岡山県美咲町にある「北和気郷土資料館」は、廃校になった小学校跡を利用した郷土資料館です。
旧柵原町立北和気小学校跡が平成5年に柵原東小学校に統合され、廃校となりました。
グラウンドと屋内体育館は当時のまま残され、旧校舎跡地にコミュニティセンターと郷土資料館が建設されました。
2階の展示会場には、機械農業が発達する前の懐かしい農機具や生活道具が展示されていたりと、昔懐かしい品々に出会えます。
館内には地域住民が手掛けた絵画や切絵、昔の生活用具の展示、すごい数のお雛様がずらりと並べられていたり、百々人形の展示などが行われており見応えがありますよ。
北和気郷土資料館のおすすめポイント
- 例年3月1日〜4月3日まで様々な時代に作られた雛人形が展示されています。
- 地元はもちろん町外への出前講座なども開催されています。
- 時代劇や昭和時代しか見れないような生活用品の展示があり、昔にタイムスリップしたかのような気分になれます。
- 資料館奥の間には機織り機が置いてあり、古い着物の生地などを使って裂き織が学べます。
北和気郷土資料館のレビュー・口コミ
公共施設ではなく、個人の収蔵品を無料で一般公開しています。小学生にも分かりやすい手書きのパネルがとても良かったです。館長さん、ありがとうございました。
昼飯をあきらめ北和気郷土資料館へ(5/20)
1枚目:外観
2枚目:内部
3枚目:秣場騒動の解説が珍しい、当時は秣は牛馬の飼料や肥料の材料として重要な資源でした
4枚目:チェックライターは小切手等に印字して偽造を防ぐ装置だそうで pic.twitter.com/CATYjpPWqy— Sひろし (@1970er) December 25, 2017
岡山県道26号(津山柵原線)から岡山県道52号(勝央二堀中線)を進むと、こんな辺鄙な場所に旧北和気小学校があります。北和気地区は美咲町の北東部に位置し、集落は吉井川支流の甲和気川沿いの平坦地域と標高250メートルの起伏の激しい山脈の丘陵地に広がっています。平成5年に柵原東小学校に統合され、旧北和気小学校のグラウンドと屋内体育館は残され、跡地にはコミュニティセンターと郷土資料館が建てられました。当時の生徒たちは、どうやって通学していたのかと思います。
武本正博さん=津山市=の漆工芸展〜無限〜が、北和気郷土資料館(美咲町百々)で開かれています。武本さんは旧旭町出身で元ホテルマン。47歳で美咲町木工ふれあいセンターで木地造りや漆塗りを始められ、平成30年と今年、県展に入選されています。
艶があり、上質な作品の数々。16日までです。#漆工芸 pic.twitter.com/QsITPVw6V9— 青野 高陽(岡山県 美咲町長) (@takaharu_aono) October 7, 2022
見た目からすぐに学校跡と分かりますが、この資料館と隣の建物は木造校舎を再利用しているのではなく、廃校後に建てられたものです。当時の建物で現存しているのは、1982年に建築された体育館(と二宮金次郎像?)だけです。校舎は現在のグラウンドの奥側にあり、資料館の場所はかつての校庭の一部だったようです。
北和気郷土資料館の詳細情報
施設名 | 北和気郷土資料館(きたわけきょうどしりょうかん) |
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所在地 | 岡山県久米郡美咲町百々417-1 |
交通アクセス | バス停羽仁橋中鉄北部バスから徒歩34分 |
駐車場 | あり |
営業時間 | 10:00〜15:00 |
休業日 | 月曜日・火曜日 ※開館日や開館時間は変更になる場合あり、電話で確認推奨 |
利用料金 | 無料 |
問合せ先 | 0868-64-0801 |
公式サイト | 不明 |
備考 |
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美咲町には「北和気郷土資料館」の他にも見どころが沢山あります。ぜひ足を運んでみてくださいね。
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