岡山県倉敷市阿知にある「大橋家住宅」は、江戸時代に新田開発などで財を成した大橋家が1796年に建てた町家です。倉敷美観地区の西に位置しています。
こちらの町家は、倉敷を代表する町家の1つとして数えられており国の重要文化財にも指定されています。
かつて大橋家の先祖は豊臣秀吉に仕えた武士であり、江戸時代初め頃に備中中島村に移り住んだのちに倉敷市に住むようになったと言われています。
そんな大橋家の住宅は、長屋門や倉敷窓・倉敷格子などを備えた往時の商家の姿を現在に残されており昔にタイムスリップしたかのような自分を味わうことができますよ。
大橋家住宅のおすすめポイント
- 住宅内は部屋数も多く見どころがたくさんあります。
- 昔の古銭のストラップを購入することができます。
- 古くてとても広くて、立派なお屋敷です。
- 静かな美しさに包まれた空間で、ついつい長居したくなるようなゆったりとした時間を過ごせます。
大橋家住宅のレビュー・口コミ
倉敷市での旅程で訪れた歴史的建造物の中では、この場所が一番良かったです。特筆すべきは、市などに移譲せず大橋家が現在も維持管理していることです。これほど広大で昔のままの屋敷を入場料550円で見られるのは奇跡と言えるでしょう。黒光りする木材、日に焼けてさまざまな表情を見せる畳、豊島石の一枚岩をくり抜いた流し台など、当時の姿をそのまま見せる展示内容に感動しました。
畳に洋風スタイル、好きなんです。
岡山県倉敷市/大橋家住宅 pic.twitter.com/X6cIJSkgzs
— 偏愛はな子|旅行×建物好き (@henai_hanako) September 5, 2023
蔵もあり、立派な屋敷です。部屋数も多く見所が満載です。かつて金融業を営んでいたらしく、昔の古銭のストラップを購入することもできます。倉敷の町並みも素晴らしいですが、この古民家もぜひ訪れてみてください。
日本遺産大橋家住宅!
何をした人かは知らない… pic.twitter.com/1eIl8kxFpC— 合法行為 (@9kv8xiyi_gouhou) January 14, 2023
古くてとても広く、立派な屋敷です。かつては大原家と大橋家が倉敷の二大富豪だったそうです。入館料を払って見学しようかどうか長屋門の受付で迷っていたところ、係の女性がとても丁寧に説明してくれました。屋敷は中庭を囲むように座敷がいくつもあり、とても広いですが、非常にきれいに保存されています。花や帯が飾られているなど、観光施設としての主張が強すぎず、古くて良いものをそのまま見せようという姿勢が伝わってきました。
大橋家住宅の詳細情報
施設名 | 大橋家住宅(おおはしけじゅうたく) |
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所在地 | 岡山県倉敷市阿知3-21-31 |
交通アクセス | 山陽自動車道倉敷ICまたは、瀬戸中央自動車道早島ICから約20分 JR倉敷駅から徒歩約10分 |
駐車場 | なし |
営業時間 | 9:00~17:00(4月~10月の土曜日は18:00まで) |
休業日 | 12月・1月・2月は金曜日、12月28日~1月3日、3月~10月は無休 |
利用料金 | 大人550円、小・中学生350円、65歳以上350円 |
問合せ先 | 086-422-0007 |
公式サイト | 大橋家住宅公式ホームページ |
備考 |
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倉敷市には「大橋家住宅」の他にも見どころが沢山あります。ぜひ足を運んでみてくださいね。
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