (@chiakioichika) September 24, 2022
マツオヒロミさんの絵はどれも素晴らしかったのですが、特に企画展のキービジュアルとなっている夢二の作品「蘭燈」をモチーフにしたイラストに目を奪われました。
美術館の内部は小さな印象ですが、見応えがあり、夢二の作品や歴史を学ぶのにとても良い場所でした。
夢二郷土美術館 本館にて
お庭番 黒の助に出逢いました
お洒落 pic.twitter.com/hPkdbMkOv5— Kyoko (@TaroandHhoo) September 12, 2019
駐車場や駐輪場は美術館の奥にあります。運が良ければお庭の番頭、黒の助という猫に会えるかもしれませんが、私はまだ出会ったことがありません。
後楽園そばの夢二郷土美術館本館で夢二の世界を堪能しました。自分としては企画展のカワイイ乙女度満載のものの方が好みですが、森田さんの曲のイメージは「お夏狂乱」が一番ぴったりでした。自分へのお土産は「お夏狂乱」の絵葉書と三味線草の書類入れ。ひでみちゃん、どうもありがとう。 pic.twitter.com/ogGrFGtWdG
— みわみーご (@miwamigo) August 14, 2018
夢二郷土美術館本館の詳細情報
施設名 | 夢二郷土美術館本館(ゆめじきょうどびじゅつかんほんかん) |
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所在地 | 岡山県岡山市中区浜2-1-32 |
交通アクセス | JR岡山駅より直行バスまたは後楽園方面バスで約15分、もしくは岡山駅より路面電車5分乗車後徒歩15分 |
駐車場 | 無料駐車場普通車10台、大型バス2台有り |
営業時間 | 9:00-16:00 |
定休日 | 月曜日、月曜日が祝日の際は翌日休み |
利用料金 | 大人:800円、大学生:400円、高校生:400円、 中学生:400円、小学生:300円 (20人以上で2割引) |
問合せ先 | 086-271-1000 |
公式サイト | https://yumeji-art-museum.com/ |
備考 |
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岡山市には「夢二郷土美術館本館」の他にも見どころが沢山あります。ぜひ足を運んでみてくださいね。
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