岡山市北区丸の内にある「ラビットホール」は、日本有数のアートコレクターである⽯川康晴が理事長を務める公益財団法⼈⽯川⽂化振興財団が、2025年4月にオープンした現代アートの美術館です。
こちらの美術館は、岡山城や岡山県立美術館など文化施設が集まる岡山カルチャーゾーンに誕生しました。
もともとは、岡山で絵画や工芸品を収集していた実業家・林原家がゲストハウスとして建設した「ルネサンスビル」。
その建物が、ルイ・ヴィトンの店舗や青森県立美術館の設計で知られる建築家・青木淳氏によって、美術館として改修されました。
館内には不思議の国のアリスに登場するウサギの穴や、イシカワコレクション総数約400点の中から、36点が一般公開されています。
ラビットホールのおすすめポイント
- 館内はどこかヨーロッパのギャラリーを思わせるような雰囲気があります。
- 異なる背景や専⾨性をもった4名のディレクターによる共同制というユニークな形式で運営に取り組んでいます。
- ラビットホール別館福岡醤油ギャラリー、食文化エリアとして⽇本茶の茶房SABOE OKAYAMAなどがあります。
ラビットホールのレビュー・口コミ
別館として位置づけられている「福岡醤油ギャラリー」と共に、北区丸の内エリアの文化的魅力をより一層引き立てています。
瀬戸内国際芸術祭が注目を集める今、岡山後楽園など他の文化施設とあわせて、ぜひ足を運んでほしいスポットです。
岡山市に4月にオープンしたばかりのラビットホール。実業家の石川コレクションの作品を展示しています。黒澤浩美氏、青木淳氏、那須太郎氏そして石川氏の4名からなる「ディレクター・コレクティブ」が手がけるユニークな体制
どこか欧州のギャラリーの雰囲気がある、日本ではないような空間でした pic.twitter.com/8QPAKMf6OJ
— 高見温|On Takami (@Soldi79710444) June 8, 2025
企画運営には、黒澤浩美氏、青木淳氏、那須太郎氏、そして石川氏の4名による「ディレクター・コレクティブ」が携わっており、その独自の体制が注目されています。
館内はどこかヨーロッパのギャラリーを思わせるような雰囲気が漂い、日本国内とは思えないような印象的な空間でした。
新たにオープンした現代美術館ラビットホールで石川コレクションを拝見。風船がぎっしり詰まった小部屋に入って動いて風船がパンッと割れたり、漂うお魚をタッチして飛ばしたら戻って来なくなったり、特に参加型の作品を楽しみました。窓から臨む岡山城とのマッチングにも趣きが。 pic.twitter.com/CBjrppqlMz
— 下田 紀之|モトシモダ (@noshimoda) May 7, 2025
風船がたくさん詰められた部屋はとても幻想的で、心から癒される空間でした。
ラビットホールの詳細情報
施設名 | ラビットホール |
---|---|
所在地 | 岡山県岡⼭市北区丸の内2-7-7 |
交通アクセス | 岡山ICから約20分 JR岡山駅から岡電高屋行きバス約15分、徒歩約4分 岡山駅前から路面電車(東山行き)約10分、徒歩約6分 |
駐車場 | なし(近隣のパーキングを利用) |
営業時間 | 10:00~17:00 (16:30最終入場) |
休業日 | ⽉~⽔曜日(祝⽇の場合は開館)、年末年始(12⽉28⽇〜1⽉3⽇)、展⽰替期間 |
利用料金 | 大人1,500円、18歳以下無料 |
問合せ先 | 086-230-0983 |
公式サイト | ラビットホール公式Instagram 石川文化振興財団公式サイト |
備考 |
周辺観光情報 ここもオススメ!
岡山市には「ラビットホール」の他にも見どころが沢山あります。ぜひ足を運んでみてくださいね。
コメント