岡山県倉敷市連島町にある「旧中山家住宅」は、明治から昭和にかけて活躍した実業家中山説太郎が約100年前、1919年(大正8年)に完成した邸宅で、高梁川東岸の丘陵南麓に立地しています。
城と見間違うばかりの11mの高さの石垣の上に重厚な長屋門があります。
母屋は、敷地内中央に位置し、入母屋造に深い軒の下屋を廻し、正面に入母屋玄関を出し、西半は中廊下の前後に座敷を配し、15畳の表座敷に大ぶりの座敷飾を備えています。
その他、中蔵、米蔵、離れ屋、長屋門、池のある庭園があります。「お城の様な家に住んでみたい」という母の願いを形にしたと伝えられています。
2018年には、国の登録有形文化財に登録されており、地元企業や住民らによって老朽化した蔵や門などの修復が行われ、2023年3月には市民の交流の場などとして活用されることを目的に、オープニングセレモニーが行われました。
旧中山家住宅のおすすめポイント
- 住宅は土日祝に一般公開されています。
- 城と見間違うばかりの石垣の上に重厚な長屋門があります。
- スケールがとても大きく、個人宅でこれほどの規模の大きさに圧倒させられます。
旧中山家住宅のレビュー・口コミ
明治、大正、昭和の時代を生き抜いた連島出身の実業家、中山説太郎が建てた豪邸です。城と見間違うほどの立派な石垣の上に、重厚な長屋門がそびえ立っています。母屋や離れ、米倉など、5つの建物が国の登録有形文化財に指定されています。どの建物も規模が大きく、個人の邸宅としてこれほどの規模を誇る家は非常に驚きです。
ロケではないんですが、岡山県倉敷市にある旧中山家住宅が本日まで無料公開という事で来てみました。
大正8年、築104年のお屋敷だそうです!雨なのもあって非常に趣き深し! pic.twitter.com/WE9YeZERrQ— 栗正ねるね (@Nell_marron) March 26, 2023
石垣や門はとても立派で、個人の邸宅としてこれだけの豪邸を構えるのは驚くべきことです。門の受付にいた紳士の方はとても親切で、詳しく説明してくださいました。清掃ボランティアも募集していましたが、もう少しお庭が整備されると、さらにその価値が高まると思います。ただし、小さなお子様を連れての訪問には、ガラスや陶器などの危険物に注意が必要です。
倉敷市の『 旧 中山家住宅』🏚
特別公開を見学してきました。
当時の職人さんの技術とスケールの大きさに感心するばかり😊
紅白饅頭までいただいて良き日でした🌸 pic.twitter.com/zzoSZWJXzF— 🍃𝓱𝓪𝓻𝓾𝔃𝓸𝓾𝟚𝟚𝟙☀🏟 (@haruzou128) March 14, 2023
100年以上前に建てられたこの御殿は、北木石をふんだんに使用した見事な建築物です。眺めも素晴らしく、ロケーション撮影にぜひ利用してほしい場所です。
旧中山家住宅の詳細情報
施設名 | 旧中山家住宅(きゅうなかやまけじゅうたく) |
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所在地 | 岡山県倉敷市連島町西之浦2955 |
交通アクセス | 水島臨海鉄道栄駅から車で10分 |
駐車場 | あり |
営業時間 | 土日祝10:00〜16:00 |
休業日 | 平日 |
利用料金 | 大人500円、小中学生300円、未就学児無料 |
問合せ先 | 090-6839-7737(旧中山家住宅保存会) |
公式サイト | 旧中山家住宅公式ホームページ |
備考 |
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