後鳥羽公園(後鳥羽上皇旧跡)|上皇が詠った伝説を伝える自然公園【岡山県新庄村】

後鳥羽公園 公園
後鳥羽公園

岡山県新庄村の出雲街道沿いにある「後鳥羽公園(ごとばこうえん)」は、後鳥羽上皇の史跡にちなんで名づけられた、県天然記念物指定のしだれ栗やどんぐりの森が広がる、散策にぴったりな公園です。
当時とあまり変わらないであろう景色の中、後鳥羽上皇が配流された際の心情を追体験できます。

ドラマ『鎌倉殿の13人』でも主人公・北条義時にとって最強の敵として立ちはだかる後鳥羽上皇(尾上松也)が印象的でした。

後鳥羽公園の風景

承久の乱(1219年)の後、出雲街道を通り隠岐へ島流しされた後鳥羽上皇が休息したという場所には、上皇がかつて都へと通じた古道を目にしたとき詠った

「みやこ人たれふみそめてかよひけんむかしの道のなつかしきかな」

という歌を刻んだ歌碑があります。

後鳥羽公園の看板

後鳥羽公園マップ

後鳥羽公園マップ

後鳥羽公園のおすすめポイント

  • 見事な杉並木の街道は整備されているので、散策しやすいです。
  • 歴史ある史跡が多く残されています。
    後鳥羽公園の石碑
  • 県天然記念物指定のしだれ栗・どんぐりの森を散策できます。

後鳥羽公園の様子・口コミ

後鳥羽上皇や後醍醐天皇が隠岐配流の際に通られたという伝承の地にある自然豊かな公園です。
「硯岩」「しだれ栗」「御水池」などの伝承があり、後鳥羽上皇の歌碑も立てられています。
十分に整備されていないと感じられる箇所もあり、田舎の村の山中だけに普段は寂しげな雰囲気の場所です。
その分、当時とあまり変わらないであろう景色の中、配流の道らしさを追体験できます。

後鳥羽天皇が隠岐の島に流される途中、この地で京都を偲び歌を詠まれた硯岩があります。
当時たたら製鉄が盛んな集落があり人口千人だったそうで、路両側の杉並木が美しい場所です。
ただ、公園とはなっていますが実際にはトイレと東屋と石碑や看板が在るのみで、周り一帯はメタセコイアや白樺等々各地の樹木が生育する森林です。

後鳥羽公園の詳細情報

施設詳細情報
施設名 後鳥羽公園(読み方:ごとばこうえん)
所在地 岡山県真庭郡新庄村戸島
交通アクセス 米子自動車道蒜山ICから車で約15分
駐車場 普通車10台
営業時間 終日利用可
休業日 なし
利用料金 無料
問合せ先 0867-56-262
公式サイト 後鳥羽公園
備考

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