松江城│天守が国宝に指定、全国に現存する12天守の一つとして知られる名城【島根県松江市】

松江城 城・史跡・遺跡
松江城
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島根県松江市にある「松江城まつえじょう」は、松江開府の祖堀尾吉晴が慶長12年(1607)から5年の歳月をかけ完成させ、堀尾2代、京極1代、松平10代の居城とした城下町松江のシンボルです。

全国で現存する天守はわずか12城のみで、江戸時代以前に築かれた当時の姿をそのまま保ち、国宝にも指定されています。(国宝五城)

松江城内部

この松江城の天守の屋根には千鳥破風と呼ばれる装飾があったと言われており、別名を「千鳥城」とも呼ばれています。

天守の内部には豊富な歴史資料が展示されており、当時の武具や建築技法を間近に観覧できるため、歴史好きには特に魅力的な内容となっています。

松江城の絵

城の最上階の望楼まで登ると、松江市街や宍道湖が一望することができ景観抜群!
その絶景に圧倒させられる人も多いですよ。

また松江城のある城山公園内は、散策道があり、桜や梅、松や竹林など四季折々の自然を感じながらの散策が楽しめます。

松江城景色

松江城のおすすめポイント

松江城外観

  • 全国で現存する天守は松江城を含めわずか12城のみです。
  • 関ヶ原の合戦が終わって間もない頃の質実剛健な構えと実戦本位の設計が特色です。
  • 最上階からの眺めは素晴らしく、宍道湖に近い事もあり、遠くを見渡せます。
  • 松江城天守は2015年7月8日に「国宝」に指定されました。

松江城のレビュー・口コミ

天守閣までの階段はとても急で、上るのに体力が必要です。
特に高齢の方や足腰に不安がある方には負担が大きいかもしれません。
また、館内は飲食禁止なので注意が必要です。
歴史好きには見どころが多く、ぜひ訪れてほしい場所です。
なお、城内は土足厳禁のため靴を手に持って移動することになります。

見学して大満足でした。一国一城令や廃城令、さらには太平洋戦争をも乗り越えて現存する、まさに国宝にふさわしいお城です。
壁や柱の一つ一つが歴史を物語り、まるで展示品のように感じられます。狭い階段を上った先の部屋は意外と広く感じる人も多いでしょう。井戸の深さにも驚かされます。
天守からの眺望も素晴らしく、訪れる価値があります。
開場時間の8時30分に到着した時点で駐車場はほぼ満車で、30分もすると入庫待ちの車が列を作っていました。

国宝として守られているのは、この城を大切に受け継いできた地域の人々の努力のおかげだと感じます。
築城は慶長年間で江戸初期にあたりますが、まだ戦国の気配が残る時代。敵の侵入を防ぎつつ守りを固め、木材を節約しながらも堅牢に建てる工夫が随所に見られる山城です。
入城チケットは門を入った建物で自販機または窓口から購入します。一階で靴を脱ぎ、二階でチケットを提示して入場します。
二階の床には隙間があり、一階の光が差し込むのが少し怖く感じます。
階段や手すりは滑りやすいため、上り下りの際は足元に注意し、荷物を少なめにして見学すると安心です。
暗い三・四階を抜けて最上階に出たときの開放感は格別です。

松江城の詳細情報

施設詳細情報
施設名 松江城(まつえじょう)
所在地 島根県松江市殿町1-5
交通アクセス JR松江駅から徒歩約30分、
レイクラインバス10分、国宝松江城(大手前)下車
一畑電車松江しんじ湖温泉駅から徒歩20分
駐車場 大手前駐車場・・・普通車67台
城山西駐車場・・・普通車158台、大型車20台
※普通車:1時間未満 300円、1~2時間 500円、4時間以上 800円
大型車:4時間未満 1,600円、4時間以上 3,100円
営業時間 【本丸開門時間】
[4月1日~9月30日]7:00~19:30
[10月1日~3月31日]8:30~17:00
【天守閣登閣時間】
[4月1日~9月30日]8:30~18:30(登閣受付は18:00まで)
[10月1日~3月31日]8:30~17:00(登閣受付は16:30まで)
休業日 無休
利用料金 【登閣料】
[個人]大人680円 / 小人290円
[団体]大人540円 / 小人230円(30名以上)
問合せ先 0852-21-4030
公式サイト 松江城公式ホームページ
備考

周辺観光情報 ここもオススメ!

島根県には「松江城」の他にも見どころが沢山あります。ぜひ足を運んでみてくださいね。

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