香川県・小豆島にある「二十四の瞳映画村(にじゅうしのひとみえいがむら)」では、映画『二十四の瞳』のロケ地をリノベーションした昭和初期の文化が味わえる日本映画と文学のテーマパークです。
木造の学校建築や村の風景を再現し、大正から昭和初期のノスタルジックな雰囲気を楽しむことができ、映画村の建物の窓から瀬戸内海を望む映える写真が撮れます。
壁画アート「シネマ・アートウォール」やブックカフェ FIGURE GALLERY海洋堂、瀬戸内国際芸術祭の作品なども展示され、訪れる人々にさまざまな話題を提供しています。
また、二十四の瞳という映画を知らなくても、学校の校舎や当時の村を再現したセットなどがあって、見ているだけで楽しむことができます。
カフェや食事処も映画村の中にあり、懐かしい雰囲気の中で食事を楽しむこともできます。特におすすめなのが、昔ながらの給食セットです。スープカレーやあげパン、コーヒー牛乳などがセットになっています。
二十四の瞳映画村のおすすめポイント
- 昔ながらの給食が食べられるカフェも併設されています。給食でよく出た揚げパンや瓶の牛乳などがいただけます。トレイや食器も懐かしい気持ちにさせてくれること間違いなし。
- 写真撮影スポットがたくさん!どこを切り取っても絵になります。
- 映画館 松竹座では、『二十四の瞳』を常時上映しています。
- キネマの庵では、1950年代日本映画の黄金期の名作の数々を映像と写真で紹介したギャラリーや、アルマイトの食器が懐かしい給食セットが楽しめます。
二十四の瞳映画村の施設
シネマアートウォール
2014年に、日本映画黄金期のスターたちが出演した名場面を描いた、全長54メートルにわたる日本初の日本映画壁面パネルアート「シネマ・アートウォール」が誕生しました。
古典的な日本映画を広く知ってもらうため、全長54メートルにわたる巨大なパネルアートには、『愛染かつら』、『東京物語』、『カルメン故郷に帰る』、『二十四の瞳』などの感動的な名作が紹介されています。
食事処 「Cafe’ シネマ倶楽部」「さぬきうどん瀬戸屋」「あの頃のなつかし昼ごはん」
小豆島の伝統的な資料に囲まれた、昭和時代の懐かしい給食セットや、小豆島で生まれた人気のB級グルメ「醤(ひしお)丼」やさぬきうどんなどを楽しむことができる、レトロな雰囲気の飲食店が三つあります。
ギャラリー松竹座
1994年に建設された「松竹座」は、木下恵介監督の生誕100年と壺井栄の小説『二十四の瞳』の原作発表60年を祝って、2012年に昭和の映画館の雰囲気を残す「ギャラリー松竹座」としてリニューアルされました。この映画館では、1954年に木下恵介監督、高峰秀子さん主演で制作された『二十四の瞳』の上映が行われています。
昭和30年代の映画全盛期の映画館の雰囲気を再現したタイル張りの館内に、個性のある切符切りが映像で登場します。
上映スケジュール:① 9:00~11:42 ② 11:42~14:24 ③ 14:24~17:00
キネマの庵
昭和の雰囲気に包まれ、日本映画黄金期の1950年代を映像や写真で振り返るギャラリーと、思わず懐かしい昭和の時代を思い出すことができる数々のレトロな展示品があります。
苗羽小学校 田浦分校
「二十四の瞳映画村」から700メートル手前にあるのが、田浦分校としても知られる岬の分教場です。この建物は明治35年に建設され、その後、明治43年から昭和46年までの約70年間、苗羽小学校田浦分校として使われていました。
廃校となった後も、校舎はそのまま保存されており、当時の机やオルガン、子供たちの制作物、黒板に書かれた生徒たちからの感謝の言葉などがそのまま残されています。この場所に座って目を閉じると、かつての日々の思い出がよみがえり、当時の雰囲気を感じることができます。
壺井栄文学館
文学館では、壺井栄の代表作『二十四の瞳』の原稿や愛用品、さらには多くの初版本などが展示されています。また、詩人の壺井繁治や作家の黒島伝治からの書簡や色紙なども収蔵されています。
木製の応接セットや「イロリの部屋」は、繁治と栄夫妻が以前住んでいた東京の白鷺の家から文学館に移され、その雰囲気が再現されています。さらに、13分間のビデオ「壺井栄文学のこころ」も常時上映されています。
二十四の瞳映画村の様子・口コミ
教室のすぐそばに海が広がっていて、それは本当に見ごたえがありました。とても素晴らしい景色でした。ただし、バスを利用する際には本数が非常に少ないので、注意が必要です!一本のバスに乗り遅れると大変です。
二十四の瞳の映画村きたんだが、これがやりたくてカシスちゃんにお供してもろた!これにてワイのリフレッシュ休暇はハッピーエンド! pic.twitter.com/motEzyU2UX
— とめもり (@t0mers) September 27, 2023
カフェやレストランも点在し、懐かしい雰囲気の中で充実した時間を楽しむことができます。昔ながらのランチセットには、スープカレーや揚げパンなどが含まれており、そのカフェも魅力的です。
「二十四の瞳」紙芝居上演!! /
9月23日(土・祝)・24日(日)
木造校舎の一年生の教室で、小豆島の観光ボランティアガイドさんによる『二十四の瞳 紙芝居』を上演いたします!!時間:①10:00 ②10:30 ③11:00
映画村ご入場のお客様は自由にご覧いただけます‼️ pic.twitter.com/p5TceQOL7w
— 小豆島 二十四の瞳 🎥 (@24_hitomi) September 23, 2023
特に学校の教室や廊下は、私が通学した小学校と同じような板張りで、昭和初期の雰囲気を感じました。再現された村の建物や町並みをゆっくりと散策すると、懐かしい感覚が蘇りました。そして、海辺から眺めた瀬戸内海と小さな島の砂浜のさざ波は、本当に素晴らしかったです。
おはようございます☀9月21日木曜日です!
小豆島にある二十四の瞳映画村では、自然とアートに囲まれたとてもノスタルジーな体験ができます!
目の前には瀬戸内海の絶景が広がっており、瀬戸内国際芸術祭作品 「漁師の夢」の展示、昔懐かしい木造校舎も残っています🎨
ぜひお越しくださいね🙌🙌 pic.twitter.com/V2SS0KWO5E— 【公式】Horai (@Horai_art) September 20, 2023
さらに、懐かしい三輪車や『三丁目の夕日』のような昭和時代の雰囲気が心にジンとくる感じで、切なくも明るい雰囲気が漂っていました。戦後の困難を乗り越え、活気ある時代が描かれ、大石先生と子供たちの姿や分教場、映画に使用された建物などを見て、かつての純粋な子供時代にタイムスリップしたような気持ちになりました。そして、その時代に忘れられてしまった大切なものを思い出しました。
二十四の瞳映画村の詳細情報
施設名 | 二十四の瞳映画村(読み方:にじゅうしのひとみえいがむら) |
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所在地 | 香川県小豆郡小豆島町田浦甲931 |
交通アクセス | 池田港から車で約35分、土庄港から車で約55分 一番近い港 坂手港から車で約15分、 小豆島オリーブ公園から車で約30分 |
駐車場 | 無料駐車場あり 150台 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
休業日 | 年中無休 |
利用料金 | 個人:大人(中学生以上)890円 、小学生450円 団体(20名以上):大人(中学生以上)800円、小学生400円 ~岬の分教場との共通券あり~ 大人(中学生以上)1000円 、小学生500円 絣着物体験:貸衣装1着 500円(60分) |
問合せ先 | 0879-82-2455 |
公式サイト | 二十四の瞳映画村公式サイト |
備考 |
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瀬戸内海の島々には「二十四の瞳映画村」の他にも見どころが沢山あります。ぜひ足を運んでみてくださいね。
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